スチュアート・リトルの紹介:1999年アメリカ映画。ニューヨークの大きなビルに囲まれた場所に、小さな一軒家を構えている「リトル家」に新しい家族が増える。「弟が欲しい」と言うジョージの為に、養子をとる事を決めたリトル夫妻が養護施設で見つけた子は、なんとネズミの「スチュワート」だった。
監督:ロブ・ミンコフ 出演:スチュアート・リトル(声 マイケル・J・フォックス、藤原竜也、三ツ矢雄二)、ジョナサン・リプニッキ、ヒュー・ローリー、ジーナ・デイヴィス、スノーベル(声 ネイサン・レイン、恵俊彰、内田直哉)ほか
映画「スチュアート・リトル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スチュアート・リトル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スチュアート・リトル」解説
この解説記事には映画「スチュアート・リトル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【養護施設で出会った子】
リトル家の一人子「ジョージ」は弟を欲しがっていた、そこでリトル夫妻は養護施設に新しい家族を探しに行く。そこには可愛い子供達が沢山いて、リトル夫妻は決めかねて困っていた。そんな夫妻に話しかける一人の子がいた。それは小さなネズミの「スチュワート」だった。スチュワートは、いろんな子供の紹介をしてくれる。リトル夫妻が「よく知っているね」と聞くと、スチュワートは少し寂しそうに「ここには長く居るからね、誰も僕なんか選ばない」と言った。そんなスチュワート見てリトル夫妻は「この子がリトル家にはふさわしい」と、ピンとくるのである。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【ジョージの反応】
学校から帰って来たジョージは、喜び勇んで「僕の弟はどこ?」と家の中を探し回る。「そこに居るよ」と台の上に居るスチュワートを紹介する。するとジョージは「ネズミに見えるけど」と不機嫌そうに言った。ジョージはキャッチボールが出来る、人間の弟が欲しかった。スチュワートは「何だか、がっかりさせちゃったみたい」と落ち込む。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【猫のスノーベル】
スノーベルはスチュワートを見つけると、いきなり食べよと口に入れる。リトル夫妻は慌てて吐かせ、「スチュワートは家族なのよ、家族を食べようとするなんて」とスノーベルを叱る。猫のスノーベルは、ネズミが主人で自分がペットという立場が許せなかった。立派なベッドに寝ているスチュワートに近づき「何故、猫様の俺がマットの上で、ネズミのお前がふフカフカのベッドで寝ているんだ」「今後、一切窓際に近づくな」と忠告する。それは他の猫仲間に、ネズミが主人だと知れては面目が丸つぶれだからである。しかし、おしゃべりの野良猫のモンティに見つかり、一気に猫仲間に知れ渡ってしまう。そしてスノーベルはモンティに言われるままに、野良猫のボスにスチュワートをどうにかしてくれる様に頼むのである。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【ジョージとヨット作り】
ジョージとなかなか打ち解けられなかったスチュワートは、ある日スノーベルを怒らせ追いかけられジョージの部屋へと紛れ込んでしまう。
そこにはおもちゃや、模型などが置いてありスチュワートは「すごいね」と喜んだ。そんなスチュワートにジョージがラジコンの車に乗せてくれる。車のサイドミラーに映った作りかけの船を見て、「あれは何?」と尋ねると、「パパと作っていたヨットさ」と答えた。「でも、もういいんだ」と作る事を諦めていたジョージに、「一緒に作ろう」とスチュワートは持ちかける。そのヨットは大会に出場する為のヨットであったが、ジョージは負ける事を嫌がり作ろうとしなかったが、スチュワートの必死な訴えにヨットを仕上げ、大会へと出場する事を決める。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【ボートレースでの出来事】
ボートレースに出場する為リトル家一家は、セントラルパークへとやって来ていた。そこへ大きなヨット持ったアントンが「負けるヤツが居てくれて良かった」と嫌味な事を言ってくる。それを聞き「やっぱり、負けるレースになんて出たくない」と言い始めるジョージだったが、父が「誰だって負ける事は怖い、でも一番ダメな事は諦める事だ」と出場する事に意味がある諭しジョージもその気になる。しかしスチュワートが運んでいたリモコンを落してしまい、踏まれて壊れてしまう。落ち込むジョージを見て、スチュワートはボートに乗り込み自ら運転し大会に出場する。見事な舵裁きで優勝したスチュワートにジョージは「最高」と喜び、それまでの蟠りを捨て仲良くなる。優勝を祝う為にリトル家の親類達が集まり、新調した服を着たスチュワートとリトル一家で記念の写真を撮りリビングに飾る。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【スチュワートの本当の家族】
そんなある日、スチュワートの本当の両親だと名乗るネズミの夫婦が訪ねてくる。そしてスチュワートを迎えに来たと告げる。今になってと落ち込むリトル家であったが、本当の両親と暮らすのが一番だと思い、スチュワートを両親に返す。ジョージは、自分が大切にしていたラジコンカーをスチュワートにプレゼントし、それに乗ってスチュワートと両親は行ってしまう。しかしそれは猫のボスが仕掛けた罠で、両親も偽物であったのだ。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【偽物の両親とバレる】
本当の両親と暮らし始めるスチュワートであったが、何故か心がポッカリ開いた虚しさを感じていた。その頃、養護施設の施設長がリトル家を訪ねてきて「スチュワートの両親が缶詰につぶされて亡くなった」と告げた。「それで、スチュワートには何と言ったんですか?」と尋ねるリトル夫婦に、施設長は「言ってません、両親が亡くなったのは何年も前の話ですよ」と言った。そして、先日訪ねて来たネズミの両親が偽物だという事に気づく。慌ててスチュワートの写真を切り抜き、ビラを作りスチュワートを探し始める。その頃スチュワートに偽の両親が、野良猫に脅されてやった事だと告げていた。しかしスチュワートは落ち込むどころか、リトル家に帰れると喜ぶのである。
スチュアート・リトルのネタバレあらすじ【スチュワート捜索】
乗って来たラジコンカーに乗りリトル家を目指し車を走らせるスチュワートであった。必死にスチュワートを探すリトル家であったが、見つける事が出来ないでいた。その頃セントラルパーク内まで来ていたスチュワートは、野良猫達に追われていた。川に落ち流されるスチュワートであったが、間一髪の所で柵に飛び移り難をのがれる。するとスチュワートの目の前に、リトル家があった。急いでリトル家へと向かい、ジョージ達をさがすスチュワートであったが、皆スチュワート探しで留守だった。そこへスノーベルがやって来て、飾ってあった写真を見せ「最初っから、上手く行きっこなかったのさ」と告げる。自分の場所だけ切り抜かれた写真を見て、ガックリと肩を落とし家を出ていくスチュワートであった。
スチュアート・リトルの結末【感動の再会】
家を出たスチュワートはセントラルパークの森を、トボトボと歩いていた。そこへ野良猫達がやってきて、再びスチュワートを襲い始める。悲しそうに家を出て行ったスチュワートを見ていたスノーベルは、本当にこれで良かったのかと心を痛めていた。そしてスチュワートを探しに森の中へと入って行く。その頃スチュワートは野良猫達に追い詰められていた、そこへスノーベルが現れ野良猫達を裏切りスチュワートを助けてくれたのだ。そして家族はやっと感動の再会を果たし、また楽しく暮らし始める事が出来たのである。
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