タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密の紹介:2011年アメリカ映画。世界中で愛されるベルギー生まれのコミック『タンタンの冒険』が、スピルバーグによってエンタテインメント溢れる作品に仕上げられています。巧みなモーションキャプチャの手法と、随所に見られるコミックのモチーフから、スピルバーグの敬愛が感じられる、原作ファンも納得の出来です。
監督:スティーブン・スピルバーグ 出演者:ジェイミー・ベル(タンタン)、アンディ・サーキス(ハドック船長/フランソワ・ド・アドック)、ダニエル・クレイグ(サッカリン/レッド・ラッカム)ほか
映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」解説
この解説記事には映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密のネタバレあらすじ:起
新聞記者のタンタンは、相棒の犬スノーウィと出かけた蚤の市で、帆船「ユニコーン号」の模型を手に入れます。その直後、その模型を売って欲しいと、インターポールのバーナビー警部と、船の模型の収集家サッカリンの二人から迫られます。申し出を断り、模型を部屋に置いて出かけたタンタンは、帰宅後、何者かに部屋が荒らされ、模型が盗まれたことを知ります。部屋の片隅に転がっていた巻物を見つけたタンタンは、そこに記された暗号を読み、泥棒の目的が巻物であると推測します。そこに、バーナビー警部がやって来て、タンタンに身の危険が迫っていることを知らせますが、言い終わらぬうちに何者かに撃たれてしまうのです。
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密のネタバレあらすじ:承
巻物を挟んだ財布を擦られ、スリを捕まえようとしていたタンタンは、何者かに連れ去られ、「カラブジャン号」という名の船に監禁されてしまいます。その船は、サッカリンが雇った船員達が乗り込む船で、カニ缶と見せかけて麻薬を詰め込んだ密輸船だったのです。実は、「ユニコーン号」の模型は全部で3艇あり、その全てに隠された巻物を重ねると秘宝にたどり着くことを、サッカリンは知っていたのでした。監禁場所から何とか脱出したタンタンは、酔い潰れていたハドック船長と共に救命艇で逃げます。サッカリンは、水上飛行機を飛ばして追撃しますが、策を講じたタンタンは水上飛行機を乗っ取り、「ユニコーン号」3艇目の持主がいるバガーを目指します。
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密のネタバレあらすじ:転
途中燃油が切れ、砂漠に墜落したタンタンとハドック船長は、陸路でバガーに向かいます。あまりの暑さに幻覚を見るハドック船長は、祖先であるフランソワ・ド・アドックが船長だった「ユニコーン号」での死闘を語り出すのです。宝石を積んだ「ユニコーン号」は、レッド・ラッカム率いる海賊に乗っ取られ、アドック船長は海賊の手に渡さぬよう自ら「ユニコーン号」を沈めたのです。サッカリンが欲しがっている巻物には、「ユニコーン号」の宝の場所が示されているのでした。
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密の結末
バガーに辿り着いたタンタンとハドック船長でしたが、3つ目の巻物をサッカリンに奪われてしまいます。必死の追走劇の末、サッカリンを追い詰める2人は、サッカリンがレッド・ラッカムの子孫であることを知ります。かつてアドック船長がレッド・ラッカムと死闘を繰り広げたように、世紀を隔て、ハドック船長とサッカリンが一対一の決闘をするのです。サッカリンとの対決を制し、3つの巻物から宝を探し当てた二人は、「ユニコーン号」が沈められた場所を知り、新たな冒険に繰り出します。
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