映画「スネーク・フライト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スネーク・フライトの紹介：2006年アメリカ映画。殺人事件の目撃者を乗せた飛行機。そこには事件の黒幕が口封じのため密かに乗せていた大量の毒蛇が潜んでいました。上空で繰り広げられるFBI捜査官や乗客たちの極限の闘いを描いたアクション・スリラー作品です。
監督：デイヴィッド・R・エリス 出演者：サミュエル・L・ジャクソン（ネヴィル・フリン）、ネイサン・フィリップス（ショーン・ジョーンズ）、ジュリアナ・マルグリーズ（クレア・ミラー）、ボビー・カナヴェイル（ハンク・ハリス）、バイロン・ローソン（エディ・キム）ほか
この解説記事には映画「スネーク・フライト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハワイ。青年ショーン・ジョーンズ（ネイサン・フィリップス）は森の中をバイクで走っていた際、偶然にも複数のギャングによるリンチ殺人の現場に遭遇してしまいます。ギャングのリーダー、エディ・キム（バイロン・ローソン）はショーンの存在に気付くと手下を差し向けて口封じしようとしましたが、隠れていたホテルに居合わせたFBI捜査官のネヴィル・フリン（サミュエル・L・ジャクソン）に助けられます。ネヴィルの取り調べと説得を受けたショーンは重要証人としてエディの裁判の証言台に立つことになり、護衛を命じられたネヴィルと共にホノルル発ロサンゼルス行きの飛行機に乗り込みました。しかし、ショーンの行動はエディに把握されており、飛行機内には大量の毒蛇が入った箱が密かに積み込まれていました。
箱に仕掛けられた時限の開閉装置が起動、予め興奮剤を打たれていた大量の毒蛇たちが箱から放たれました。トイレで大麻をキメていたカップルが最初の犠牲者となりましたが、機内の誰もが蛇の仕業だとは気づきませんでした。蛇たちは機内の電気系統を故障させ、点検のためコクピット下の電気室に入った機長を殺害しました。しかし副操縦士リック（デヴィッド・ケックナー）は機長の死因を心臓発作だと思い込んでしまい、事態には気付いていませんでした。やがて飛行機は乱気流に巻き込まれたのを機に一気に客室になだれ込み、ようやく事態を把握したネヴィルはキャビンアテンダントのクレア（ジュリアナ・マルグリーズ）の助けを借りて乗客を誘導しながら防戦しましたが、乗客やネヴィルの同僚らが次々と蛇に噛まれて命を落としていきました。
ネヴィルはロサンゼルスで待機しているFBIの同僚で親友のハンク・ハリス（ボビー・カナヴェイル）に連絡を取り、急遽ロサンゼルス空港に緊急対策チームを集結させました。ハリスは蛇の専門家プライス博士（トッド・ルイーゾ）に協力を要請、血清を用意するため蛇の種類を確認するよう指示を受けました。ネヴィルは消火器などで応戦しながら乗客たちに携帯電話で仕留めた蛇の写真を撮らせ、メールでハリスの元に送付させました。しかし、蛇たちは荷物を積み上げた即席のバリケートを突破して乗客に襲い掛かり、ネヴィルは手伝おうとしてショーンを死なせるわけにはいかないとして制しました。副操縦士リックも蛇に襲われて気絶し、飛行機のバランスが崩れて急降下を始めました。しかし、奇跡的に意識を取り戻したリックは自動操縦装置を起動させ、ようやく飛行は安定しましたが、リックは蛇に殺されてしまいました。
その頃ロサンゼルスでは、ハリスはエディが毒蛇を仕入れた先の動物密輸業者を突き止め、アジトに乗り込んで業者の身柄を捕えると共にエディが仕掛けた証拠と血清を入手、部下らにエディの逮捕を命じました。しかし、飛行機内では空調の不調が発生、蛇に噛まれた乗客たちも次々と死んでいきました。ネヴィルは蛇と闘いながら機械室に入って空調の修理を始め、飛行機操縦ゲームをやっていたという乗客トロイ（キーナン・トンプソン）に飛行機を操縦させ、全ての乗客を座らせてベルトを締めさせると、最後の手段として銃で窓ガラスを割り、気圧差で一気に全ての蛇を機外に吸い出させて始末しました。その際、キャビンアテンダントのティファニー（サニー・メイブリー）が危うく吸い出されそうになったところをショーンが助け、飛行機はトロイの操縦により無事ロサンゼルス空港へ着陸しました。任務を終えたネヴィルはクレアを食事に誘い、ショーンもティファニーと良い関係となり、ネヴィルとショーンは固い友情で結ばれました。
以上、スネークフライトのあらすじと結末でした。
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