スリー・リバーズの紹介:1993年アメリカ映画。アルゲイニー川とモノンガヘイラ川が合流してできるオハイオ川の合流地点(スリー・リバーズ)に位置するペンシルベニア州ピッツバーグを舞台に、5代続けて警察官の家系である刑事が連続殺人事件の真相に迫るサスペンスです。
監督:ローディー・ヘリントン 出演者:ブルース・ウィリス(トム・ハーディ)、サラ・ジェシカ・パーカー(ジョー・クリスマン)、デニス・ファリーナ(ニック・テディロ)、トム・サイズモア(ダニー・テディロ)、ロバート・パストレリ(ジミー・テディロ)、ジョン・マホーニー(ヴィンス・ハーディ)ほか
映画「スリー・リバーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スリー・リバーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スリー・リバーズ」解説
この解説記事には映画「スリー・リバーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スリーリバーズのネタバレあらすじ:起
1991年。アメリカ・アルゲイニー川とモノンガヘイラ川が合流してできるオハイオ川の合流地点(スリー・リバーズ)に位置するペンシルベニア州ピッツバーグ。刑事のトム・ハーディ(ブルース・ウィリス)は5代続けて警察官を務めた一家の出身で、従兄弟のジミー・テディロ(ロバート・パストレリ)とコンビを組んでいました。ピッツバーグでは、女性を拉致して絞殺、川へ遺棄するという連続殺人事件が発生していました。その頃、トムはジミーの暴力的な捜査に関する証言をしており、トムはジミーの父で警官のニック(デニス・ファリーナ)、ジミーの弟で警官のダニー(トム・サイズモア)とは折り合いが悪くなっていました。
スリーリバーズのネタバレあらすじ:承
ある日、トムは殺人課主任である父ヴィンス(ジョン・マホーニー)と共にパーティーに招待されますが、車内無線で警察が不審車両を追っていると聞き、すぐさま追跡に加わります。カーチェイスの末にトムとヴィンスの車は不審車共々丘から転がり落ち、トムは負傷、ヴィンスは犯人に射殺されてしまいます。程なくして連続殺人事件の容疑者が逮捕されますが、トムは犯行に使われた拳銃が警察のものであることから、真犯人は別にあると確信します。しかし、トムの証言は誰からも聞き入れられず、有罪の確定したジミーはトムやニック、ダニーの目の前で川に投身自殺を図り、そのまま行方不明になってしまいます。
スリーリバーズのネタバレあらすじ:転
2年後。トミーは河川パトロール隊に配置換えとなり、新たな相棒として女性警官のジョー・クリスマン(サラ・ジェシカ・パーカー)とコンビを組んでいました。トムは女性と組むのは初めてで戸惑うこともありましたが、やがて二人は信頼し得あるパートナーとなっていきます。そんなある日、またしてもピッツバーグで連続殺人事件が発生しました。今度は銃殺されたうえで川に遺棄されるという手口であり、被害者はいずれもトムの元恋人などトムと関係のあった人ばかりでした。トムは事件への関与を疑われて審問会に呼ばれますが、証言台に立ったジョーは自らの正体を明かしたうえでトムの無実を主張、トムはひとまず容疑が晴れます。ジョーの正体は内務捜査官のエミリー・ハーバーであり、単独で事件を追い続けるトムを監視していたのです。
スリーリバーズの結末
またしても連続殺人事件が発生、今度はトムが住むハウスボートの付近に死体が遺棄されていました。トムはダニーの犯行を疑い、ニックの家を訪れますが、トムはダニー、ジョーと共にスタンガンで気絶させられて拉致されてしまいます。実はジミーは生きており、2年前の連続殺人事件も今回の事件も全てジミーの犯行だったのです。トムはダニーやジョーと共に拉致され、トムはヴィンスを殺したのもジミーかと詰め寄りますが、ジミーはヴィンスを殺したのはニックだと発言しました。2年前、逃げるジミーにニックが詰め寄りますが、親としての情からジミーを逮捕できず、駆け付けたヴィンスに目撃されてしまい殺害したのでした。ジミーはニックを射殺、ボートを奪って逃走、トムはジミーを追い詰めて殺害します。後日、ヴィンスの墓参りに出向いたトムは、ジョーと結婚することを報告しました。
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