スネーク・アイズの紹介:1998年アメリカ映画。デ・パルマ監督が珍しく原案だけを担当、脚本は他人に任せたサスペンス映画。いつものように冒頭は長いワンショットだが、今回はコンピューターによる合成で20分もの長尺になっている。音楽は坂本龍一が担当。
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ニコラス・ケイジ(リック・サントーロ)、ゲイリー・シニーズ(ケビン・ダン)、ジョン・ハード(ギルバート・パウェル)、カーラ・グギーノ(ジュリア・コステロ)、ほか
映画「スネーク・アイズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スネーク・アイズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スネーク・アイズ」解説
この解説記事には映画「スネーク・アイズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スネーク・アイズのネタバレあらすじ:起
外では嵐のような雨の降るなか、アトランティック・シティのアリーナでヘヴィー級のタイトルマッチが行われています。悪徳刑事であるリック・サントーロも街の顔役たちが集まるこの試合に姿を見せます。顔の広いリックは様々な人間と挨拶を交わしますが、その中には昔からの親友ケヴィン・ダンもいます。ダンは海軍士官で、国防省と協力しながらこの会場に来た国防長官の警護を務めているのです。試合は白熱し、チャンピオンのタイラーがKOされます。
スネーク・アイズのネタバレあらすじ:承
その時、銃声が轟き、国防長官が倒れます。何者かに狙撃されたのです。警備のダンは狙撃者を射殺。サンローロが指令を下し、会場をすぐに閉鎖します。サンローロは狙撃が起こるやいなや、倒されたタイラーがすぐに起き上がったことに気づいていました。録画テープを巻き戻して調べると、挑戦者のパンチはまったく当たっていません。タイラーを尋問すると、やはり試合は八百長でした。彼は借金のためにあえて試合に負けたのですが、殺人が起こるとは思ってもいなかったのです。八百長試合だけでも大変な事実。しかもそこに国防長官の暗殺が起こるというのはどういうことなのでしょう。
スネーク・アイズのネタバレあらすじ:転
サンローロはなにか陰謀が進行していることを確信します。まず手がかりになるのは、国防長官の隣りに座っていた女が行方不明となったことです。彼女の捜索に躍起となるサンローロ。そのジュリアという女はアリーナに隣接するカジノにいました。彼女から軍需産業の不正を聞き出すサンローロ。ジュリアは国防長官にその証拠を手渡そうとしたのです。そしてなんとその不正の黒幕は親友のダンでした。友情と正義の板挟みになるサンローロ。
スネーク・アイズの結末
ダンは真相が暴かれたことを知り、彼らを殺そうとしますが、間一髪、嵐の中を警察のバンがやってきてサンローロとジュリアを救います。現場を押さえられたダンは言い訳できず自ら心臓を撃ち自殺。一旦手柄を賞賛されるサンローロですが汚職により告訴され、妻とも離婚します。入獄を控えた彼のところへジュリアがまた姿を見せます。2人はキスをし、再会を約束するのでした。
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