それ ~それがやって来たら…の紹介:2018年日本映画。小林絢香と親友のすみれは、ボランティアで小学生の男女6名を引率し、山奥のキャンプ場に来る。絢香は、5年生の上杉響が一人だけみんなの輪に入らずに何かを気にしている様子を見て、おかしいと感じていた。すると、どこからか口笛が聞こえてきて……。
監督: 沖田光 出演者:平松可奈子(小林絢香)、椎名ひかり(工藤すみれ)、牧純矢(響)、浅野桃花(美咲)、加藤直輝(拓哉)、金丸竜也(勇太)、加藤大翔(稔)、ナナエ(まゆ)、有澤ミッシェル(レナ)、いしだ壱成(それ)、ほか
映画「それ ~それがやって来たら…」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「それ ~それがやって来たら…」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
それ ~それがやって来たら…の予告編 動画
映画「それ ~それがやって来たら…」解説
この解説記事には映画「それ ~それがやって来たら…」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
それ ~それがやって来たら…のネタバレあらすじ:起
ボランティア活動で、とあるキャンプ場に小学生6人『レナ・勇太・拓哉・響・稔・まゆ』を連れてきた工藤すみれ(椎名ひかり)と小林絢香(平松可奈子)。
その晩、キャンプに参加していたレナ(有澤ミッシェル)は窓の外に人影を見つける。慌てて様子を見に行った絢香たちは倒れている少女を発見する。美咲(浅野桃花)と名乗る少女に、絢香は見覚えがあるような気がしていた。
翌朝、トイレに行ったきり戻ってこない勇太(金丸竜也)を心配したすみれは、美咲のこともあるので下山して警察を呼びに向かう。一方、残された絢香は子供たちと二手に分かれて勇太の捜索へと山道を歩いていく。
それ ~それがやって来たら…のネタバレあらすじ:承
拓哉(加藤直輝)たちは、過去に自分たちがいじめて自殺に追い込んだ少年の父が復讐しているのではないかと思っていた。女子メンバーに責められ口論する拓哉たちの前に、ピエロの格好をした男がナイフを片手に歩いてくる。
コテージで美咲についていた響(牧純矢)は、拓哉たちの悲鳴を聞き、声のする方へ美咲を連れて走った。そこで響が見たのは、体を切断された拓哉たちの死体だった。
恐怖で身動きの取れない響の前に再びピエロが現れる。一方、絢香はなかなかコテージに戻らない拓哉たちを心配して山道を捜索していた。倒れている響を見つけて声をかける。
目が覚めた響は、美咲がピエロに連れていかれたと言い、二人が入っていった洞窟へと足を踏み入れる。洞窟内で、美咲とピエロは手をつないで絢香たちの方をじっとみていた。
それ ~それがやって来たら…のネタバレあらすじ:転
絢香は小学生の頃、当時空き家だと言われていた家の窓に人影が映っていることに気づいた。気になった絢香は夜な夜な空き家へと侵入する。そこで絢香が見たのは、汚れた衣類を着て顔に無数のアザがある少女の姿だった。
縛られている少女を助けようとした絢香だったのだが、その子の養父に「ここで見たことを誰かに話したら殺す。」と脅された。怖くなった絢香は空き家で見たことを誰にも話さなかった。その時に絢香が見た少女こそ美咲だったのだ。絢香が去った後、暴力を振られ続けた美咲は力尽きようとしていた。
そこへ、どこからともなくピエロが現れ、美咲に「なにか叶えてほしいことはないか」と尋ねる。美咲は「養父、逃げた絢香、外で楽しく遊んでいる子供たちに、自分と同じ苦痛を味合わせたい。」とピエロにお願いしていたのだった。
ピエロに願いを言い終えた美咲は、空き家で亡くなっていた。
それ ~それがやって来たら…の結末
亡き美咲の願いを聞き入れたピエロは、美咲の望み通り、成長した絢香と子供たちに復讐をしていたのだった。笑みを浮かべながら絢香に襲いかかってくるピエロの前に立ちはだかった響は、腹部を刺されて死んでしまう。
警察と共に戻ってきたすみれは、腹部にナイフの刺さった響と、側で座り込む絢香を見つけ、絢香はその場で殺人の容疑で逮捕された。
絢香は病院へと送致されるのだったが、そこにピエロが現れ、腹部を刺された絢香は息絶えるのだった。
以上、映画「それ ~それがやって来たら…」のあらすじと結末でした。
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