復讐のプレリュード(別題:大冒険家)の紹介:1995年香港映画。内戦が続くカンボジアで幼少のころ目の真で両親が殺されたヤンは恨みをもったまま空軍にいました。そして両親を裏切り殺したヤンが香港で武器の密輸王となっていること知り、復讐のため動き出しました・・という香港のアクション映画です。
監督:リンゴ・ラム 出演者:アンディ・ラウ(ヤン)、アンディ・ラウ(マンディ)、ロザマンド・クワン(モナ)、ウー・チェンリン(クリスタル)、ポール・シン(レイ)ほか
映画「復讐のプレリュード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「復讐のプレリュード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「復讐のプレリュード」解説
この解説記事には映画「復讐のプレリュード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
復讐のプレリュード(大冒険家)のネタバレあらすじ:起
内戦が続くカンボジアではポル・ポト派の勢力が強くなり、各地を制圧していました。ヤン少年は妹と一緒に田んぼの中で兵士の遺体を発見し父親に連絡しますが、父は戦下ではこのようなものだと言いました。そして父親の弟がここから逃げようと連れに来ましたが父親は断り残ることになりました。その後ポル・ポト派の軍が攻め込んできて一家は自宅に逃げ込みました。ヤンと妹は戸棚に隠れました。そこに父親の民主化運動の仲間だったヤンが手下を引き連れ、ヤンの目の前で父と母を撃ち殺しました。妹は戸棚から出られず焼け死にました。やがてヤンは父親の弟であるおじさんに引き取られ20年が過ぎました。
復讐のプレリュード(大冒険家)のネタバレあらすじ:承
ヤンは空軍にいましたが、レイが香港で武器の密売王となっていることを知り、両親の復讐のためレイの暗殺を仲間と決行することになりました。密売人から武器を仕入れますが撃ち合いとなり、停車中の車に乗り込みます。そこには美女モナが乗っていました。モナに礼を言い、ヤンの暗殺に向かいました。そこにはモナがヤンの愛人として寄り添っていました。二人で暗殺を決行しますが相棒は殺され、自分も負傷し暗殺は失敗しました。その時助けてくれたのがモナでした。そして二人は結ばれました。この失敗によりヤンのおじさんが当面CIAの仕事をしながらチャンスをうかがえといい、アメリカのチャイナタウンへ向かいました。ここにはレイの娘クリスタルがいて、レイが溺愛していました。偶然クリスタルが地元の組織に誘拐され、CAIは対向組織を利用しヤンをマンディとして組織のボスに仕立てました。マンディらは組織を急襲し、クリスタルを奪い、ヤンに身代金を要求しました。
復讐のプレリュード(大冒険家)のネタバレあらすじ:転
マンディはクリスタルといるうちにお互い魅かれ始めました。そして組織が復讐にやってきた時、銃撃戦の中二人で逃げ切りました。やがて二人の仲は本物になりました。マンディがレイの所に行き身代金を受け取りました。その後レイらが部屋に押し込みマンディを殺そうとしましたがクリスタルが止め二人は結婚することになりました、マンディを愛していたモナが嫉妬に狂い始めました。そのころカンボジアを牛耳る将軍の息子がお忍びで来ていましたが警察に見つかり銃撃戦になり死亡しました。レイは困りはてマンディを将軍に差し出す秘策を練っていました。クリスタルは妊娠していました。モナがマンディを呼び出しました。よりを戻そうという話でした。そこにクリスタルがやって来ました。モナはクリスタルを突き飛ばしました。頭を撃ち瀕死になり病院に運ばれました。瀕死のクリスタルにマンディは自分の全てを話しました。
復讐のプレリュード(大冒険家)の結末
レイとモナ、マンディ、そして部下がカンボジアに向かいました。この情報はCAIに連絡しています。そして将軍と会いますが、怒りの将軍はレイを処刑すると言い出し全員処刑台に連れて行かれました。その時CAIの要請で政府軍が空爆を始めました。レイがモナを撃ち殺し将軍を人質に車で逃げました。マンディはヘリに乗り追いました。途中で将軍を撃ち殺したレイはマンディに追い詰められました。命乞いをするレイに対しマンディは両親を殺した憎しみと、クリスタルの父親であることの哀れみが交錯しレイの足を撃ち、政府軍にレイを引き渡しました。クリスタルは体は完治しましたが心は戻らずマンディとは別居していました。そしてマンディの元におじさんがアンディの息子を連れやって来ました。マンディは自分の息子に会う事が出来ました。
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