スーパーサイズ・ミーの紹介:2004年アメリカ映画。30日の間3食ずっとマクドナルドで食べたら人間の体はどうなるのか・・・という怖いような面白いような、監督自らの人体実験をドキュメントした2004年公開の映画です。現代食文化への警鐘を鳴らします。
監督兼出演者はモーガン・スパーロック。他に出演者はアレクサンドラ・ジェイミソンなどがいます。
映画「スーパーサイズ・ミー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スーパーサイズ・ミー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スーパーサイズ・ミーの予告編 動画
映画「スーパーサイズ・ミー」解説
この解説記事には映画「スーパーサイズ・ミー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
『俺をスーパーサイズにしてくれ』というタイトルのこの映画は、ニューヨーク在住のモーガンが2003年2月から3月の30日間、マクドナルド(以下マック)以外で食事しない生活を記録したものです。
スーパーサイズ・ミーのネタバレあらすじ1
ある日、10代の肥満女性2人が、自分たちが肥満になったのは肥満になる情報を与えずに食事を提供したマクドナルドが悪いとして、訴訟を起こしました。アメリカで肥満とされる人たちは成人の3分の2、子どもの半分も存在し、年間40万人以上が糖尿病や心臓麻痺で死亡しているようです。そこでモーガンはファストフードの危険性を示すため、厳密な健康チェックとルールのもと、自ら試してみたのです。
スーパーサイズ・ミーのネタバレあらすじ2
実験を始め2日目の時点でスーパーサイズに挑戦して、見事に戻してしまい撃沈します。残りの日数を考えると絶望に近い思いを抱きましたが、意外にも食べる程に食べられるようになっていきました。
スーパーサイズ・ミーのネタバレあらすじ3
半月が経過するころ、モーガンの集中力や思考力は低下していきます。ミネラル不足と中毒性のあるマックの食品のせいで、彼はマックで食事しないと耐えられない状態になります。バーガー以外のメニューも食べ続けますが、アメリカのサラダやヨーグルトはカロリーが高く、チキンナゲットも老鶏を粉砕して小麦粉で固めた怪しいもののようです。
モーガンは毎日のようにマックを食べ続けて来ても肥満にはなっていない男性を取材しますが、バーガーだけが好物でフライにコーラーなどは飲まないと話したようです。
スーパーサイズ・ミーのネタバレあらすじ4
30日が迫って来るにつれ、モーガンは体重が14キロ、体脂肪率は11パーセント増加、肝臓は肥大、コレステロール値は危険域に入りました。医者たちは彼の体を危惧し、同棲している恋人も心配したこの実験は、途中でドクターストップを受けるも最後まで何とかやり遂げるのでした。
スーパーサイズ・ミーの結末
モーガンはインタビューするためマックのCEO(最高経営責任者)に繰り返し電話しますが断られ、広報部からマックだけを悪者にするのはやめろと非難されますが、モーガンは、マックはファストフードの象徴だからだと反論します。アメリカのショッピングモールはファストフードで溢れ、経済的な貧しさからジャンクフードに依存した貧困層ほど肥満率が高くなるようです。マックはファストフード店のリーダーであるから、マックがやったことは他のファストフード店も追随するとモーガンは計算しました。
映画公開後、マックはいきなりヘルシーなメニューを投入しだします。この映画のせいではないと言い張っているようですが、実際はどうなのでしょうか。
ちなみにアメリカのマックと日本のマックは別会社で、レシピや材料も異なるようです。
以上、映画「スーパーサイズ・ミー」のあらすじと結末でした。
「スーパーサイズ・ミー」感想・レビュー
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大ヒットを記録したドキュメンタリー映画。誰かがやりそうでやらなかったことをホントにやっちゃった!という素晴らしい監督魂を感じさせてくれる映画です。しかしこれ系のドキュメンタリー作品をいくつか見て思うのは、アメリカ人ってなんでこう極端なんだろうと… 毎日ジャンクフードにソーダ三昧って人もいれば、卵も牛乳さえも摂りません!っていう厳格なヴィーガンがいたり。もうちょっとうまいことやれないものか、といつも思ってしまいます
マックディスの映画です。よく考えなくてもあんな塩辛いポテトと脂っこいバーガーを毎食食べてたら体壊すよね。この映画を見てモスバーガーは美味しいと再認識できた。日本マクドナルドとアメリカのマクドナルドは全く違うしレシピも調理法も別と言われても体に悪い感は否めない。子供の頃、母が特別な日はマックに連れて行ってくれてたけど、自分の子供にはモスバーガーかな