サンシャイン 歌声が響く街の紹介:2013年イギリス映画。戦場から帰還したデイヴィーとアリーは久しぶりの故郷であるスコットランドのリースに戻ってきた。両親と妹、そして新たな出会いに胸を膨らましていたが両親の銀婚式で状況が一変する。父親に隠し子、妹は求婚を拒否、兄はとっさのことに手を出しそうになる。それぞれが抱える問題に真正面から向き合うためのミュージカル映画。
監督:デクスター・フレッチャー 出演:デイヴィー(ジョージ・マッケイ) イヴォンヌ(アントニア・トーマス) ロブ(ピーター・ミュラン) ジーン(ジェーン・ホロックス) リズ(フレイア・メーバー) アリー(ケビン・ガスリー)
映画「サンシャイン 歌声が響く街」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サンシャイン 歌声が響く街」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サンシャイン 歌声が響く街」解説
この解説記事には映画「サンシャイン 歌声が響く街」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サンシャイン 歌声が響く街のネタバレあらすじ:帰郷
友人を戦場で亡くしたデイヴィーとアリーは久しぶりにスコットランドの故郷に足を踏み入れた。予定より早く帰郷したデイヴィー達に喜びと興奮が抑えきれない家族。アリーもまた彼女でありデイヴィーの妹のリズとの久しぶりの再会に喜んでいた。その夜デイヴィーとアリーはリズが友達を紹介するといいあるバーへ行く。そこでデイヴィーはリズの仕事仲間のイヴォンヌを紹介されすぐに恋に落ちた。ある日父親ロブの元に一通の手紙が届いた。それは彼が若い頃一度だけ愛した相手の葬儀の知らせだった。そしてその手紙には彼女の娘の存在が書かれていた。
サンシャイン 歌声が響く街のネタバレあらすじ:銀婚式
葬儀に出席したロブは彼女の娘に会った。デイヴィー達と同じぐらいの年頃の彼女は面倒を起こすつもりはないと丁寧に言った。そしてまた会ってくれるならと連絡先を渡した。両親の銀婚式が間近に迫ったある日、アリーはデイヴィーにある計画を打ち明けた。それは銀婚式でリズにプロポーズをするというものだった。兄弟になると喜ぶ二人、アリーは既に指輪も用意していた。そして当日、銀婚式は大いに盛り上がった。歌って踊ってロブ妻のジーンに改めて愛を伝えた。しかしジーンはある瞬間に彼の鞄から手紙を見つけてしまう。そして悲しみのあまりロブに自分の前から姿を消してくれと涙ながらに願った。そんなことも知らず続いているパーティでアリーはリズにプロポーズをした。しかしリズは街を出ようと思っていた。結婚は出来なかった。
サンシャイン 歌声が響く街のネタバレあらすじ:亀裂
ロブにとっては昔のことだった。しかしジーンにとってはそれで済む話ではない。子供の名前さえ聞きたくはなかった。しかしロブはその娘の存在を無視できなかった。ジーンがいくら言おうが自分の娘には変わりがないのだからと。しかしジーンもまた大事な存在だった。彼は仲直りをするため料理をすることに。食材の高さに文句を言いながら大きな荷物をぶら下げ家に帰る。しかし家の玄関を開けた所で倒れてしまった。数日意識の戻らない彼をジーンはそばで見守った。そして彼の存在がいかに大きいものかを悟った。ロブの急な入院を聞きイヴォンヌも自分の遠く離れた家族が心配になる。そんな時デイヴィーに一緒に自分の故郷へ帰ってくれるのかと聞いてみると彼は動揺しているのか断ってしまう。
サンシャイン 歌声が響く街の結末:再出発
幸いロブは意識を取り戻すことができた。父親が倒れたことでリズは街を出るのをやめようとしていたが彼は留まることを進めなかった。そしてリズは世界に出ることを約束する。退院の日、ジーンは彼と和解することを決めた。これからどうするか、これから帰る先は同じ場所なのか不安を感じるロブにジーンはある人物が病院まで来ていることを伝える。そこにはあの娘の姿があった。イヴォンヌと喧嘩してしまったデイヴィーは事の重大さに気づき彼女の職場へ向かった。しかし彼女は故郷に戻ろうとしていることを告げられる。慌てて追いかけるデイヴィー。イヴォンヌを見つけた彼は改めて彼女に質問を聞く。そしてはっきりと答えた。君と一緒に行く、と。
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