ババドック ~暗闇の魔物~の紹介:2014年オーストラリア映画。数年前に夫を亡くし女手一つで息子を育てているアメリア。ある日サミュエルの選んだ絵本「ババドック」を読んだことで不可解な現象に襲われることになる。それは逃げることのできない謎の存在であり、どこからともなく現れて二人を恐怖に陥れた。シッチェス映画祭で2部門受賞を始め世界各国で合計35部門受賞のホラー映画。
監督・ジェニファー・ケント 出演・アメリア(エシー・デイヴィス) サミュエル(ノア・ワイズマン)ほか
映画「ババドック ~暗闇の魔物~」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ババドック ~暗闇の魔物~」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ババドック ~暗闇の魔物~の予告編 動画
映画「ババドック ~暗闇の魔物~」解説
この解説記事には映画「ババドック ~暗闇の魔物~」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ババドック ~暗闇の魔物~のネタバレあらすじ:絵本
数年前に夫を亡くし、働きながら一人息子を育てるアメリア。その多忙な日々に彼女は疲れ始めていた。
息子サミュエルは少し変わった男の子だった。夫の死のせいか妄想が激しく、一人危ない装置を作り、家の所どころを破壊していた。それでもアメリアには可愛い息子であるのは確かだった。
ある夜、サミュエルはアメリアに絵本を読むように頼む。本棚から取り出したのは今まで見たことのない絵本だった。表紙には「ババドック」と書かれている。その中身は奇妙なものだった。
ババドック ~暗闇の魔物~のネタバレあらすじ:怪物
それはおどろおどろしい内容の物だった。ババドックという怪物が夜な夜な家に現れる、そんな内容にサミュエルは恐ろしさのあまり泣き出してしまう。アメリアもまた気味が悪くなりその絵本を本棚の上にしまった。
それ以来サミュエルの頭の中からババドックが消えることはなくなった。その存在に恐怖するあまり、彼は本当に見えているかのような言動を繰り返した。
そのせいでアメリアの妹の娘にケガを負わせてしまう。そしてその帰り、あまりに興奮したサミュエルは車の中で痙攣を起こして気絶してしまう。
ババドック ~暗闇の魔物~のネタバレあらすじ:薬
病院で鎮痛剤をもらったアメリア。だが彼女もまたその存在に脅かされ始めていた。興奮するサミュエルと不眠に悩まされつづけた彼女は、ついにサミュエルに暴言を吐いてしまう。
そしてそれをきっかけにアメリアは息子に対し、攻撃を始めた。サミュエルはそんな母親の行動に気付き、逃げ惑う。しかし飼い犬が台所で死んでいることに気付き、反撃を決心した。
そして、家の地下に罠をはり、アメリアを縛りつけることに成功する。すると、さっきまで興奮状態だった母親は我を取り戻した。そして口から真っ黒な液体を吐き出した。
ババドック ~暗闇の魔物~の結末:餌
アメリアは自分の息子に手を出してしまった事実に悔やんでいる暇はなかった。二人にババドックの手が迫っていた。しかしアメリアは屈しなかった。サミュエルのため、二人のためにその怪物から身を守り、尚且つ地下に閉じ込めることに成功した。
それから二人の日常は変わった。それは以前より明らかに良くなったといえるものであった。サミュエルの新しい学校も決まり、誕生日パーティの用意もした。二人はしっかり前に進み始めていた。
そしてアメリアは地下へ潜った。アメリアの手には庭で見つけた大量のミミズ。「大丈夫」その言葉は地下に広がる部屋の隅へと向けられた。
以上、映画「ババドック ~暗闇の魔物~」のあらすじと結末でした。
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