ユージュアル・ネイバー(別題:マッド・マザー 生贄の少年)の紹介:2013年アメリカ映画。両親を失い、祖父母に引き取られた少女が出会った車椅子の少年。その少年の家には恐ろしい秘密が隠されていた。少女を見守る優しい祖父をピーター・フォンダが演じている。
監督:ジョン・マクノートン 出演:サマンサ・モートン(キャサリン)、マイケル・シャノン(リチャード)、メドウ・ウィリアムズ(サンドラ)、チャーリー・ターハン(アンディ)、レスリー・ライルズ(マリアンの祖母)、ナターシャ・カリス(マリアン)、ピーター・フォンダ(マリアンの祖父)、ほか
映画「ユージュアル・ネイバー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ユージュアル・ネイバー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ユージュアル・ネイバーの予告編 動画
映画「ユージュアル・ネイバー」解説
この解説記事には映画「ユージュアル・ネイバー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ユージュアルネイバーのネタバレあらすじ:起・初めての友達
車椅子生活を送る少年アンディは、生まれてから家を出たことがなく、母キャサリンが医師として働き、看護師だった父リチャードが仕事を辞めて家でアンディの面倒を見ていた。
そんな時、近くに住む老夫婦の家に、両親を亡くした孫娘マリアンが引き取られてくる。見知らぬ土地で孤独なマリアンは、散歩中に1軒の家にたどり着く。好奇心から中を覗いた彼女は、部屋の中に居たアンディと目が合い、驚いて逃げ帰るが、翌日、再び窓の外に現れる。
初めてできた友達に喜ぶアンディだったが、帰ってきたキャサリンが冷たく追い返して、アンディに会うことを許さず、マリアンの祖父母にもアンディは死にかけているので会いに来させないよう訴える。
ユージュアルネイバーのネタバレあらすじ:承・秘密の地下室
それでもマリアンは、野球をやりたいと言っていたアンディのために、両親の留守中に外へ連れ出し、キャッチボールを楽しむ。そこへ電話でキャサリンが帰ってくることを知り、慌ててアンディを部屋に戻したマリアンは家から出そびれて地下室に隠れるが、そこには医療器具に囲まれて意識のないもう1人の少年がいた。驚くマリアンはそこでジェイソン・キマニックという名前のついたレントゲン写真を目にする。
キャサリンは留守中にマリアンが来ていたことに気づき、アンディを問い詰めるが、嘘をつかれて激怒し、アンディに対する態度が豹変する。その晩、地下室でアンディに手術が施されるが、リチャードはアンディに盲腸の手術をしたのだと話す。
ユージュアルネイバーのネタバレあらすじ:転・驚愕の真実
インターネットでジェイソンの名を検索したマリアンは、その人物が新生児の時に病院から誘拐されていたことを知り、アンディに誘拐された子が地下室にいることを話す。
自力で這って地下室に行ったアンディは、そこでマリアンが言っていた少年を目にするが、そこへリチャードとキャサリンが現れ、真実を知りたがるアンディにキャサリンは、その少年は息子だと話す。
それを聞いてアンディは自分は誘拐されたジェイソンで、地下の少年こそが本当のアンディだったことを知る。夫婦は実子に心臓移植をするためにジェイソンを誘拐し、監禁状態にしていたのだった。
ユージュアルネイバーの結末:自由を取り戻す
しかし、リチャードは長年息子同然に世話してきたジェイソンにも愛情を持っていたため、心臓移植を決行しようとするキャサリンに抗って、部屋にきていたマリアンとジェイソンを逃がす。
それを知ったキャサリンはリチャードの説得にも耳を貸さず、2人を追う。リチャードは地下に降り、息子の生命維持装置を全て外すと、部屋にアルコールを撒いて火をつける。
2人を追って、追い詰めたキャサリンだったが、息子につけた生命維持装置の信号が0になり、慌てて家に戻ると、地下室は火の海だった。その中で寄り添い、横たわる父子に駆け寄り、半狂乱になったキャサリンの上に天井が崩れ落ちる。
その後、健康を取り戻したジェイソンは、同年代の子供たちとともに念願だった野球を楽しんでいた。
以上、映画「ユージュアル・ネイバー」のあらすじと結末でした。
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