ヒルズ・ハブ・アイズの紹介:2006年アメリカ映画。銀婚式旅行に向かう道中の砂漠にて車がパンクしてしまう。助けを求めるダグたちに待っていたのは政府の核実験により突然変異をとげた町の住民たちだった。
監督:アレクサンドル・アジャ 出演:アーロン・スタンフォード(ダグ・ブコウスキー)、キャスリーン・クインラン(エセル・カーター)、ヴィネッサ・ショウ(リン・カーター・ブコウスキー)、エミリー・デ・レイヴィン(ブレンダ・カーター)、ダン・バード(ボビー・カーター)、ほか
映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」解説
この解説記事には映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒルズ・ハブ・アイズのネタバレあらすじ:銀婚式旅行
銀行式旅行にサンディエゴに向かうため砂漠を経由していたのだが、道中タイヤがパンクしてしまい足止めになる。ボブは日中に立ち寄ったスタンドまで1人で向かうが何者かに襲われ捕まってしまう。愛犬のビューティーが逃げ探しにでたボビーは腹を裂かれた愛犬の死体を見つける。夜何者かの気配を感じダグたちに助けを求める。その瞬間爆発音が聞こえ振り返ると燃える炎の中にボブは縛り付けられていた。ボブを助けにいくダグたちだったが、ボブは既に死んでいた。キャンピングカーから悲鳴を聞きつけ様子を見に行くリン。そこには恐ろしい顔をした男が二人いてブレンダを人質にしていた。隙を見て反撃するリンだったが頭を打たれ死んでしまう。ダグたちがキャンピングカーに戻ると、床に横たわるリンと恐怖に怯えるブレンダ
そして愛娘の姿がどこにもなかった。
ヒルズ・ハブ・アイズのネタバレあらすじ:救出
娘を助けるため愛犬のビーストを引き連れ砂漠の奥にある町に足を踏み入れるダグ。その町は昔、政府が核実験をした町で町の人々は核の後遺症で突然変異をしていた。娘を見つけるも見失ってしまい、斧を片手に大男が襲ってくる。ビーストに助けられ難を逃れたダグ。そこへ愛娘の泣き声が聞こえる。赤いパーカーを着た女の子が愛娘を抱き逃げている。後を追い女の子にショットガンを向けるダグ。女の子は恐る恐る愛娘を返そうとするが、そこへリンを殺した男がダグに飛びかかってくる。女の子は赤ん坊と共に逃げる。その後を追う男だったが、背後からダグがショットガンでぶん殴る。ぐったりした男を確認し娘も抱きかかえるダグ。その背後から男がショットガンの銃口を向けていた。女の子は二人を助けるため男を突き飛ばし崖から落ちて死んでしまう。
ヒルズ・ハブ・アイズの結末
キャンピングカーに戻るダグだったが、ボビーたちも町の人間に襲われ難を逃れるためキャンピングカーごと爆破さしていた。ダグと娘の姿を見たボビーとブレンダは固く抱擁をする。しかし、その三人を双眼鏡で何者かが覗いていた。
以上「ヒルズ・ハブ・アイズ」あらすじと結末でした。
この映画の魅力のひとつは残酷さにあると思います。
縛りつけられた男が焼かれる、というシーンが顕著です。目をそむけてしまう残酷さでありながら、つい見てしまいたくなる。自分の中のゲスの部分が掘りおこされていくような、ゾクゾクした快感があります。
もうひとつ、残酷といえば犯人たちに娘が襲われるシーンがあります。直接描かれてはいませんが、その直後、娘がシーツを自分の腰に巻きつけ泣きわめいていますから、レイプされたのは間違いないでしょう。このシーンも、自分の中のゲスな部分が惹きつけられていました。
「さあ、観客ども、見ろ。お前らゲスどもはこういうのが見たいんだろう!」
と叫んでいるような、なんとも異様な映画です。