スターゲイトの紹介:1994年アメリカ映画。エジプトで発見された円形の石碑。学会の異端児として相手にされなかったダニエル・ジャクソン博士のもとに石碑の研究チームの責任者キャサリンがやって来る。チームが2年かけても解けなかった謎を解き、彼は異惑星へのゲートを開通させる。
監督:ローランド・エメリッヒ 出演:カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー、ジェイ・デヴィッドソン、ヴィヴェカ・リンドフォース、アレクシス・クルス、ミリー・アヴィタル、レオン・リッピー、ほか
映画「スターゲイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スターゲイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スターゲイトの予告編 動画
映画「スターゲイト」解説
この解説記事には映画「スターゲイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スターゲイトのネタバレあらすじ:起
1928年のエジプト。巨大な円形の石碑と輪型の石碑が考古学者ラングフォード氏によって発掘されました。それから60年後。ダニエル・ジャクソン博士は十数カ国語を操り若くして考古学をおさめた天才でしたが、学界から異端児扱いされ一文無しになってしまいました。ラングフォード氏の娘キャサリンは彼に声をかけ、石碑の研究に加わるように持ちかけます。研究所でダニエルはすぐにその才能を発揮し、チームが2年かかっても解けなかった謎を2週間のうちに解いて見せました。
スターゲイトのネタバレあらすじ:承
輪型の石碑に示された座標を解読し、それは異世界と研究所をつなぐゲートになりました。向こうに何があるのか調べるためすぐさまオニール大佐率いる軍人たちのチームが編成され、そこにダニエルも加わることになりました。ゲートの向こうにはピラミッドの内部とつながっており、エジプトさながらの砂漠地帯が広がっていました。ダニエルは砂漠でラクダに似た生物を発見、さらにオニール大佐たちは地球人が住む鉱山と集落を発見しました。
スターゲイトのネタバレあらすじ:転
ダニエルがキャサリンから預かったお守りのペンダントを見るや、彼を太陽神ラーの使いと思い、人々は彼らを手厚くもてなします。ダニエルに献上された娘シュリと仲を深め、人々がラーによって読み書きを禁じられていること、ラーは異星人で太古の地球で少年の体を乗っ取りこの星に奴隷を送ったこと、地球で反乱が起きゲートが一方的に封鎖されたことがわかりました。そうこうしているうちにラーの宇宙船がピラミッド上に着陸、文明を発達させた人類に驚きつつ、傲慢にも自分の創造した文明は自分で破壊すると地球へ宣戦布告します。
スターゲイトの結末
集落はラーの怒りに触れ臣下アヌビスたちによって空爆を受けます。さらに大佐が秘密で持ってきていた時限爆弾を盗まれてしまいます。集落の若者たちが集い、蜂起を企てました。上手く変装し、ピラミッドに侵入したオニール大佐とダニエルはシュリとともに爆弾を回収しますが、臣下の男にシュリは殺されます。宇宙船はオニール大佐は即座に爆弾を起動しますが、シュリの生命を回復するため、ダニエルはその場をいったん離れます。回復ポッドで生き返ったシュリを抱えダニエルが大佐のもとに戻ると、2人は遠隔エレベータに爆弾を伸せ、飛び立とうとするラーの宇宙船に送り込み、爆破させなした。その後ゲートを通じ生き残った兵士たちとオニール大佐は帰還、ダニエルはシュリとともに惑星に留まることにしたのです。
この映画「スターゲイト」は、「インデペンデンス・デイ」で大ヒットを飛ばしたローランド・エメリッヒ監督によるSF大作。
ジェームズ・スペイダーファンで、尚且つエジプトが大好きな人だったら、絶対にはずせない作品ですね。
冒頭の砂漠の中から、金属製の巨大な”輪”の形をした遺跡が発見されるシーンは、文字通り、導入部として、とても魅力的です。
そして、この遺跡には解読できないような謎の象形記号が刻まれていたが、その存在は軍によって闇から闇に葬られる。
この映画のキーアイテムである金のペンダントが、さりげなく、それでいてインパクトたっぷりに登場するところが、実にいいんですね。
とにかく、小道具の使い方がほんとに巧いですね。
時は流れて1994年、言語学者ダニエルは、”ピラミッドは定説よりも遥か昔に建てられた”という学説を発表する。
そして、彼はある老婦人から石板の古代文字の解読を依頼される。
謎を次々と解明するダニエルに、やがて秘密が明かされることになる。
その石板こそ、異世界へと通じる”スターゲイト”を起動させる鍵であったのだ——-。
私が大好きな俳優、ジェームズ・スペイダーが、ダニエル・ジャクソンという言語学者の役を演じていて、眼鏡が知的な感じを醸し出していて、とてもよく似合っています。
このダニエルと対照的なのが、カート・ラッセル演じる探検隊の隊長のジャック・オニール大佐です。
拳銃の暴発事故で息子を亡くしてしまったという辛い過去があり、自暴自棄になっているネガティブなキャラですが、勇気があって指導力もあるところが好感が持てます。
ストーリー自体は、よくある展開なのですが、スターゲイトの向こうの世界の描き方は、きちんとしている印象があり、とても好きですね。
セットも衣装もカメラワークも、なかなか良かったと思いますね。