スラップ・ショットの紹介:1977年アメリカ映画。アイスホッケーを題材にした傑作コメディ。その暴力描写と下品な表現が当時話題となった。ジョージ・ロイ・ヒル監督が、「明日に向って撃て!」と「スティング」以降、唯一ポール・ニューマンと組んだ作品。
監督:ジョージ・ロイ・ヒル 出演:ポール・ニューマン(レジ)、マイケル・オントキーン(ネッド)、ジェニファー・ウォーレン、メリンダ・ディロン、ストローザー・マーティン、ほか
映画「スラップ・ショット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スラップ・ショット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スラップ・ショット」解説
この解説記事には映画「スラップ・ショット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スラップ・ショットのネタバレあらすじ:起
チャールズタウン・チーフスは北米プロアイスホッケーのチーム。しかし、マイナー・リーグで最下位に喘いでいました。対戦する他のチームにもロクな奴がおらず、みんな色々と不満を抱えています。チーフスにはプリンストン大卒のネッドという変わり種もいますが、他は選手兼監督のレジを含め、いかにも3流選手らしいダメな男ばかり。チームの地元の工場が閉鎖され、そこで働く人間も解雇と決まったため、彼らが観客の大部分を占めていたチーフスもおそらく解散だろうとネットは言います。チームのオーナーは身元を明かさず、謎の存在。直談判するわけにもゆきません。
スラップ・ショットのネタバレあらすじ:承
しかし、マネージャーはなぜか新たに3人の新人選手を雇い入れます。スーツケースに玩具を詰め込んだ彼らにレジは呆れ顔。もうチームもダメだと諦めます。彼は妻とは別居中。ネッドの方も奥さんが今の生活に不満タラタラで、彼は飼い犬ばかり可愛がっています。あるゲームで欠員が出来、もうヤケだとばかりレジが例の新人選手たちを登用すると、その無茶苦茶なプレイぶりに観客が大喜び。ついにはファンたちがバスをチャーターして、チーフスのあとを追いかけて試合を観戦するまでになります。
スラップ・ショットのネタバレあらすじ:転
こうなったら、チームを存続させるためにラフなプレイをドンドン行うしかありません。私生活で不満があるレジも、試合で相手選手を挑発し、暴力行為を辞さないことで気分が晴れてゆきます。彼はさらに知恵をめぐらし、馴染みの記者を使って「フロリダの老人ホームがチーム買収を考えている」と嘘の情報を流します。チームの調子も上々となり、人気もうなぎのぼり。ついには優勝決定戦に出場が決まります。
スラップ・ショットの結末
しかし、ここで謎の存在だったオーナーが登場。意外なことにそれは女性で、ホッケーになど無関心。チームをただの税金対策の手段としか考えていない事が分かります。レジは彼女に悪態をつき、おかげで馘首が決定、優勝決定戦が最後の試合となります。レジはみんなに事情を話し、この試合だけはラフプレイをやめようと提案しますが、お陰で苦戦を強いられます。しかしラフプレイの評判を聞いたNHLのスカウトたちが観客席にいると知ると態度は豹変。再び暴力行為に訴えるチーム。
おかげで優勝のうえ、選手たちもレジとともに新しいチームへ移籍できることが決定しました。
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