映画「X－MEN：ダークフェニックス」ネタバレあらすじ結末と感想

映画「X－MEN：ダークフェニックス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。

2021/7/2 更新

作品紹介・キャスト

X－MEN：ダーク・フェニックスの紹介：2019年アメリカ映画。X-MENの１人であるジーンはある事をきっかけに心の闇に潜んでいた彼女のもう１つの人格、ダーク・フェニックスを覚醒させてしまう。これにより他のX-MENですら彼女を制御出来なくなってしまう。X-MENシリーズ第7弾で完結作となるSFアクション大作。前作「X－MEN：アポカリプス」でX-MENを勝利に導いたジーン・グレイの別人格が予想外の事態を引き起こすことになる。
監督：サイモン・キンバーグ　キャスト：ジェームズ・マカヴォイ（チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーＸ）、マイケル・ファスベンダー（エリック・レーンシャー / マグニートー）、ジェニファー・ローレンス（レイブン / ミスティーク）、ニコラス・ホルト（ハンク・マッコイ / ビースト）、ソフィー・ターナー（ジーン・グレイ / ダーク・フェニックス）、タイ・シェリダン（スコット・サマーズ / サイクロップス）、アレクサンドラ・シップ（オロロ・モンロー / ストーム）、ジェシカ・チャステイン（謎の女）、コディ・スミット＝マクフィー（カート・ワグナー / ナイトクローラー）、エヴァン・ピーターズ（ピーター・マキシモフ / クイックシルバー）、コタ・エバハート（セレーネ）、アンドリュー・ステリン（アリキ）、ほか

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ジェニファー・ローレンスジェームズ・マカヴォイニコラス・ホルトマーベル

X－MEN：ダークフェニックスの予告編動画

映画「X－MEN：ダークフェニックス」解説

この解説記事には映画「X－MEN：ダークフェニックス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

X－MEN：ダークフェニックスのネタバレあらすじ：起

1975年、子供の頃のジーン・グレイは両親と車に乗っていた。自分のパワーを使ってラジオのチャンネルを変えるジーンは、頭の中で聞こえる声に気を乱されると、大声でうるさいと叫ぶ。すると、その声に驚いた運転する母がハンドルを大きく切り、交通事故を起こしてしまう。これによりジーンの両親は帰らぬ人となるが、彼女自身は傷1つ無く生き残るのだった。

運ばれた病院に居たジーンの元にチャールズ・エグゼビア（ジェームズ・マカヴォイ）が現れ、彼女が特別なパワーを持っていることを伝える。チャールズはジーンを彼の特別学校へと連れて行き、特別なパワーを持った他の子供達と一緒に学ばせ、彼女がパワーを良いことに使うよう面倒を見るのだった。

1992年、NASAの宇宙船がトラブルに巻き込まれ、大統領から助けを求められたチャールズは、ジーン（ソフィー・ターナー）を含めたX-MENを引き連れて宇宙船乗組員の救出へ向かう。救出ミッション中、宇宙船に残された乗組員を自分のパワーを使って助け出そうとしたジーンだったが、宇宙船から脱出出来ずに太陽爆発に飲み込まれてしまう。ジーンはそこで熱放射を浴びたにも関わらず生還し、皆と一緒に地球へ帰還するとヒーローと称されるのだった。

同じ頃、どこかで開かれている夕食パーティーに姿を表したエイリアンは、パーティーに参加していた女性を殺し、彼女の姿に変身する。そして人間の女性の姿となりパーティーへ戻ったエイリアンは、そこにいた全員を殺すのだった。ずっと太陽爆発を追っていたこのエイリアンは太陽爆発の時にジーンが熱放射を浴びた事を知っており、彼女を探しているのだった。

X－MEN：ダークフェニックスのネタバレあらすじ：承

学校にて、熱放射を浴びてから様子のおかしいジーンのパワーレベルを調べるハンク（ニコラス・ホルト）は、彼女のパワーが測りきれないくらい強力であることを知る。その日、他の生徒達とパーティーをするジーンは、誰かがつけたキャンプファイヤーに強い反応を示し、パワーをコントロール出来なくなったジーンは、その強力なパワーで皆を制御するのだった。

この出来事を受け、チャールズ、ハンク、レイブン（ジェニファー・ローレンス）はジーンの頭の中を調べる。そこでハンクとレイブンは、ジーンがまだ幼い頃、苦しみや罪悪感から彼女を守るために両親の交通事故の記憶をチャールズが無くしてやっていた事を知る。しかし次の瞬間、聞きなれない声が聞こえると、ジーンは目を覚まし、彼女の父親が生きていると言い出すのだった。

ジーンは自分が幼少期に暮らしていた場所を訪れると、そこで実際に生きている父親ジョンを見つける。家族３人で住んでいた家に１人で暮らし続けるジョンに招き入れられ、家の中に入るジーンだったが、そこにはジョンと母エレインの写真しかなく、自分の写真が全く無いことに気づくと、ジョンの記憶の中に侵入する。そこで事故後にエレインの死をジーンのせいだと彼女を責め、ジーンはあの日に死んだと言い、彼女を迷いなくチャールズに引き渡すジョンの記憶を見つける。

これを知ったジーンは父親に激怒し、そこへ到着したX-MENにも止められない程の状態になっていた。彼女を落ち着かせようと近付くレイブンだったが、彼女がジーンに触れた瞬間、彼女が起こした強風により吹き飛ばされて、木に叩きつけられ死んでしまう。

X－MEN：ダークフェニックスのネタバレあらすじ：転

他のX-MENたちとレイブンを埋葬し、彼女の死を悼むハンクはチャールズに、ジーンがこんな状態になってしまったのは、彼女ら生徒達を宇宙でのミッションという危険な事をさせたからであり、レイブンが死んだのも彼の責任だと責める。

同じ頃１人でバーに居たジーンに謎の女[人間の女性の姿となったエイリアン]（ジェシカ・チャステイン）が話しかける。謎の女はジーンが浴びた熱放射は強力なもので、他のX-MENは彼女をコントロール出来ない為に彼女を抹殺するつもりだとジーンを信じ込ませるのだった。

姿を消したジーンを追うため、ハンクはエリック（マイケル・ファスベンダー）に協力を頼む。ハンクからジーンがレイブンを殺したと聞いたエリックは彼女を殺す事を決意する。エリックとハンクがニューヨークへジーンを追っていることを知ったチャールズ達も彼らを止めにニューヨークへ発つ。ジーンのもとへたどり着く寸前のエリック達と戦うチャールズ達だったが、エリックは彼女の元へたどり着いてしまう。

エリックに攻撃されるジーンだったが、それを簡単にかわすと、反撃して逆にエリックを倒すのだった。チャールズはジーンの幼い時の記憶を操作したことを謝罪し、ジョンが彼女をチャールズに引き渡した時の自分の記憶を彼女へ見せる。ジーンへの希望を絶対に捨てなかったチャールズの記憶を見たジーンは、これにより元の彼女に戻るのだった。ジーンが熱放射で手に入れた強力なパワーを謎の女へ引渡しすと、謎の女はそのパワーで人類を滅ぼし、エイリアンたちで地球を支配する計画を明かすのだった。

X－MEN：ダークフェニックスの結末

しかしその時、ミュータント監視部隊が現れてミュータント全員を捕まえると、隔離施設へ送るため、電車へ乗せてしまう。そこへジーンを取り返そうと強力なパワーを持つ様になった謎の女が率いるエイリアン達が攻撃を開始する。ミュータントたちは自由の身になるが、人間達を殺していくエイリアン達にX-MENが攻撃をして人間達を救う。

ジーンの持つ残ったパワーをも得ようとする謎の女に、自分の力を保持出来ないと見たジーンは、自らパワーを女へ送る。仲間達に犠牲を出さないために、ジーンは女を地球の上へ連れて行くと、女を破壊させる事に成功するのだったが、その衝撃で発生した爆風によりジーン自身も消えてしまうのだった。

自分の命を犠牲にし、ミュータントや人類を救ったジーンの死後、学校はジーン･グレイ･スクールに改名され、再び平和が戻るのだった。

以上、映画「X－MEN：ダーク・フェニックス」のあらすじと結末でした。