サインの紹介:2002年アメリカ映画。奇妙な気配を感じたグラハムは子供達の寝室へ向かうも姿が見当たらない。慌てて外へ飛び出すと隣の小屋で寝ていた弟メリルも同時に飛び出してきた。広大な畑の真ん中で二人の姿を見つけたグラハム、しかし彼の目の前には畑の異様な光景が広がっていた。そこにはおよそ人間の手では作れないであろう大きな円が作られていた。それは一つではなくいくつも。その奇妙なサークルの出現はやがて世界中へと広がっていく。「シックス・センス」で高い評価を得たM・ナイト・シャマラン監督のミステリー大作。監督本人もレイ役で登場している。
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:メル・ギブソン(グラハム・ヘス)、ホアキン・フェニックス(メリル・ヘス)、ロリー・カルキン(モーガン・ヘス)、アビゲイル・ブレスリン(ボー・へス)、M・ナイト・シャマラン(レイ・ラディ)、ほか
映画「サイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サイン」解説
この解説記事には映画「サイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サインのネタバレあらすじ:サークル
夜中、気配を感じたグラハムは寝室に子供達の姿が無くなっているのに気が付いた。すぐに家を飛び出すと隣の小屋にいた弟メリルも飛び出し二人で広大な畑を探し始めた。長男モーガンと妹ボーはすぐに見つかった。しかしグラハムの頭に安堵の文字は浮かんでこなかった。彼の目の前には畑の作物が押し倒されて出来た巨大な円が広がっていた。それも一つや二つではなく大小様々な、おかしな形をしたものも見える。それは人間の手で作られた物ではない、グラハムはそう思った。その形はあまりにも綺麗すぎたからだ。
サインのネタバレあらすじ:犬
翌日警察を呼び調べてもらうもこの家以外の被害は出ておらず事件の進展はなかなか望めなかった。さらにグラハムの元を悲劇が襲う。突如飼っていた犬の一匹が子供達に襲い掛かり抵抗したモーガンはその犬を殺してしまった。これは何かの前兆なのか、それが現実となるのはその日の夜だった。ニュース番組で街の異様な光景を報道していた。夜の街の上空に浮かぶいくつもの巨大な光、それはまるで”UFO”のようだった。それから毎日ニュースではその様子を放送していた。あの畑の円は他の場所でも現れ始めた。
サインのネタバレあらすじ:生物
あきらかに世界がおかしな方へと向かっていた。モーガンはトランシーバーと宇宙人の本を持ちおかしなヘルメットを作り、ボーは家のあちこちに水の入ったグラスを置いていた。ある日グラハムの元にレイから電話が入る。レイはグラハムの妻を車の事故で死なせていた。かかった電話からはレイの名だけが告げられた。気になったグラハムは彼の家へ行くと湖へと逃げる所だという。彼は自分の家の一室にある生物を閉じ込めているとグラハムに伝えその場から去って行った。グラハムは彼の家で人間ではない生物を見つける。
サインのネタバレあらすじ:襲撃
世界は日に日に悪くなる一方だった。グラハムも先日の生物の一件で家族の危機を感じていた。そしてある夜ついにグラハム達4人の家に彼らが襲い掛かる。グラハム達は急いで地下へと逃げ込んだ、しかし彼らの手はもう扉の向こうまで迫っていた。なんとか扉を死守することは出来たがしばらくはここで身を隠さなければいけない。しかしそんな時にモーガンの喘息が悪化。薬があるのは上の部屋だった。日が昇った時彼らからの襲撃の音は聞こえなくなった。グラハム達はモーガンの薬を見つけるため地下室から出ることにした。
サインの結末:運命
彼らの姿は見られなかった。安心したグラハム達は薬を探しボーが欲しがるテレビを居間に運んだ。モーガンから少し目を離したのが悪かった。テレビを居間に運んだ所であの生物がモーガンを抱えていた。その生物は腕から奇妙な管を出しガスを噴出、モーガンに吸わせた。これは運命かグラハムは冷静にメリルに指示を出す。元優秀なマイナーリーグの選手のメリルは近くにあった自身のバットでその生物に襲い掛かった。そして転んだその生物はぶつかって落ちてきたグラスの水を浴び死んでしまった。モーガンは喘息のおかげか気道が塞がっていたせいでガスを吸わずにすんだ。バット、水、喘息、全ては運命なのかとグラハムは考える。
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