ビジターの紹介:2012年アメリカ映画。静かな田舎、池の近くの一軒家に住むジョナサンとアディの夫婦の自宅に、深夜、レイチェルという女性が助けを求めてやってきました。レイチェルを中に入れた時から、家の中では不思議な現象が起こり始めました・・・というサスペンスホラー映画です。不可解なレイチェルの謎が最後に解き明かされます。
監督:トッド・レヴィン 出演者:マイロ・ヴィンティミリア(ジョナサン)、サラ・パクストン(レイチェル)、サラ・シャヒ(アディ)、ほか
映画「ビジター (2012年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビジター (2012年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビジターの予告編 動画
映画「ビジター (2012年)」解説
この解説記事には映画「ビジター (2012年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビジターのネタバレあらすじ:起
作家のジョナサンは執筆に専念するため、妻のアディと田舎の一軒家に引っ越していました。二人には幼い子供がいましたが、目を離した隙に近くの池で溺れ死んでしまいました。それ以来、アディは酒に溺れ、薬に頼る日々が続いていました。夫婦の間は常にぎくしゃくしていました。久しぶりの夫婦らしい愛を取り戻した夜、玄関を叩く音がして目を覚ましました。ジョナサンが降りて行くとレイチェルという若い女性がいました。車で走行中、タイヤがパンクして、その後ガスマスクをした男たちに追いかけられ、ここに逃げてきたと話しました。ジョナサンは銃を持ってレイチェルの車付近を調べに行きました。そこにはレイチェルの言うとおりパンクした車がありました。
ビジターのネタバレあらすじ:承
レイチェルがアディに子供の話を聞き始めました。子供の事に触れたくないアディはレイチェルに不信感を持ち始めました。更に、レイチェルがジョナサンが作家であることを知っていることに腹を立てたアディは、戻ってきたジョナサンを問い詰めました。アディはレイチェルに家まで送ってあげると言いますが、レイチェルは怖いので今夜泊めてくれと頼み、ジョナサンが了承しました。そして家の中で不可解なことが起り始めました。二人はレイチェルを疑い始めました。やがて玄関からガスマスクの男たちがやって来てレイチェルをさらっていきました。
ビジターのネタバレあらすじ:転
倉庫に銃を取りに行ったジョナサンですが、銃はなくなっていました。車で逃げようと二人は車に乗り込みますがエンジンはかかりませんでした。そこにガスマスクの男がやってきたのを、ジョナサンがパイプで殴り倒しました。マスクを取ると、それはレイチェルでした。二人は自宅を逃げ出し、近くの一軒家に逃げ込みました。倉庫には多数のガスマスクがありました。そして部屋に入ると、自分たちと子供の写真が沢山貼られていました。更にジョナサンの自宅内を映し出すモニターが多数ありました。ジョナサンたち夫婦は監視されていたのでした。やがてガスマスクの男たちが帰って来ました。男らはレイチェルがやられたと話していました。
ビジターの結末
家を抜け出した二人は納屋で、子供が死んだのはどっちの責任だったと言い争いを始めました。その後、アディは一人で逃げ出しました。ジョナサンはライフルを手に取り、息子の死んだ池に向かいました。池のほとりにはアディがいました。その周りをレイチェルと男たちが取り囲んでいました。ジョナサンはレイチェルに銃を向けました。アディに逃げようと言うジョナサンですが、アディが立ち上がり、静かに話し始めました。死んだ息子を抱きかかえるジョナサンを見て怒りがこみ上げ、ライフルでジョナサンを射殺し、自分も自殺したと言うのです。二人は既に死んでいたのです。今、ジョナサンの家は売りに出されていました。レイチェルは幽霊退治を専門とする女性で、ガスマスクの男たちはその仲間でした。レイチェルは不動産屋に、二人の霊に死を認めさせるのに苦労をしたという話をしていました。
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