死霊の罠の紹介:1988年日本映画。80年代のホラー映画全盛期に作られた日本ホラー映画です。テレビ局の女性レポーターに送られてきたビデオがきっかけで、撮影現場に行ったスタッフらが惨劇にあうという、当時のアメリカンホラーとイタリアンホラーをミックスさせたような作品です。
監督:池田敏春 出演者:小野みゆき(土屋名美)、本間優二(大輔)、小林ひとみ(麗)、中川えり子(理江)、桂木文(雅子)、阿部雅彦(近藤)ほか
映画「死霊の罠」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「死霊の罠」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「死霊の罠」解説
この解説記事には映画「死霊の罠」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
死霊の罠のネタバレあらすじ:起
テレビレポーター名美が編集室に入ると『眠れない夜のあなたに』と書かれた名美あての大きな封筒がありました。中にはビデオテープが入っていて名美は再生しました。中身は女性を縛り上げ目玉にナイフを刺したりして惨殺する映像でした。そしてサブリミナル手法で自分の姿が映しだされているのを名美は見つけました。名美は早速取材の許可と特集番組をプロデューサーに申し付けますがあっさり断られ、制作部の仲間を集め5人で撮影現場に取材に向かいました。
死霊の罠のネタバレあらすじ:承
名美らは工場跡に着きました。名美は不審な男に会い、名美に対し自分は人探しをしている、ここは危険だと言って去って行きました。麗とADの近藤は取材そっちのけでSEXにふけっていました。楽しみを終えた麗が木の槍で串刺しにされ殺されました。彼女らの行動は黒いコートを来た男に見られていました。雅子が撮影現場を見つけ、名美、近藤、理恵が現場に向かいました。暗い通路で麗の吊るされた死体を見つけた4人は逃げ出しました。逃げる途中一人はぐれた理恵が外に逃げ出しました。施設の中の名美らは牢屋に入れられた男を発見し再び逃げます。一方理恵は車に乗り込み走らせますが柵が閉められて出られず、浮浪者風の男に襲われます。男はお前を殺せば逃げられると言って理恵の首を絞めレイプしました。その時、コートの男が現れ、理恵も男も殺されました。
死霊の罠のネタバレあらすじ:転
名美が倒れていると謎の男が現れ二人で行動しました。途中でADの近藤の首が転がっていました。途中で男がボウガンで撃たれるも銃で反撃しました。コートの男に監禁されている雅子がモニターに映りました。名美は監禁場所を見つけ雅子を助けに向かいますが、部屋にはトラップがあり、雅子は死亡しました。そして名美にボウガンの矢がたくさん飛んできて名美に命中します。そこに男がやって来て名美を助けました。男は抜け道があるといって再び名美と抜け道に向かいました。外に出た名美は理恵の死体を見つけ話しかけました。一人になった名美は再び建物の中に向かいました。
死霊の罠の結末
名美は気味悪い部屋を見つけました。部屋には古い親子の写真が貼られ、母親の顔には大量のピンが刺されていました。母親の顔は名美にそっくりでした。そこにコートの男が現れて、ヒデキという子供と話ています。しかし子供はいません。コートの男が一人で演じているようでした。そしてコートの男はあの男でした。名美は銃を向けて警察へ一緒に行こうと迫ります。その時電気爆発が起こり、男は名美に逃げろと叫びます。そして倒れた男からクリーチャーのようなヒデキが出てきました。ヒデキは名美を襲いました。しかし、男がヒデキを自分の体に押し込み、ヒデキもろとも自分を刺しました。倒れた際にローソクが落ち男は燃えました。焼け死んだと思った男が蘇り、ヒデキの声で、もう僕の物だと言って名美に襲い掛かりますが、名美がガラスの破片を突き刺し殺しました。ヒデキは名美を狙っていたのでした。退院後、名美は自分の番組『眠れない夜のあなたに』でこの取材を取り上げました。番組が終わった後、名美に贈り物が届き、中を見ると、焼けたライターが入っていました。
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