シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトの紹介:2020年イギリス映画。第2次世界大戦前のイギリスに、ドイツのナチス党員の子女を教育する学校が存在しました。しかし、学校はイギリスの諜報機関の監視下に置かれています。イギリスとドイツの戦争が迫る中、ドイツ政府は、生徒のドイツへの脱出を決めます。しかし、学校の校長とイギリス諜報員は、脱出は危険と、生徒を守る決意を固めます。本作は第2次世界大戦前の緊迫した国際情勢を舞台にしたサスペンス映画です。
監督:アンディ・ゴダード 出演:エディ・イザード(トーマス・ミラー)、カーラ・ジュリ(イルゼ・ケラー)、ジェームズ・ダーシー(ドレイ)、ジュディ・デンチ(ロコール校長)、デヴィッド・ショフィールド(スミス)、ほか
映画「シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」解説
この解説記事には映画「シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトのネタバレあらすじ:起・ナチス系の学校とイギリス諜報員
1939年の夏、イギリス南部のベクスヒル=オン=シーのオウグステ・ヴィクトリアスクールは、ナチスドイツ幹部の子女に英語教育をしています。イギリスとドイツの関係が悪化する中、この学校はイギリス諜報員の監視下に置かれています。
この学校に教師として勤務するイギリス諜報員ウィースレイは、スパイ活動用のカメラをなくします。彼は上司のスミス(デヴィッド・ショフィールド)に連絡し、逃走します。しかし、彼は行方不明になります。
トーマス・ミラー(エディ・イザード)はウィースレイの後任の英語教師[スパイ]として学校に向かいます。彼はバス運転手チャーリーと仲良くなります。ミラーは体操教師のイルゼ(カーラ・ジュリ)と挨拶します。
ミラーはロコール校長(ジュディ・デンチ)の面接を受けます。彼女は彼の能力を評価しながらも、彼を疑います。ミラーはドイツ語を話して彼女を信用させ、採用されます。
ミラーは、ドイツ語を話し生徒と信頼関係を築きます。浜辺での水泳の授業中、生徒がウィースレイの水死体を発見します。
シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトのネタバレあらすじ:承・生徒のドイツへの逃亡計画
ミラーとスミスは、ウィースレイは自殺か他殺かと話します。スミスは、ドイツとの戦争が迫っている、ドイツ政府は生徒をドイツに逃がすといいます。上司は、生徒は人質としてイギリスに留めることをミラーに命じます。
ミラーは生徒がヒトラーの演説を聞いているのを見ます。生徒たちはは熱狂して、ヒトラーを称えます。
ミラーと生徒はチャーリーの運転で、遠足にでかけます。ミラーと生徒は国際情勢を忘れ、楽しい時を過ごします。
ミラーはイズラの部屋に忍び込み、書類を調べます。イズラとドイツのスパイが部屋に来ると、ミラーは隠れます。イズラとドイツからのスパイは、翌日に生徒を飛行機でドイツに逃がす計画を話しています。ミラーは隠れてその会話を聞きます。
ミラーは至急スミスに会い、生徒逃亡の計画を話します。しかし、イズラはミラーを疑い、後を追いかけてスミスを殺害します。ミラーは銃を見つけ、イズラの仕業と感じます。そこへ警官が駆けつけますが、ミラーは逃げ出します。
シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトのネタバレあらすじ:転・逃げるミラーと生徒
ミラーは浜辺をさまよいます。彼は自分がスミス殺しで指名手配されていることを知ります。ミラーはイギリス軍人の制服を盗んで、軍人になりすまして逃げます。しかし、制服を盗まれた男が彼を追いかけます。結局、ミラーは警察に捕まります。
逮捕されたミラーにイギリス政府のドレイ(ジェームズ・ダーシー)とウィルが訪れます。ミラーは無罪を主張。彼はイギリス諜報部の責任者に電話しろと言い、番号を教えます。ドレイは電話をしますが、諜報部にはつながりません。
ミラーは「イギリスの諜報員としてドイツの学校を監視していた、スミス殺しはイズラの仕業」だと主張します。ミラーは学校へ連れて行かれます。
ドレイは校長に会い、ミラーを個室へ連れていきます。ドレイはミラーが主張する「イズラがスミスを殺した」ということを信用し始めます。そこへイズラが来ますが、ドレイはイズラを逮捕せずに部屋から追い出します。
ドレイはミラーを殴りはじめ、自分はナチスの支持者だと自分の正体を明かします。しかし、ミラーは反撃し、ドレイを殴りミラーは逃げ出します。
ドレイはバス運転手のチャーリーに会い、助けを求めます。チャーリーはミラーをバスに乗せて自宅へ連れていきます。チャーリーはミラーの手錠を工具で壊します。
ミラーは、チャーリーに「諜報部に電話したい、今夜ドイツ学校の生徒はドイツに逃げる」と言います。
シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトの結末:生徒の運命
ドレイとウィルはミラーを追いかけ、チャーリーの家に着きます。ミラーは二人が来たことを感じ、逃げ出します。二人は、チャーリーの家を調べます。ドレイはチャーリーを脅し、ミラーの居場所を聞きますが、チャーリーは答えません。
生徒たちは逃げる準備をはじめ、学校をでます。校長は驚きますが、イズラは学校を後にします。
ミラーは公衆電話でイギリス諜報部に、生徒が逃げることを伝えます。そこへ、ドレイとウィルが着きます。ミラーは逃げ出します。イギリス諜報部はミラーの情報を信じ、警戒情報をだします。
ミラーは学校へ行きますが生徒はおらず、校長に会います。校長は、生徒ははもう外にでたといいます。
イズラと生徒達はドイツ軍機の着陸場所へ向かいます。しかし、一人の生徒が反抗します。イズラは銃を突きつけ、自分の命令に従うように言います。生徒たちはイズラに従います。
ミラーは校長に「脱出は危険で、やめさせなければならない」と言います。校長は同意し、ミラーと生徒を探します。
イズラは飛行機の着陸場所に着きます。ドイツの飛行機が上空に現れます。校長とミラーは飛行機を目撃し、イズラたちの居場所を突き止めます。そこへ、イギリス軍が現れ、ドイツ軍飛行機を撃退します。
ミラーはイズラに銃を向け、生徒解放を求めます。イズラも銃を向け、ミラーを撃ちます。ミラーは立ち上がり校長とイズラを説得します。イズラは抵抗をやめます。生徒たちは解放され、校長と抱き合います。
1939年9月3日、ミラーと校長は今後について話し合います。ミラーはイギリス政府に戻ると話します。生徒は歌をうたい、ミラーとの別れを惜しみます。ラジオでは、チェンバレン首相による、イギリスとドイツの開戦を告げる演説が流れるのでした。
以上、映画「シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」のあらすじと結末でした。
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