イップ・マン 誕生の紹介:2010年香港映画。ブルース・リーの師匠として知られる伝説の格闘家、イップ・マンの若き日の姿を、妻との出会いや日本の秘密結社との死闘を交えて描いたアクション作品です。
監督:ハーマン・ヤウ 出演者:デニス・トー(イップ・マン)、ルイス・ファン(イップ・ティンチー)、クリスタル・ホアン(チョン・ウィンシン)、ユン・ピョウ(ツォンソウ)、サモ・ハン・キンポー(チェン・ワースン)ほか
映画「イップ・マン 誕生」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イップ・マン 誕生」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「イップ・マン 誕生」解説
この解説記事には映画「イップ・マン 誕生」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イップ・マン 誕生のネタバレあらすじ:起
1905年、中国広東省の佛山市。歳の少年イップ・マン(ムン・ジュンフィ)と義兄のイップ・ティンチー(沈艾劼)は父(チェン・チーフイ)に連れられて詠春拳の宗師であるチェン・ワースン(サモ・ハン・キンポー)に弟子入りします。二人は「詠春拳武館」で妹弟子のメイワイ(シュー・チャオ)と共に、ワースンやその一番弟子ツォンソウ(ユン・ピョウ)の教えを受けながら修行に励みます。しかしその1年後、ワースンは突然の病に倒れ、ツォンソウが武館を継ぎます。イップ・マンとティンチーは厳しい修行を積み重ねていきます。
イップ・マン 誕生のネタバレあらすじ:承
数年後、立派な青年に成長したイップ・マン(デニス・トー)とティンチー(ルイス・ファン)、美しく成長したメイワイ(ローズ・チェン)。ある日、街の祭りに繰り出したイップ・マンは、副市長(ラム・シュー)の娘チャン・ウィンセン(クリスタル・ホアン)がチンピラに絡まれているところを助け、ウィンセンはイップ・マンを意識するようになります。その一方で、メイワイもまたイップ・マンに淡い恋心を抱いていたのですが、イップ・マンはその想いに気付くことなく、大学留学のため単身香港へと旅立っていきます。1915年、香港ステファン書院に入学したイップ・マンは、現地を支配していたイギリス人を一瞬で叩きのめし、一躍有名人となっていまいた。そんなある日、イップ・マンは詠春拳の達人で薬局を営む老人リョン・ビック(イップ・チュン)と出会い、弟子入りを志願します。
イップ・マン 誕生のネタバレあらすじ:転
イップ・マンはこれまで自分が学んできだスタイルとの違いに戸惑いながらも、次第にリョンによって改良された詠春拳を学び取って成長していきます。一方、日本との戦争の影が忍び寄りつつあった佛山では、日本の貿易商人・北野行雄(澤田拳也)と彼の妹・由美(バーニス・リウ)が金と権力で税関も警察も買収、街を牛耳りますが、「精武体育会」のリー会長と副会長になっていたティンチーだけは彼らの圧力には屈しませんでした。1919年、大学を卒業し、佛山に舞い戻ったイップ・マンはティンチーやウィンセンと再会を果たし、イップ・マンとウィンセンは彼女の父の反対を押し切って交際を始めます。その事実を知ったメイワイはティンチーとの結婚を決意します。そして1920年、ティンチーとメイワイの結婚式の夜、リー会長が何者かに殺害され、会長と最後に会っていたイップ・マンは殺人容疑をかけられて逮捕されてしまいます。
イップ・マン 誕生の結末
リー会長の孫(シュー・チャオ)は、ティンチーが祖父の殺害に関与していることが記された手紙を発見しますが、ティンチーに捕らえられ北野らの元に連れて行かれます。ティンチーは日本人と組んで武術協会を襲撃し、ツォンソウを殺そうとしますが、間一髪で釈放されたイップ・マンが駆け付け、ティンチーとの宿命の対決に挑み勝利します。ティンチーの正体は日本人スパイで、孤児を装ってイップ・マンの父に拾われていたのです。ティンチーはその後自決し、彼の子を身籠っていたメイワイはショックのあまり流産してしまいます。イップ・マンはリー会長の孫を救うため埠頭まで急ぎ、北野との決戦に挑んで見事打ち倒し、孫を救出します。イップ・マンは、日本人たちが子供の人身売買に関わっていたことを知ります。武術協会に戻ったイップ・マンは、その後ウィンセンと結婚しました。
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