ラブストーリーズ コナーの涙の紹介:2013年アメリカ映画。ひと組の夫婦の心のすれ違いを、妻の視点で描かれた「ラブ・ストーリーズ エリナーの愛情(HER)」と、夫からの視点で描かれた本作の2作品からなる大人向けラブストーリー。
監督:ネッド・ベンソン 出演:ジェームズ・マカヴォイ(コナー・ラドロー)、ジェシカ・チャステイン(エリナー・リグビー)、キアラン・ハインズ(スペンサー・ラドロー)、ビル・ヘイダー(スチュアート)、ニナ・アリアンダ(アレクシス)、ほか
映画「ラブストーリーズ コナーの涙」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラブストーリーズ コナーの涙」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラブストーリーズ コナーの涙の予告編 動画
映画「ラブストーリーズ コナーの涙」解説
この解説記事には映画「ラブストーリーズ コナーの涙」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラブストーリーズ コナーの涙のネタバレあらすじ:起・妻の失踪
ニューヨークで小さなレストランを営むコナー(ジェームズ・マカヴォイ)が、ある日自宅へ戻ると、妻エリナー(ジェシカ・チャステイン)がひどくふさぎ込んだ状態でベッドから出られずにいた。2人は幼い息子を亡くしており、コナーはなんとか立ち直ろうとしているが、エリナーは喪失感から抜け出せずにいた。
翌日、コナーが家に帰るとエリナーの姿はなく、病院からエリナーがハドソン川に飛び込んで運び込まれたと連絡を受ける。
慌てて病院に駆けつけるコナーだったが、エリナーは何があったか話そうとせず、ただ「コナーから離れたい」と言って退院後は2人の家には戻らず、コナーからの連絡を絶ってしまう。
ラブストーリーズ コナーの涙のネタバレあらすじ:承・夫の苛立ち
エリナーのことが理解できず、店の経営も思わしくないことで、コナーは友人でシェフのスチュアートや、バーテンダーのアレクシス(ニナ・アリアンダ)にあたり、クレームをつけた客とケンカになったりと苛立ちを隠せずにいた。
ひとりで家にいることがつらい彼は、父スペンサー(キアラン・ハインズ)の家に身を寄せることにする。しかし業界で大物の父から、自分の経営するレストランを継ぐよう言われるが、父に対して母を踏み台にして成りあがったという思いのあるコナーは反発する。
ラブストーリーズ コナーの涙のネタバレあらすじ:転・進むべき道
ある日、スチュアート(ビル・ヘイダー)からエリナーが大学に通っていると聞いたコナーは、彼女を追って大学の教室に入り込む。髪を切り別人のようになっていたエリナーにコナーは人づてにメモを渡すが、それを見たエリナーは教室から飛び出していく。
それを追ったコナーは車に接触、軽傷だったものの救急車が呼ばれ、搬送される際に「また会いたい」と言うコナーに、エリナーは居所も告げず黙ってその場から立ち去る。
エリナーとの関係が修復できない中、店の経営も破綻寸前だった。落ち込むコナーはアレクシスの誘いに乗り一夜を共にしてしまう。業界で成功したスペンサーに学べと言うスチュアートと口論になったコナーだったが、父の手を借りたくない彼は店を閉める決意をし、来週末に閉店パーティーを開くことを仲間に話す。
ラブストーリーズ コナーの涙の結末:交差する思い
そこにエリナーが現れ、閉店を聞いた彼女はコナーをドライブに誘う。かつてデートでドライブしたときの記憶が蘇り、2人の距離は縮まりかけるが、コナーが他の女性と寝たことを話すとそこで再び溝が広がる。「2人の関係は終わった」とエリナーは告げ、車を降りて去って行く。
翌週末、閉店パーティーが開かれる中、コナーは食い逃げをした1組のカップルを追いかける。男を捕まえたコナーだったが、かつて結婚前のデートでエリナーと食い逃げをして笑い合ったことを思い出し、男を解放する。
翌日、家の片づけをしていたコナーが疲れて眠り込み、目を覚ますとそこにエリナーがいた。驚く彼にエリナーは「息子の顔が思い出せない」と言うと、コナーは「2人に似た美しい子だった」と話す。そのまま2人は泣きながら寄り添って眠りにつくが、コナーが再び目を覚ました時、彼女の姿はなかった。
その後、コナーはスチュアートとともにスペンサーの店に移ることになり、父の跡を継ぐことにする。その店の開店前、店を出て街を歩くコナーの後ろにはエリナーの姿があった。
以上、映画「ラブストーリーズ コナーの涙」のあらすじと結末でした。
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