デッドリー・スポーンの紹介:1983年アメリカ映画。ある夜、森に落ちた隕石から出てきた人食いエイリアンが、一軒の家の地下室に侵入してきたことから、その家族と友人たちが次々襲われて食われてしまうという内容の、80年代にマニアの間で話題になったスプラッター作品です。大きく開いた牙だらけの口が象徴的です。
監督:ダグラス・マッケオン 出演者:チャールス・ジョージ・ヒルデブラント(チャールズ)、トム・デ・フランコ(ピート)、リチャード・リー・ポーター(フランキー)、ジーン・タフラー(エレン)、カレン・タイ(キャシー)、エセル・マイケルソン(ミリー)ほか
映画「デッドリー・スポーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デッドリー・スポーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デッドリー・スポーンの予告編 動画
映画「デッドリー・スポーン」解説
この解説記事には映画「デッドリー・スポーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デッドリー・スポーンのネタバレあらすじ:起
夜の森、空から隕石のようなものが降って来ます。近くでキャンプをしていた二人の青年が見に行きます。辺りは火の手が上がり、その向こうに隕石が落ちていました。「写真を撮ろう」と言ってテントに帰った青年と、それを待っていた青年二人とも、中から出てきたエイリアンに襲われて食われました。
森の近くのサムの家では大雨のせいで電気系統がおかしくなっていました。サムは地下室の配電盤を見に行きます。サムは隕石から出てきたエイリアンに襲われて食われてしまいました。妻のバーバラが家事を済ませ、サムの様子を見に地下室に降りて行くと、サム同様食われてしまいます。
サムの家には休暇を利用して叔父のハーブと叔母のミリーが来ていました。二人はホラーマニアのサムの次男チャールズが、早朝から大音量でホラー映画を見ていた音で起こされます。一方、長男のピートは恋人エレンと友人フランキーを家に呼んで、一緒に勉強する計画を立てていました。
デッドリー・スポーンのネタバレあらすじ:承
点検を頼んでいた電気技師がやって来ます。ミリーおばさんが、『貯蔵庫から地下室に入ってくれ』という貼り紙を玄関に貼っていたため、電気技師はそのまま地下室に向かいます。配電盤を調べる電気技師でしたが、サムらを食って大きくなったエイリアンに襲われて食われます。このことで停電になり、チャールズはホラーマスクを被って地下室に調べに行きます。
天井や配管に飛び散る血を見たチャールズは、大きく開いた牙だらけの口を持ったエイリアンを見つけます。エイリアンは電気技師を抱き込むようにして食っています。そして電気技師の首を放り投げると、赤ちゃんエイリアンがたくさんへばりついて食べていました。赤ちゃんエイリアンはみるみる成長していきます。
フランキーとエレンがやって来ます。二人はピートに途中で見つけたエイリアンの赤ちゃんの死骸を見せます。「新種だ!」と騒いでいると、エレンが「勉強の為に解剖しよう」と言い出し、3人は解剖を始めます
デッドリー・スポーンのネタバレあらすじ:転
近くの家では、おばあちゃんたちがパーティーの準備をしています。その家にも排水口を通じて赤ちゃんエイリンが侵入していました。やがてパーティーが始まると、無数のエイリアンがおばあちゃんたちを襲い始めます。
解剖をしたものの、よくわからないピートは「学者であるハーブ叔父さんに見せてみよう」と言って、部屋を訪ねます。ハーブ叔父さんは赤ちゃんエイリアンたちに侵食されるように体中を食われていました。
地下室のチャーリーは、大きくなったエイリアンにラジオを食わせて感電させ、電気に弱い事を知ります。部屋から逃げ出したピートたちを、大きくなったエイリアンが襲ってきます。呼んでいたキャシーもやって来ました。「僕の部屋に行って電話で警察を呼ぼう!」と飛び出した3人でしたが、途中でエレンがエイリアンに頭を食われて死んでしまいます。キャシーが合流し、ピートらは逃げます。
デッドリー・スポーンの結末
チャールズはエイリアンを倒すため、人面マスクで電気爆弾を作ります。地下室に逃げ込み叫ぶキャシーに、「大声を出したらダメだ」と言います。エイリアンは声に反応していたのです。キャシーが静かにすると、エイリアンは人面マスクに興味を示しますが、食らいつきませんでした。
そこでチャールズは大声を出し、マスクを揺らせます。誘いに乗ったエイリアンが人面マスクに噛みつきます。チャールズはすかさず電気を通してエイリアンを爆破しました。
エイリアンの親玉を殺すと、警察がやって来ました。住人達も手伝って、周囲にいる赤ちゃんエイリアンを捕まえて焼き殺します。ピート、エレン、フランキー、チャールズは救出されました。すべてが終わったと思った夜、山が動きました。それは巨大化したエイリアンでした。
以上、映画「デッドリー・スポーン」のあらすじと結末でした。
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