スケート・キッチンの紹介:2018年アメリカ映画。実在するガールズスケボーチーム「スケート・キッチン」のメンバーが主演、ウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミスが共演した青春ドラマです。ニューヨーク郊外を舞台に、スケーターとして生きる女の子たちの日常や恋愛、等身大の悩みなどを描き上げていきます。
監督:クリスタル・モーゼル 出演者:レイチェル・ヴィンベルク(カミーユ)、ジェイデン・スミス(デヴォン)、アーディーリア・ラブレス(ジャネイ)、カブリーナ・アダムズ(ルビー)、ニーナ・モラン(カート)、ジュールス・ロレンゾ(エリザ)、アジャニ・ラッセル(インディゴ)、ブレン・ロレンゾ(クイン)、エリザベス・ロドリゲス(レナータ)ほか
映画「スケート・キッチン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スケート・キッチン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スケートキッチンの予告編 動画
映画「スケート・キッチン」解説
この解説記事には映画「スケート・キッチン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スケートキッチンのネタバレあらすじ:起
ニューヨーク・ロングアイランドの母子家庭に育った18歳の少女カミーユ(レイチェル・ヴィンベルク)は、公園で一人スケートボードの練習に熱中していました。カミーユにとってはスケボーこそが唯一の楽しみであり、夜もスマホでスケボーの動画を見る程でしたが、練習中に怪我をしてしまったことで母からスケボーを禁じられてしまいました。
それでもスケボーを諦めきれないカミーユは、ある日、スマホのSNSで「スケート・キッチン」と名乗る女子だけのスケボー集団の存在を知り、母の目を盗んで電車に乗り、彼女たちがたむろしている拠点へと向かいました。
カミーユはそこで「スケート・キッチン」のメンバーであるジャネイ(アーディーリア・ラブレス)、カート(ニーナ・モラン)、ルビー(カブリーナ・アダムズ)、インディゴ(アジャニ・ラッセル)らと出会い、内気な性格のカミーユは、彼女たちのノリに最初のうちは戸惑いつつも、次第に親睦を深め合っていきました。
スケートキッチンのネタバレあらすじ:承
カミーユは門限に厳しい母から何度も引き留められますが、それでもこっそりと自宅から愛用のスケボーを持ち出しては「スケート・キッチン」の仲間たちと遊んでいました。
やがてカミーユは母からスケボーを取り上げられてしまいますが、それでも仲スケボー仲間たちに新しいスケボーを作ってもらってスケボー活動を続けていました。
ところがそんなある日、カミーユは自分を追ってきた母と喧嘩となり、家出してジャネイの家に居候することにしました。カミーユはジャネイに自分の両親は離婚して父とは離れ離れになっていることなどを打ち明けました。
それからというもの、カミーユは仲間たちと共にスケボー男子たちと交流を持ち、一緒にナイトクラブに繰り出し、仲間たちが男子たちと酒やタバコを嗜みながら愛し合う場にも居合わせたりして過ごしていました。
そんなある時、カミーユはスケボーとカメラが生きがいの男子デヴォン(ジェイデン・スミス)と知り合い、やがてデヴォンと写真撮影などを通じて打ち解けあっていったカミーユは、仲間たちよりも彼と二人で過ごす時間が多くなっていきました。
スケートキッチンのネタバレあらすじ:転
ある日、ジャネイが滑っている最中に足首を捻挫してしまい、しばらくの間「スケート・キッチン」の活動を休養することになりました。ジャネイがいない間も「スケート・キッチン」のメンバーは活動を続けていましたが、そんなある時カミーユはインディゴから、ジャネイとデヴォンはかつて交際していたことがありその後も別れたり復縁したり繰り返していること、そしてジャネイは今でもデヴォンに未練を持っていることを聞かされました。
しかし、カミーユはそのことを気にしつつも、ジャネイや「スケート・キッチン」メンバーには内緒でデヴォンやその仲間たちとつるむようになっていきました。
そんなある日、カミーユは自分の腕に自信を失いましたかけていたジャネイをスケボー場に連れていきました。しかし、ジャネイはSNSに投稿されていたデヴォンの写真にカミーユが写っていることに気づき、カミーユを問い詰めました。
カミーユは必死で弁明しますが、他の男子たちとの関係も問われたカミーユは、ジャネイや仲間たちの信頼を失い孤立してしまいました。
スケートキッチンの結末
「スケート・キッチン」を去ったカミーユはジャネイの家からも出ていき、デヴォンが仲間たちと暮らす溜まり場へと流れ着きました。しかし、カミーユはどうしても男子たちと打ち解けることができず、ある日の夜に帰宅してきたデヴォンに関係を持とうと近づきました。
ところが、デヴォンはカミーユのことを妹や仲間のようにしか思えないとして、カミーユの求めを拒みます。カミーユは悲しみのあまり、長い間戻っていなかった我が家へと久しぶりに戻っていきました。母はカミーユを叱ることなく温かく迎え入れ、カミーユは思わず涙をこぼしました。
こうして母と和解を果たしたカミーユは彼女にスケボーの魅力を伝え、母もようやく娘のことを理解してくれました。母はカミーユに対し、ジャネイや「スケート・キッチン」のメンバーたちと和解することを勧めました。
最初のうちは難色を示したカミーユも、勇気を振り絞って仲間たちにSNSを通じて謝り、ようやくカミーユは大切な仲間たちと和解を果たしました。そしてカミーユは「スケート・キッチン」の仲間たちと共にスケボーで街へと繰り出していきました。
以上、映画「スケート・キッチン」のあらすじと結末でした。
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