映画「キャプテン・ウルフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キャプテン・ウルフの紹介：2005年アメリカ映画。「ワイルドスピード」シリーズのヴィン・ディーゼルが主夫に！？海軍特殊部隊の軍人キャプテン・ウルフは任務でプラマー一家の子供達の護衛兼ベビーシッターをすることに……軍人が子供相手に大奮闘！家族の絆にもほっこりするコメディー映画。
監督：アダム・ジャンクマン 出演：ヴィン・ディーゼル（シェーン・ウルフ）、ローレン・グレアム（クレア・フレッチャー）、フェイス・フォード（プラマー夫人）、ブリタニー・スノウ（ゾーイ・プラマー）、マックス・シエリオット（セス・プラマー）、クリス・ポッター（ビル・フォーセット大佐）、ほか
この解説記事には映画「キャプテン・ウルフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカ海軍特殊部隊の大尉であるシェーン・ウルフはセルビアの反乱軍に拉致されたプラマー教授救出任務の指揮を取り教授を助け出します。しかし護送用のヘリに乗るところで教授は射殺されてしまいます。2ヶ月後、任務で銃弾を受け入院していたシェーンのもとにフォーセット大佐が訪れ、殺されたプラマー教授は彼が開発した核発射阻止プログラムを持っていなかったこと、そして敵がまだそのプログラムを狙っていることを話します。大佐はスイスにある教授の金庫にプラマー夫人と中身を回収に行く間、プラマー家の子供達の護衛をし、家の中にプログラムが隠されていないか探す任務をシェーンに託します。
プラマー家に到着したシェーンは子供達のやりたい放題の無法地帯状態にうんざりします。長女のゾーイは運転の教習をさぼり隠れて彼氏を部屋に連れ込み、長男のセスはゾーイと共に遅刻の常習犯、そしてレスリング部をさぼってばかり、更には次女のルルのガールスカウトの引率をさせられ、次男のピーターと赤ん坊のタイラーの世話にイライラを募らせていきます。しかしある晩プラマー家に全身黒ずくめの2人の刺客が襲撃してきます。シェーンは子供達を守り刺客を返り討ちにします。そしてシェーンと子供達はお互いに歩み寄ろうと約束します。
彼らのことを理解しようとするシェーンでしたが、なかなか一筋縄にはいきません。そんな中セスの行動で教頭のマーニーに呼び出されます。家に着いたシェーンはセスに話をしようとしますが、セスはそれを突き返します。もう一度話をしようセスの部屋を訪れますが、セスは家から抜け出します。抜け出したセスを追いかけ着いたそこには演劇の稽古に参加するセスの姿が。シェーンはその光景を見守りますが、セスは踊りを失敗してしまい演出家が怒って帰ってしまいます。そしてシェーンはセスのために演劇の演出をしようと立ち上がります。
どんどん子供達との距離が縮まるシェーン。一方夫人と大佐は金庫の合い言葉を導き出すのに苦戦していましたが、ようやく正解を出し金庫を開けます。するとそこには特殊な形をした鍵のようなものが。そしてシェーンもガレージの地下に隠し部屋があるのを見つけます。スイスからプラマー夫人が帰ってくる事を子供達に伝えると5人は大喜びします。夫人と大佐が戻りプログラムを渡せば全て解決しプラマー家の身の危険もなくなります。しかしそれは同時にシェーンとの別れを意味します。寂しい気持ちになる子供達とシェーンでしたが、お母さんを迎える準備を始めます。そしてプラマー夫人と大佐が家に着くと夫人は子供達の見違えるような姿に驚きます。そしてプラマー家は家族の再会を喜びます。シェーンは最後の大仕事である隠し部屋に大佐を案内します。しかしそこに以前襲ってきた刺客が現れ、裏で彼らと手を組んでいた大佐に殴られシェーンは気絶してしまいます。子供達は捕縛され夫人は大佐と一緒に金庫へと連れて行かれますが、そこには厳重な罠が仕掛けられていて金庫に近づけず尻込みします。一方捕われていた子供達は見張りの刺客を倒し、倒れていたシェーンを起こし彼の指示で助けを呼びに行きます。シェーンは人質になっている夫人を助けるために自分が金庫を開けると申し出ます。そしてその罠を搔い潜るにはピーターの子守唄がその回避方法になることに気付き無事金庫まで辿り着きます。そして大佐の隙をつき彼らを倒しプログラムを守る事に成功します。今度こそ本当にみんなを守り任務を完了させたシェーンはプラマー一家との別れを惜しみます。しかし彼にはまだ任務が残っていました。それはセスの舞台を見届けることです。舞台で堂々と歌い、踊るセスをみんなで見守りシェーンはプラマー一家とのドタバタと過ごす生活に幕を下ろすのでした。
以上、映画キャプテン・ウルフのあらすじとネタバレでした。
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