母を恋はずやの紹介:1934年日本映画。小学生の時に父親を亡くした貞夫は、青年になると、母が実の母親でないことを知ります。実の子である弟への母の親しみとは違い、貞夫に対する母は、どこかに他人行儀を隠せないよそよそしさがあります。母に反発した貞夫は家を出ますが…。サイレント映画の本作は、最初の巻と最終の巻のフィルムが紛失しています。現存する作品のオープニング、エンディングは残念ながら共に鑑賞が不可能になっています。
監督: 小津安二郎 出演者:吉川満子(母)、大日方傳(長男貞夫)、加藤精一(少年時代)、三井秀雄(次男幸作)、野村秋生(少年時代)、奈良真養(岡崎)、青木しのぶ(岡崎夫人)、笠智衆(服部)、逢初夢子(光子)、飯田蝶子(チャブ屋の掃除婦)ほか
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「母を恋はずや」のネタバレあらすじ結末
「小説吉田学校」のネタバレあらすじ結末
小説吉田学校の紹介:1983年日本映画。終戦後、アメリカの占領下にあった日本の独立を目指した吉田茂。吉田内閣が門下生を率いて日本の講話独立を果たしたあと、鳩山一郎ら党人派との熾烈な争いを描いた権力闘争史。政治評論家の戸川猪佐武による日本の実録政治小説を原作として映画化された作品。
監督:森谷司郎 出演者:森繫久彌(吉田茂)、若山富三郎(三木武吉)、鳩山一郎(芦田伸介)、藤岡琢也(広川弘禅)、小沢栄太郎(松野鶴平)、竹脇無我(佐藤栄作)、高橋悦司(池田勇人)、池部良(緒方竹虎)、ほか
「無法松の一生(1965年)」のネタバレあらすじ結末
無法松の一生の紹介:1965年日本映画。何度も映画化されている岩下俊作の小説『富島松五郎伝』を勝新太郎主演でリメイク。脚本は1943年のオリジナルである伊丹万作のものをそのまま利用している。監督は大映のプログラムピクチャーを多数手がけた三隅研次。
監督:三隅研次 出演:勝新太郎(富島松五郎)、有馬稲子(吉岡よし子)、宇津井健(吉岡小太郎)、二宮秀樹(少年時代の敏雄)、大塚和彦(中学以降の敏雄)、安部徹(撃剣の師範)、東野英治郎(結城重蔵)、大辻伺郎(オィチニの薬屋)、遠藤辰雄(俥夫熊吉)、ほか
「堀部安兵衛」のネタバレあらすじ結末
堀部安兵衛の紹介:1936年日本映画。いまでこそ堀江安兵衛は、歌舞伎や講談の世界だけの人になっていますが、江戸末期から戦前の日本、とくに少年たちにとっては紛れもないヒーローのひとりでした。安兵衛の名が広く世間に知れ渡るのは「高田馬場の決闘」です。現在の東京都新宿区高田馬場(実際は西早稲田三丁目)において、侍18人(実際の数は不明)を倒して勝利を収めた話がいまに残ります。その後、赤穂の四十七士に名を連ね吉良邸へ討ち入りし処刑されます。享年33歳。侍としての本分に身を置いた人であれば、若死も無理からぬところです。しかしそういう星の下に生まれたのか、生前から何かと世間の注目を浴びた人でした。剣の達人であるゆえに、堀部安兵衛はどこか人とは異なった、一風変わった魅力を放っていたようです。
監督:増田晴夫 出演:黒川弥太郎(堀部安兵衛)、横山運平(堀部安兵衛・彌兵衛)、花井蘭子(娘・八重)、実川延一郎(菅野六郎左衛門)、井田兼美(中津川佑範)、市川百々之介(村上佑次郎)、小松みどり(おかん婆)、市川正二郎(浅野内匠頭)、佐賀志津子(同・奥方)、市川小文治(大石内蔵之助)、山田好良(吉良上野介)、上田吉二郎(小林平八郎)、沖津麗子(おみつ) ほか
「時空の旅人」のネタバレあらすじ結末
時空の旅人の紹介:1986年日本映画。眉村卓作の小説「時空の旅人」の劇場アニメーション。同級生の早坂哲子、長谷川真一、山崎信夫、そして教師の北勉は、未来から逃れてきた少年アギノ・ジロにより、偶然乗り合わせたロケバスで過去にタイムスリップしてしまう。彼らは、太平洋戦争中の東京や幕末の動乱、関ケ原の戦い、さらには本能寺の変と様々な時代にタイムスリップする中で、歴史を改変しようとする勢力と歴史を守ろうとする勢力の争いに巻き込まれることになります。
監督:真崎守 声優:早坂哲子(村田博美)、アギノ・ジロ(戸田恵子)、長谷川真一(岩田光央)、山崎信夫(熊谷誠二)、北勉(青野武)、クタジマ・トシト(井上真樹夫)、森蘭丸、戦時少年(堀川亮)、織田信長(横内正)、平野兵蔵(阪脩)、セドウド・ジン(津嘉山正種)、ほか
「帝都大戦」のネタバレあらすじ結末
帝都大戦の紹介:1989年日本映画。昭和20年、帝都東京は太平洋戦争で深く傷ついていた。一方、加藤保憲は人々の悲しみのエネルギーによって蘇り、東京を守ろうとする霊的指導者・観阿弥光凰らの勢力を妨害し始める。「帝都物語」の第二弾となるSFXホラー。
監督:一瀬隆重 原作:荒俣宏 出演者:南果歩(辰宮雪子)、加藤昌也(中村雄昴)、嶋田久作(加藤保憲)、丹波哲郎(観阿弥光凰)、戸恒恵理子(美緒)、野沢直子(水木玲子)、ほか
「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」のネタバレあらすじ結末
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーの紹介:1984年日本映画。80年代の人気テレビアニメ「うる星やつら」の劇場版第二作目。一作目に引き続き、監督は今では世界的なクリエイターとして知られる押井守が務める。本作はその幻想的な表現や高い完成度の音楽、時間を繰り返すモチーフなどで後のアニメ表現に多大な影響を与えた。日本アニメの歴史における金字塔的作品の一つである。
監督:押井守 声優:古川登志夫(諸星あたる)、平野文(ラム)、神谷明(面堂終太郎)、島津冴子(しのぶ)、鷲尾真知子(サクラ)、千葉繁(メガネ)、野村信次(カクガリ)、二又一成(チビ)、田中真弓(竜之介)、池中通洋(温泉マーク)、ほか
「人間の壁」のネタバレあらすじ結末
人間の壁の紹介:1959年日本映画。市から退職を求められた小学校の若い女性教員を軸に、家庭、教室、学校、社会の諸問題にさらされながら格闘を続ける教員群像を描く。石川達三の同名小説が原作。物語のモデルは1957年の佐賀県教職員組合の、大規模人員削減との闘い。
監督:山本薩夫 出演者:香川京子(志野田[尾崎]ふみ子)、宇野重吉(沢田先生)、高橋昌也(一条先生)、宇津井健(穴山先生)、三ツ矢歌子(神倉先生)、南原伸二(志野田健一郎)ほか
「博徒一代 血祭り不動」のネタバレあらすじ結末
博徒一代 血祭り不動の紹介:1969年日本映画。東映の任侠ものが大ヒットしたため、その亜流として作られた大映のヤクザ映画。撮影当時既に病に冒されていた市川雷蔵にとって最後の主演作となった。脚本は後に東映で大作映画を手掛ける高田宏治が担当。
監督:安田公義 出演:市川雷蔵(桜田丈吉)、近衛十四郎(小洗音次郎)、金内吉男(輪島勇一)、亀井光代(お園)、長谷川待子(お初)、金田龍之介(北松市蔵)、石山健二郎(泉谷剛造)、ほか
「女が階段を上る時」のネタバレあらすじ結末
女が階段を上る時の紹介:1960年日本映画。名匠・成瀬巳喜男の代表作のひとつで、水商売の女性の生態ぶりを見事に描いている。主演は成瀬との名コンビで知られる高峰秀子。黒澤作品で有名な菊島隆三がオリジナル脚本を執筆し、プロデュースも担当した。
監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子(矢代圭子)、仲代達矢(小松)、森雅之(藤崎)、淡路恵子(ユリ)、織田政雄(矢代好造)、加東大介(関根)、団令子(純子)、中村雁治郎(郷田)、ほか
「東京オリンピック」のネタバレあらすじ結末
東京オリンピックの紹介:1965年日本映画。日本の戦後復興の証として、国家の威信をかけて開催された東京オリンピック。各国から“外国人”を迎えて日本国中が湧きたった当時の様子が記録されています。観客席や沿道で応援する人たちは、どこかの知らない人たちでありながら、まぎれもなく、令和に生きる私たちのルーツともいえる人たちです。また公開時、「芸術か記録か」と賛否を巻き起こした映像表現も、現代ではまったく違和感がなく、スポーツ映像のひとつとして、その技巧を楽しめる作品になっています。その意味で、「あらやる映画はドラマに通ず」といえます。
総監督:市川崑 出演者:世界の国の人びと
「東京の合唱」のネタバレあらすじ結末
東京の合唱(コーラス)の紹介:1931年日本映画。いまでは昭和恐慌と呼ばれている時代、岡島伸二は勤めていた会社を解雇されます。妻と三人の子供を養っていかなければならない中で、再就職先がなかなか見つかりません。その後、中学時代の恩師に出会い洋食屋を手伝うことになりますが・・・。主演にはサイレント時代の二枚目スター岡田時彦。その妻に同じく人気女優の八雲恵美子。長女にはのちの昭和の大女優高峰秀子が子役として加わります。第8回キネマ旬報ベストテン第3位。監督小津安二郎28歳の作品です。
監督:小津安二郎 出演者:岡田時彦(岡島伸二)、八雲恵美子(妻・すが子)、菅原秀雄(長男)、高峰秀子(長女・美代子)、斎藤達雄(大村先生)、飯田蝶子(先生の妻)、坂本武(年配の社員・山田)ほか
「帝都物語」のネタバレあらすじ結末
帝都物語の紹介:1988年日本映画。帝都東京を滅ぼすために平将門の霊を呼びさまそうとする加藤保憲と、それを阻止しようとする実在の著名人たちとの戦いを描いたファンタジーフィクション。昭和の森に銀座から新橋方面のオープンセットを作って撮影された、豪華キャストが揃う絵巻物のような作品。
監督:実相寺昭雄 出演者:平幹二朗(平井保昌)、勝新太郎(渋沢栄一)、高橋幸治(幸田露伴)嶋田久作(加藤保憲)、原田美枝子(目方恵子)、石田純一(辰宮洋一郎)姿春香(辰宮由佳理)、山本清美(辰宮雪子)、坂東玉三郎(泉鏡花)、寺泉憲(寺田虎彦)、ほか
「風の女王」のネタバレあらすじ結末
風の女王の紹介:1938年日本映画。昭和10年代のオフィス風景と恋愛を描いて、当時としては最先端らしき風俗が背景を彩ります。若い男女につきものの感情の揺れ、そしてサクセスストーリーも。『風の女王』とはどんな意味なのか。主演は三宅邦子、その妹役に高杉早苗、佐野周二が青年重役、いつになく悪役を演じる笠智衆の演技が光ります。
監督:佐々木康 出演者:三宅邦子(松永由紀子)、高杉早苗(妹・布枝)、佐野周二(福井五郎)、笠智衆(三瀬)、森川まさみ(横田多恵子)ほか
「学生(せいがく)やくざ」のネタバレあらすじ結末
学生(せいがく)やくざの紹介:1974日本映画。ヤクザ家系に育った角太郎は、キレやすく喧嘩ばかりしていました。大学の応援団の連中をぶっ潰したことで、ほとぼりをさますために大阪に舎弟と旅立った角太郎は、ミナミの愚連隊らを子分にし、難波会の上部団体の北政会を潰そうと侠志会という組を立ち上げ…という内容の渡瀬恒彦主演のバイオレンスアクション映画です。学ランを着た大学生ヤクザ集団、仁義を切るセーラー服の女愚連隊達がヤクザ組織に立ち向かい、一方では学生運動のテロを見せるというとんでもない映画です。まさにカルト作品と呼べるでしょう。
監督:清水彰 出演者:渡瀬恒彦(島崎角太郎)、菅原文太(本間源吉)、峰岸徹(堀田浩)、青木リカ(銀子)、堀越陽子(堀田範子)、鈴木サミ(野中達夫)、今井健二(秋津大三)ほか