最後の晩餐の紹介:2004年日本映画。整形外科医の中で‘神の手’と呼ばれる男、小鳥田優児。しかしそれは彼の表の顔にすぎない。彼には変わった食の嗜好があり、それは女性の肉。つまり、人肉を食すことだった。
監督:福谷修 出演:加藤雅也(小鳥田優児)、匠ひびき(秋本加奈子)、三輪ひとみ(椎名亜美)、原史奈(峯村沙希)、前田綾花(小川ルミ)、松方弘樹(立花刑事)、ほか
映画「最後の晩餐 (2004)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「最後の晩餐 (2004)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「最後の晩餐 (2004)」解説
この解説記事には映画「最後の晩餐 (2004)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
最後の晩餐のネタバレあらすじ:起
小鳥田優児は整形外科医の中で、“神の手”と称されるほどの名医だった。しかし、彼には変わった食の嗜好があった。それは、人間の肉。‘人肉’だった。彼が初めて人肉に手を出したのは、まだ医師と全く名の通らなかった時だった。整形クリニックのお荷物のような存在だった小鳥田は吸引した脂肪を自宅に持ち帰り焼いた。決して美味しいとは言えなかったが、彼の心は何かに満たされた気がした。
最後の晩餐のネタバレあらすじ:承
食べていくうちに本当の女性の肉を食べたい衝動に襲われるようになる。そんなある日、森の中で女性の首吊り死体を発見する。小鳥田は自宅で女性を解体し肉を食した。小鳥田は、香港で人肉を食べれるという情報を知り香港へ向かう。そこで人肉愛好家のレストランに辿り着き女性を買って食した。帰国してからもその欲求は抑えきれず、次々と女性を食していく。ベーコンを作ろうと浜辺で燻製していると、1人の老人が肉に異常な興味を示していた。医院の助手の女の子を殺してしまった小鳥田の元へ刑事が訪ねてくる。その刑事は、浜辺であった老人だった。
最後の晩餐のネタバレあらすじ:転
ある日、刑事が捜査とは関係なく肉を食べたいと言ってくる。言われるがまま肉を差し出す小鳥田に刑事は自分も人肉愛好家であるということを告げる。新鮮な人肉を自分に提供するかわりに捜査を打ち切るというのを条件に話をする刑事を背後から狙う小鳥田。それに気づいた刑事は小鳥田に銃を発砲し死亡する。小鳥田は朦朧とする意識の中、大学の友人の結婚式の料理を作る。なにも知らずに人肉の虜になっていた友人に‘肉の秘密’を明かそうとしていた。式当日、小鳥田の作った料理に会場はざわめいていた。そして大きなプレゼントが友人二人に送られた。そのプレゼントの中身とは、人の体の一部で作られたオブジェだった。そしてオブジェの真ん中には小鳥田の顔の皮膚が貼られていた。
最後の晩餐の結末
顔中に包帯を巻いて車を走らせる小鳥田。しかし、背後で何者かが、小鳥田の頭部に銃口を向ける。バックミラーを見ると、銃口を向けていたのは刑事の助手だった。車を停車する小鳥田。そして、暗い山道の中を一発の銃声が響き渡るのだった。
以上、「最後の晩餐」あらすじ、結末でした。
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