チャップリンの独裁者の紹介:1940年アメリカ映画。第一次世界大戦中、トメニアという国は独裁者・ヒンケルが独裁政権を誇っていた。ヒンケルに容姿がそっくりな、トメニアの二等兵・チャーリーは記憶を失い、床屋を営む。ヒンケルは国中のユダヤ人を迫害する。チャーリーはユダヤ人の女性・ハンナと恋仲に落ちる。しかし、ユダヤ人の迫害により、ハンナの家族は別国・オストリッチに亡命する。チャーリーは収容所へ送られるが、あまりにヒンケルに似ていたため、ヒンケルと間違えられて…。チャールズ・チャップリンがアドルフ・ヒトラーとナチスに対する社会批判をコミカルに、かつシリアスに描いた作品。
監督:チャールズ・チャップリン 出演者:チャールズ・チャップリン(ヒンケル・チャーリー 2役)、ポーレット・ゴダード(ハンナ)、レジナルド・ガーディナー(シュルツ中佐)、ヘンリー・ダニエル(ガーヴィッチ)ビリー・ギルバート(へリング元帥)、カーター・デ・ヘイヴン(バクテリア国大使)ほか