愛がこわれるときの紹介:1990年アメリカ映画。病的な独占欲を持ち暴力的な夫から逃れるため、溺死を装って遠く離れた地で新しい人生を送ろうとする妻と、執拗に妻を追い続ける夫との攻防の行方を描いたサスペンス。
監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ジュリア・ロバーツ(サラ&ローラ)、パトリック・バーギン(マーティン)、ケヴィン・アンダーソン(ベン)、ほか
映画「愛がこわれるとき」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「愛がこわれるとき」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
愛がこわれるときの予告編 動画
映画「愛がこわれるとき」解説
この解説記事には映画「愛がこわれるとき」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
愛がこわれるときのネタバレあらすじ:計画
海辺に建つ別荘で休暇を過ごしていたマーティンと妻のローラ。表面上は仲睦まじい夫婦だったが、独占欲が強くて嫉妬深く、極度の潔癖症であるマーティンは気に入らないことがあると暴力をふるい、ローラはおびえながら暮らしていた。ある晩、2人は知り合いのヨットに乗って沖へ出る。予報に反して嵐となり、波にもまれる中気づくとローラの姿が消えていてた。泳げない彼女が海に落ちたものと必死に捜索するが見つからず、ローラは死んだものとして葬儀が行われた。
愛がこわれるときのネタバレあらすじ:新しい人生
しかしローラは生きていた。彼女はマーティンに内緒で水泳を習い、嵐に乗じてわざと海に落ちて岸まで泳ぎ着いて別荘に戻り、髪を切って結婚指輪をトイレに流すと、事前に用意してあった荷物を持ってバスに乗り込み、母親のいる老人ホームのあるアイオワへ向かう。その地でローラは名前を変え、家を借りて新しい人生を送り始める。そこで大学で演劇を教える隣家のベンと知り合い、彼の紹介で職も得ることができる。2人は次第に親しくなり、付き合い始めるが、素性を隠し何かにおびえた様子のローラにべンは彼女の心の傷の深さを感じ取る。ローラは自分へのベンの気持ちにこたえ、夫から逃げてきたことを打ち明ける。
愛がこわれるときのネタバレあらすじ:追跡
一方マーティンは、ローラと水泳教室で一緒だったという女性から電話があったことで不審に思い、別荘を調べると、便器の中に結婚指輪があるのを見つける。死んだときかされていたローラの母親も死んではおらず、別の場所に移されていたことを突き止め、ローラの死が偽装であることを確信する。マーティンは探偵を使って母親の新しい居所を探し出し、刑事と偽って母親からローラの交際相手の情報を聞き出す。大学からベンの跡をつけたマーティンはついにローラの生きている姿を目の当たりにし、激しい怒りに駆られる。
愛がこわれるときの結末
その晩、ベンと別れて帰宅したローラを銃を持ったマーティンが待ち構えていた。異変を聞き駆けつけたベンは格闘の末マーティンに倒されてしまう。ローラは隙を見て反撃し、銃を奪ってマーティンを撃ち彼は息絶える。ローラとベンは過去の脅威から解放される。
以上、映画「愛がこわれるとき」のあらすじと結末でした。
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