映画「ハロウィンインベーダー 火星人襲来!?」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハロウィン・インベーダー 火星人襲来!?の紹介：1989年アメリカ映画。ハロウィンの夜、田舎町ビック・ビーンでは『オーオン・ウエルズの火星人襲来』の再放送をラジオで流していました。この電波をたまたま傍受した火星人たちが、援護の為にビック・ビーンに降り立ったことから、町は大騒動になってしまう・・というSFコメディ映画です。
監督：パトリック・リード・ジョンソン 出演：ダグラス・バー（サム）、ロイヤル・ダノ（レンチミュラー）、アリアナ・リチャーズ（キャシー）、J・J・アンダーソン（ブライアン）、グレッグ・バーガー（クレンベッカー）、ケヴィン・トンプソン（ブラズニー）、ジミー・ブリスコー（ビプト大尉）、トニー・コックス（ペズ）ほか
この解説記事には映画「ハロウィンインベーダー 火星人襲来!?」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
火星人の火星帝国原子力宇宙海軍国境警備第7戦隊では作戦の失敗により提督が処刑され、新しい指揮官が着任しました。彼の指令に対し、一人が反論すると、監視ロボットに早速処刑されました。
イリノイ州のビック・ビーンという田舎町では、平和で事件もなく保安官はヒマな日々を過ごしていました。ある日、銀行にショットガンを持った老人レンチミュラーが押し入ろうとしていました。保安官のサムはレンチミュラーを止めました。銀行からクレンベッカーという頭取が出てきました。彼はやり手で、田舎町を牛耳って都市化しようとしていました。レンチミュラーの狙いはクレンベッカーでした。融資の返済期限が迫り、返せない場合は財産の差し押さえの通知書を送っていたのでした。サムが次の収穫の時期まで待ってやれと言いますが、クレンベッカーは規則だと言って応じませんでした。
サムは妻が死亡し、幼い娘のキャシーと二人暮らしでした。ハロウィンが迫っており、キャシーはエイリアンの恰好をしたいと言っていました。町のラジオ局ではハロウィンの夜、『オーソン・ウエルズの火星人襲来』を再放送で流し始めました。エイリアンに変装したキャシーはダックに変装した少年に会いました。そのころ新しい指揮官の指示で戦っていた火星人たちは相手の攻撃で防戦一方になり、母船を破壊され始め、小型宇宙船に6人が乗って脱出しました。そして宇宙船は『火星人襲来』の放送を傍受し、援護の為、地球の大気圏を突き破りビック・ビーンに青い光を放ちながら向かい、レンチミラーの納屋を突き破って着陸しました。町では『火星人襲来』のパニックの思い出を語る老人たちが、宇宙から来た光を見て本当のことを言っているのかもしれないと思い始めました。
火星人たちは宇宙船を降りて４人が町に向かいました。しかし道路で一人が轢き殺されました。地球人の攻撃にあったと勘違いして対策を練り始めました。町の住民は本当に火星人が来たと集まり始めました。しかし火星人たちは小柄でハロウィンで変装した子供に見間違われました。一方、町の住人は、武器を持って着陸した宇宙船に発砲し始めました。エイリアンに変装したキャシーは火星人が操っていた探査ロボットと仲良くなりました。そして探査ロボットから火星人たちの目的を聞きました。自分たちに攻撃を仕掛ける地球人に対し、地球を超強力爆弾「ＤＯＤ」で破壊し消滅させる計画でした。キャシーは地球を破壊したら絶交すると言い返すと、探査ロボットは困り、火星人の大佐に相談することになりました。火星人の事情を知ったキャシーは父のサムに火星人たちを逃がしてやってくれと頼みますが、サムは規則上それは出来ないと言いました。そのころ火星人は、壊れた宇宙船の横でたき火を囲みながら、火星に帰りたいと話していました。サムとレンチミラーは火星人を帰してやることで意見が一致しました。
サムとキャシーは宇宙船に乗り込んで話をしました。レンチミラーは宇宙船を飛ばす為に準備をし始めました。サムの提案で、花火を集めて発射のための火薬にしようという事になり、点火しようとした時、怖い監視ロポットがやって来ました。火星人は監視ロボットの指示に従い一旦地上に降りました。火星人が監視ロボットに逆らえないと分かったレンチミュラーは監視ロボットにいいものをあげようと言って、点火したダイナマイトを渡して爆破しました。そして火星人を宇宙船に乗り込ませ、花火に点火すると宇宙船は大気圏を突き破り帰路につきました。
翌朝、クレンベッカーはレンチミラーの家を差し押さえに来ました。レンチミラーは強気で自分の農場を見せました。そこは火星人たちが、帰してくれたお返しに、作物を大量に実らせてくれて大豊作になっていました。この作物を売って金を返すことが出来るため、クレンベッカーの思惑は失敗に終わるのでした。
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