死霊院 世界で最も呪われた事件の紹介:2017年アメリカ,イギリス,ルーマニア映画。本作はルーマニアの小さな村で実際に起こった殺人事件を元に作られました。ホラーファンには有名な「死霊館シリーズ」や「アナベルシリーズ」を手掛けた製作陣が再び再集結しています。MDG(モストデンジャラスシネマグランプリ)の上映作品としても話題になりました。
監督:ザヴィエ・ジャン 出演:ソフィー・クックソン(ニコール)、コルネリウ・ウリチ(アントン)、アダ・ルプ、ブリタニー・アシュワース、ほか
映画「死霊院 世界で最も呪われた事件」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「死霊院 世界で最も呪われた事件」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
死霊院 世界で最も呪われた事件の予告編 動画
映画「死霊院 世界で最も呪われた事件」解説
この解説記事には映画「死霊院 世界で最も呪われた事件」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
死霊院 世界で最も呪われた事件のネタバレあらすじ:起
2004年ルーマニアで起きた修道女のアデリーナが死亡した事件、この事件はメディア等で大きく報道されました。ジャーナリストのニコール(ソフィ・クックソン)はアデリーナが3日間食事や水を与えられなかった事や検視の結果殺人の疑いが浮上してきた事から事件に興味を持ちルーマニアに向かいます。
到着したニコールは早速悪魔祓いをして殺害した罪で逮捕されたディミトリ神父と面会します。アデリーナは医師に委ねるべきではと言うニコールにディミトリは薬で悪魔は祓えない。悪魔の名はアガレス、アデリーナの死はアガレスが関係していて悪魔祓いが中断されなければ彼女は救えたのだと話します。面会を切り上げようとしたニコールにディミトリは神のお告げがありニコールが来ることは知っていたと言葉を残します。
死霊院 世界で最も呪われた事件のネタバレあらすじ:承
続いてアデリーナの葬儀をしている場所にニコールは向かいます。そこで同じく葬儀に参列していたアントン神父(コーリネウ・ウリチ)と話す機会を得ました。アントンからディミトリが以前所属していたブカレストの司教の事を聞きその司教を訪ねました。
話を聞くと司教は精神を病んでいただけで悪魔の仕業ではないと話します。そしてさらにディミトリが以前から必要以上に悪魔祓いをするような人物だったと言います。教会を後にしたニコールはアントンから悪魔祓いの説明を受けます。アデリーナは悪魔祓いの途中で中断されたため不要と判断され彼女は死に悪魔が別の人間に取りついた可能性をアントンは指摘しました。
死霊院 世界で最も呪われた事件のネタバレあらすじ:転
アデリーナは育ての親だったゲイブリエル神父が彼女の目の前で自殺してしまった強いショックでそれ以降おかしくなってしまったのでした。ニコールにも母の死の間際に彼女の望む治療をせず運命を神に委ねて母を死なせてしまった事が許せず、神への疑念が生まれていました。ニコールは調査を進めていくにつれて怪奇現象に遭遇するようになっていきます。
翌日アデリーナが入院していた病院に話を聞きに行ったニコールはアデリーナが統合失調症だった事を知ります。その後再び怪奇現象に襲われたニコールは堪らなくなりアントンに相談に行きます。アントンは悪魔は弱い人間に取りつくため逃げてはならないと告げ、ニコールに再び神を信じるよう諭しますがニコールは聞き入れずどんどん追い込まれていき耐えきれなくなり帰国を決意します。
死霊院 世界で最も呪われた事件の結末
一度は帰国を決意したものの何かが引っ掛かるニコールはもう一度ゲイブリエル神父を調査します。その結果アデリーナに取りついていた悪魔はゲイブリエル神父から憑依したという事を知ります。悪魔アガレスは人から人へ転移する性質を持ち亡くなったゲイブリエル神父からアデリーナへ取りついていたのです。
そしてついに確信に迫り出したニコールに悪魔は襲いかかります。精神的に弱り信仰の薄かったニコールは悪魔にとっては格好の的でした。ニコールに憑依する悪魔アガレス。そこにニコールから連絡を受けていたアントンが到着し悪魔祓いを開始、最後の対決が始まります。激闘の末ニコールの体から悪魔を追い出す事が出来ました。成功の鍵はニコールの母親に対する自責の念を払拭する事ともう一度ニコールの中に信仰を取り戻す事だったのです。これで一連の事件は解決となりました。しかし服役を終えたディミトリ神父らは今もどこかで悪魔祓いを続けているようです。
以上、映画「死霊院 世界で最も呪われた事件」のあらすじと結末でした。
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