アメリカで最も嫌われた女性の紹介:2017年アメリカ映画。アメリカで最も嫌われた女性の紹介:キリスト教信者が多いアメリカで、無神論者として嫌われながら活動をした、マデリン・マリー・オヘアの実話に基づく物語です。
監督:トミー・オヘイバー 出演:メリッサ・レオ(マデリン・マリー・オヘア)、マイケル・チャーナス(ガース)、ジュノー・テンプル(ロビン)ジョシュ・ルーカス(デイビッド)、アダム・スコット(ジャック・ファーガソン)、ブランドン・マイケル・スミス(ロイ)、ほか
映画「アメリカで最も嫌われた女性」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アメリカで最も嫌われた女性」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アメリカで最も嫌われた女性」解説
この解説記事には映画「アメリカで最も嫌われた女性」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカで最も嫌われた女性のネタバレあらすじ:起
マデリンは無神論者活動家であり、アメリカで嫌われている存在です。そのマデリンと息子のガース、養女のロビンの3人が何者かに拘束されてしまいます。その3人が行方不明と最初に気づいたのは、マデリンの元で働いていたロイでした。
警察に相談しても「これは宣伝活動じゃないのか?」と言い、真面目に取り合ってくれませんでした。無神論者教会からも「資金集めの策なのではないか?」と信じてもらえません。ロイがそこまで事件性を疑うことには理由があり、マデリンは家族より犬を大切にしており、その犬たちを置いて失踪することはありえないという意見でした。
そこでロイは記者ジャック・ファーガソンに連絡をして、記事にすることによってマデリンが行方不明であることを訴えようとする作戦にでました。
時を同じくして、誘拐犯はマデリンたちに正体を明かします。その人物は、マデリンの元で働いていたデイビッドでした。デイビッドたちの目的は、マデリンの隠し口座にある100万ドルをもらうことでした。しかし銀行に問い合わせると、60万ドルしかおろせないことがわかり、さらに一週間かかるとのことでした。そして、ここから長い監禁生活が始まります。
アメリカで最も嫌われた女性のネタバレあらすじ:承
オヘアは無神論活動家でしたが、両親は敬虔なキリスト信者でした。マデリンは実家で暮らしながら、シングルマザーとして2人の息子を育てていました。息子のビルが通う学校で朝のお祈りを強制していることに怒り心頭のマデリン。裁判で学校と闘うことを決意します。
そのせいでビルは生徒と先生たちからもいじめられてしまいます。ビルを心配して裁判をやめようとマデリンは提案しますが、ビルは一緒に闘おうと言ってくれました。その結果、最高裁で「学校が朝に祈ることを強制することは違憲」と判断されました。
そのことにより、マデリンは仕事をクビになってしまいます。嫌がらせの手紙も山ほど届くようになってしまいます。その中には一部、感謝を述べる手紙も届き、マデリンは自分の道をどんどん進んでいきます。そして、無神論者教会を立ち上げ、マデリンは無神論者教会会長になります。
マデリンは急速に活動の幅を広げていき、「アメリカ一嫌われた女性」との称号を得るまでにいたります。
アメリカで最も嫌われた女性のネタバレあらすじ:転
ジャックはマデリン失踪の連載をはじめますが、「とっとと取りやめて違う記事をかけ!」と上司に言われてしまいます。その記事を目にしたデイビット。他の仲間たちは捕まってしまうと焦りますが、デイビットはいたって冷静でした。アメリカで最も嫌われた女性のために動いてくれる警察などいないとデイビットはわかっていたからです。
ビルは無神論者教会の一員として、マデリンの元で働いていました。ビルにも家族ができ、自分の家族を守るためにも活動を手伝えないとマデリンに伝えましたが、受け入れてくれませんでした。それによって、ビルは妻から離婚を申請されてしまい、落ち込み、酒びたりの生活になってしまいます。
マデリンは息子の娘を引き取り、無心論者として育てていくことにします。ついに爆発してビルはマデリンと絶縁し、キリスト教徒に転身してしまいます。このことについてマデリンは一番堪えてしまいました。それでもマデリンは無神論者活動を辞めることなく、牧師と対決する舞台を多く行い金儲けを始めます。
ビルの後任に無神論者教会に就職してきたのがデイビッドでした。デイビッドの経歴は悪く、過去に人を殺したこともありました。それでも、マデリンはデイビッドの働きぶりに感心して信頼をしていまいした。
アメリカで最も嫌われた女性の結末
監禁11日目にしてやっと送金が成功したと思われましたが、100万ドル全てを手にすることはできまでした。残りの分はまた来週になってしまうそう。デイビッドは落胆します。
その頃、ようやくビルが警察に届けを出して、マデリンたちの捜索が始まり、やっとマデリン失踪事件が明るみ出ました。しかし、時は既に遅く、犯人グループの一人がロビンをレイプして殺してしまいます。マデリンがロビンの遺体を見てその場はパニックになり、ガースも殺されてしまいます。そしてマデリンも殺されてしまいました。
犯人たちは遺体をばらばらにして埋めて、お金を持って逃走。しかし、コインロッカーにお金を一時保管したまま他の誰かに盗まれてしまいます。デイビッドは殺人罪で捕まり、今現在もそのお金の行方はわかっていません。
以上、映画「アメリカで最も嫌われた女性」のあらすじと結末でした。
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