ラスト・デイズ・オン・マーズの紹介:2013年イギリス,アイルランド映画。長期に渡る火星での調査も残り19時間。隊員は既に限界を迎えていたがそれももう終わる、はずだった。一人の隊員が調査の途中地面の陥没に巻き込まれ死亡、それが悲劇の始まりとなる。その後もう一人の隊員も姿を消し事件は謎めいていくがしばらくして二人が基地に戻ってくる。だが彼らの様子は以前と変わっていた。火星を舞台としたSFスリラー。主演は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のリーヴ・シュレイバー。
監督:ルアイリ・ロビンソン 出演:ヴィンセント・キャンベル(リーヴ・シュレイバー)、チャールズ・ブルネル(イライアス・コティーズ)、レベッカ・レーン(ロモーラ・ガライ)、マルコ・ペトロヴィッチ(ゴラン・コスティッチ)、ロバート・アーウィン(ジョニー・ハリス)ほか
映画「ラスト・デイズ・オン・マーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラスト・デイズ・オン・マーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラスト・デイズ・オン・マーズの予告編 動画
映画「ラスト・デイズ・オン・マーズ」解説
この解説記事には映画「ラスト・デイズ・オン・マーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラスト・デイズ・オン・マーズのネタバレあらすじ:起
長きに渡った火星の調査もその日が最後となる。19時間後には故郷で青空の下を歩ける、それを望んでいるのか今のこの状況にうんざりしているのか、どちらにせよ待ち遠しいことには変わりない。調査に出ていたヴィンセントが基地に戻ると入れ替わりに二人の隊員が調査に出た。全員参加のミーティングがあるはずなのにと不信に思うが彼等は楽しそうに出て行った。それからすぐ調査に出た内の一人からヘルプのメッセージが届く。基地の隊長がその場に行くと地面が大きく陥没、落ちた一人の姿は見えなかった。
ラスト・デイズ・オン・マーズのネタバレあらすじ:承
一人を現場に残し基地に戻った隊長は本部に報告。他の隊員を引き連れ落ちた隊員の引き上げに向かった。穴に下りたヴィンセントが目にしたのは異様な光景だった。よくは分からなかったがまるで何か生き物でもいるかのような気配、しかし暗い穴の中で探索するヴィンセントは過去の体験のフラッシュバックを起こしパニックに陥ってしまう。あの体験以来ヴィンセントは暗く狭い場所が苦手になっていた。穴の中に隊員の姿はなかった。基地に戻った彼らは対策を練った。すると基地のレーダーに反応があった、近くに誰かが近寄っているようだった。
ラスト・デイズ・オン・マーズのネタバレあらすじ:転
基地に近づくのは二人の影。現場に残してきたのは一人のはずだったのに、まさか落ちた隊員は生きていたのか。しかし宇宙服を着ている二人は基地に入ると突然隊員を襲った。ヘルメットを取った彼の姿はまるで人間とはかけ離れた化け物のようだった。一人の犠牲者を出してしまったが彼等は基地から脱出、しかしその時隊長が傷を負ってしまう。隊長は先ほどの傷が元になり死んでしまった。しかし確かに死を確認したはずの隊長が動きだした。どうやらこれは感染するらしい。そして最終的には彼等のようになってしまう。
ラスト・デイズ・オン・マーズの結末
火星最後の日にヴィンセントを残し他の隊員は感染してしまった。化け物と化した彼らに追われながらもヴィンセントは本部に救難信号を発信。助けがくる場に一人向かうもそこには彼の元仲間達も集まっていた。扉を開けないよう伝えるもヴィンセントが船に辿り着く時には既に本部の人間は殺されていた。なんとか船に乗り込み飛び立つもその時既に彼等との闘いでかすり傷を負っていたヴィンセントにも感染の可能性があった。ヴィンセントは船で宇宙を漂いながら自身に感染の兆候が現れるか待った。もし現れたなら彼は自ら死を選ぶ、そう覚悟していた。
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