故郷の紹介:1972年日本映画。山田洋次監督が手がけた、『男はつらいよ』のキャストによる“民子三部作”の第2作となるヒューマンドラマです。高度経済成長期の瀬戸内海の小島を舞台に、時代の荒波に飲まれる砂利運搬業者とその家族の姿をドキュメンタリータッチで描きます。
監督:山田洋次 出演者:倍賞千恵子(石崎民子)、井川比佐志(石崎精一)、笠智衆(石崎仙造)、前田吟(石崎健次)、阿部百合子(石田和枝)、矢野宣(石田耕司)、田島令子(石崎保子)、伊藤千秋(石崎千秋)、伊藤まゆみ(石崎まゆみ)、渥美清(松下松太郎)ほか
国内映画一覧
「故郷(山田洋次監督)」のネタバレあらすじ結末
「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」のネタバレあらすじ結末
ムーンライト・ジェリーフィッシュの紹介:2004年日本映画。難病を患い知的障害のある弟の面倒を見るために、裏社会で生きることを決めた青年・セイジ。ある日、一人の女性と出会ったことで、幸せな未来への淡い夢を抱くこととなる。儚くも切ないラブストーリー。
監督:鶴見昴介 出演者:藤原竜也(寺沢セイジ)、岡本綾(南谷佳子)、木村了(寺沢ミチオ)、袴田吉彦(三木忠)、虎牙光輝(王)、水島かおり(高田美津子)、酒井法子(寺沢由紀子)、小沢仁志(柿崎健一)、石立鉄男(山下組組長)、石橋蓮司(杉浦警部)ほか
「われに撃つ用意あり」のネタバレあらすじ結末
われに撃つ用意あり READY TO SHOOTの紹介:1990年日本映画。佐々木譲の小説「真夜中の遠い彼方」を原作に描く若松孝二監督によるハードボイルドアクション映画。全共闘運動に青春を捧げ今はひっそりと新宿歌舞伎町でバーを経営する郷田克彦はひょんかことからベトナム難民の少女をかくまうことに。彼女は香港マフィアから命を狙われていた。店を襲撃され仲間を失った郷田はマフィアに一人立ち向かうことを決意しますが…。孤高のアウトローを演じる原田芳雄の骨太な演技が光る作品です。
監督:若松孝二 出演者:原田芳雄(郷田克彦)、桃井かおり(李津子)、ルー・シュウリン(ヤン・メイラン)、蟹江敬三(刑事・軍司浚平)、山口美也子(今井江里子)、斉藤洋介(馬場)、西岡徳馬(有本)、小倉一郎(三宅)、麿赤児(桜田)、室田日出男(香港マフィア・リュウ)、石橋蓮司(秋川)、ほか
「ウルルの森の物語」のネタバレあらすじ結末
ウルルの森の物語の紹介:2009年日本映画。北海道で獣医をしている生野大慈は離婚した妻が入院したため、東京で暮らす子供達を1ヶ月預かることになる。ある日、娘のしずくはオオカミに似た子犬を見つけ、ウルルと名付けて飼うことに。しかしウルルは絶滅したエゾオオカミの可能性が高いということで、しかるべき機関に預けるべきだと言われてしまう。兄妹はウルルを母親の元へ返そうと旅に出る。「マリと子犬の物語」のスタッフ・キャストが再結集して作成した感動作。
監督:長沼誠 出演者:船越英一郎(生野大慈)、深田恭子(生野千恵)、濱口優(大森拓馬)、光石研(長谷部一哉)、桜井幸子(工藤夏子)、桑代貴明(工藤昴)、北村沙羅(工藤しずく)、ほか
「五番町夕霧楼(1980年)」のネタバレあらすじ結末
五番町夕霧楼(ごばんちょうゆうぎりろう)の紹介:1980年日本映画。直木賞作家水上勉の同名小説を原作とした作品。京都の五番町遊廓を舞台に若い遊女夕子と幼馴染の修行僧正順の悲恋を描いていきます。松坂慶子、奥田瑛二が狂おしい愛に翻弄されていく男女を体当たりの演技で熱演しています。
監督:山根成之 出演者: 松坂慶子(片桐夕子)、奥田瑛二(櫟田正順)、浜木綿子(夕霧楼女将・かつ枝)、長門裕之(竹末甚造)、風吹ジュン(敬子)、根岸季衣(照千代)、 加藤嘉(櫟田承源)、佐分利信(田上慈州)、織本順吉(臨源寺玄悠)、奈良岡朋子(櫟田まさ)、ほか
「制服サバイガール II」のネタバレあらすじ結末
制服サバイガール IIの紹介:2008年日本映画。『サバイバルアイランド』の惨劇で生き残った葵は、自分が誘った事から皆が死んでしまった事に責任を感じ、再び『サバイバルアイランド』へ乗り込みます。すると恋人の勇平もやって来ました。しかし勇平が感染してしまい、葵は感染した勇平の子供を身ごもってしまい…という内容の、『制服サバイガール』の続編です。前作でわき役だった仲村みうが主演となっています。
監督:金子大志 出演者:仲村みう(秋川葵)、白石隼也(勇平)、坂本一敏、町田光、鈴木拓也ほか
「父恋し」のネタバレあらすじ結末
父恋しの紹介:1951年日本映画。終生「お嬢」の愛称で親しまれた美空ひばり出演の映画です。劇中、雄二役の若原雅夫から「お嬢ちゃん」と呼ばれます。その呼ばれ方があたかもひばり本人を呼んでいるようで微笑ましい一場面となっています。東京で働く母早苗を「いつ帰るのか」と、港で待つのが恵美子の日課です。恵美子はある日、桟橋で声を掛けてきた流しの男と仲よしになりました。恵美子の大好きな歌、『私は街の子』にアコーディオンで伴奏を付けてくれたそのひとは、どうやらその曲の作者らしいのですが…。
監督: 瑞穂春海 出演者:若原雅夫(牧田雄二)、三宅邦子(志村早苗)、美空ひばり(恵美子)、北龍二(岱石)、滝謙太郎(三吉)、櫻むつ子(富子)ほか
「つぐみ」のネタバレあらすじ結末
つぐみの紹介:1990年日本映画。吉本ばななの青春小説「TUGUMI」を原作とする映画作品。ひなびた西伊豆の港町を舞台に、病弱でわがままな美少女つぐみに起きたひと夏の出来事を、従弟まりあの目を通して生き生きと描いていきます。監督は「東京夜曲」の市川準が務めました。
監督:市川準 出演者:牧瀬里穂(つぐみ)、 中嶋朋子(まりあ)、白島靖代(陽子)、 真田広之(恭一)、渡辺美佐子(政子)、財津和夫(恭一の兄)、吹越満(不良少年グループのリーダー)、下條正巳(医師)、ほか
「蛇娘と白髪魔」のネタバレあらすじ結末
蛇娘と白髪魔の紹介:1968年日本映画。孤児施設にいる小百合の本当の両親が見つかり、南條家に引き取られます。この家には小百合の姉とされるタマミが屋根裏部屋に暮らしていました。お姉さんなら一緒に暮らそうと言った小百合はタマミと一緒の部屋で過ごすことになります。しかしタマミは小百合をいじめはじめ…という内容の、楳図かずお原作の怪奇映画です。
監督:湯浅憲明 出演者:松井八知栄(南条小百合)、高橋まゆみ(南条タマミ)、北原義郎(南条吾郎)、浜田ゆう子(南条夕子)、目黒幸子(鬼頭しげ)ほか
「永遠の人」のネタバレあらすじ結末
永遠の人の紹介:1961年日本映画。巨匠木下恵介が自らのオリジナル脚本を映画化した、陰々滅々としたメロドラマ。アカデミー賞外国語映画賞の候補作となった。お互いに憎しみ合う夫婦とその子供たちの年代記が、広大な阿蘇の裾野を舞台に描かれる。フラメンコ・ギターによる音楽が効果的。
監督:木下恵介 出演:高峰秀子(さだ子)、仲代達矢(小清水平兵衛)、佐田啓二(川南隆)、加藤嘉(草二郎)、乙羽信子(川南友子)、石浜朗(川南豊)、ほか
「笛吹川」のネタバレあらすじ結末
笛吹川(ふえぶきがわ)の紹介:1960年日本映画。木下恵介監督が「楢山節考」に引き続き、深沢七郎の小説を映画化。「二十四の瞳」と同じく、庶民の視点を貫いた見事な反戦映画となっている。モノクロに部分的に着色を施した画面も印象的。キネ旬のベストテンでは4位に入選した。
監督:木下恵介 出演:高峰秀子(おけい)、田村高廣(定平)、市川染五郎(惣蔵)、岩下志麻(ウメ)、中村萬之助(安蔵)、織田政雄(半平)、田中晋二(平吉)、ほか
「楊貴妃」のネタバレあらすじ結末
楊貴妃の紹介:1955年日本映画。溝口監督としては珍しく中国の史実を扱った異色作。日本では代表作とはみなされていないが、外国ではそのエキゾチックな雰囲気が一部の批評家から高く評価されている。美しいカラー撮影は「地獄門」「源氏物語」で世界的な注目を浴びた杉山公平が担当。
監督:溝口健二 出演:京マチ子(楊貴妃)、森雅之(玄宗皇帝)、山村聡(安禄山)、小沢栄(楊国忠)、山形勲(楊銛)、杉村春子(延春郡主)
「張込み(松本清張原作)」のネタバレあらすじ結末
張込みの紹介:1958年日本映画。松本清張(原作)、橋本忍(脚色)、野村芳太郎(演出)という名トリオが初めて手を組んだ作品で、それまでプログラムピクチャーばかり撮ってきた野村監督の出世作となった。ごく短い原作を長編化した橋本忍の構成力と野村監督の粘りのある演出が見事。
監督:野村芳太郎 出演:大木実(柚木隆雄)、宮口精二(下岡雄次)、高峰秀子(横川さだ子)、田村高廣(石井)、浦辺粂子(肥前屋の女将)、菅井きん(下岡の妻)、ほか
「眠狂四郎 勝負」のネタバレあらすじ結末
眠狂四郎 勝負の紹介:1964年日本映画。柴田錬三郎の小説『眠狂四郎』シリーズの劇場版第5作で、市川雷蔵が主人公・眠狂四郎を演じるシリーズとしては第2作となる時代劇です。ある老武士の護衛を買って出た狂四郎はその人物が権力を傘に猛威を振るう将軍の娘や豪商らから命を狙われている勘定奉行であることを知り、裏側でうごめく陰謀に挑んでいくことになります。
監督:三隅研次 出演者:市川雷蔵(眠狂四郎)、藤村志保(采女)、高田美和(つや)、久保菜穂子(高姫)、成田純一郎(増子紋之助)、丹羽又三郎(神崎三郎次)、五味龍太郎(榊原喜平太)、戸田皓久(海老名良範)、浜田雄史(赤座軍兵衛)、加藤嘉(朝比奈伊織)、須賀不二男(白鳥主膳)ほか
「眠狂四郎 殺法帖」のネタバレあらすじ結末
眠狂四郎 殺法帖の紹介:1963年日本映画。柴田錬三郎の小説を映画化した時代劇シリーズで、前3作で眠狂四郎を演じた鶴田浩二から市川雷蔵にバトンタッチしての第1作です。加賀百万石の命運を握る秘密が隠された石仏を巡る陰謀に狂四郎が巻き込まれていきます。果たして狂四郎の“円月殺法”と若山富三郎演じるライバルとの少林寺拳法との対決の行方は…。
監督:田中徳三 出演者:市川雷蔵(眠狂四郎)、中村玉緒(千佐)、若山富三郎(陳孫)、小林勝彦(金八)、扇町景子(芸者歌吉)、真城千都世(常盤津文字若)、沢村宗之助(前田宰相斉泰)、伊達三郎(銭屋五兵衛)、高見国一(捨丸)、荒木忍(僧空然)、南部彰三(窯元蔵六)、木村玄(根来竜雲)、美吉かほる(お美代の方)ほか