ロケッティアの紹介:1991年アメリカ映画。原作は同名タイトルの人気アメリカンコミックが基になっています。ひょんな事で手に入れたロケットを背負い自由に空を飛び回るスーパーヒーローになった若きスタントパイロットが、ナチス相手に奮闘するアクション作品です。
監督:ジョー・ジョンストン 出演:ビル・キャンベル(クリフ)、ジェニファー・コネリー(ジェニー)、アラン・アーキン(ピーヴィ)、ティモシー・ダルトン(ネヴィル・シンクレア)、ポール・ソルヴィノ(エディ・ヴァレンタイン)、テリー・オクィン(ハワード・ヒューズ)、エド・ローター(フィッチ)、ほか
映画「ロケッティア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロケッティア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロケッティアの予告編 動画
映画「ロケッティア」解説
この解説記事には映画「ロケッティア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロケッティアのネタバレあらすじ:起
第二次世界対戦前のアメリカで、曲芸飛行をするスタントパイロットだったクリフ(ビル・キャンベル)は、親友のピーヴィ(アラン・アーキン)の整備した飛行機に乗りテスト飛行をしていました。しかしギャングとFBIの銃撃戦に巻き込まれてテスト飛行は失敗に終わってしまいます。ギャングは捕まってしまいますが、FBIが追い求めギャングが守っていたものをクリフが自らの飛行機の中から見つけます。
それはやけに重たいもので、クリフがうっかりスイッチを押してしまうと、それはロケットのように火を吹き飛んでいきました。よく見てみるとあれだけ火を吹いたにも関わらず熱を持たず、燃料はアルコールでした。おまけにランドセルのように背中に背負えるものだったのです。クリフとピーヴィは実験を重ね、ピーヴィは調整を続けました。
ロケッティアのネタバレあらすじ:承
クリフが愛する彼女ジェニー(ジェニファー・コネリー)は女優の卵、あらゆるオーディションを受けたりエキストラのような事をしながら、いつの日かビッグスターになれるのを夢見ています。しかしクリフはそれを素直に応援することが出来ないでいました。クリフは喧嘩してしまった事を謝ろうと、ジェニーの撮影所までやってきますが撮影の邪魔をしてしまいます。
クリフが怒るジェニーをなだめるように自らがロケットを見つけた事を話していると、その話をこっそり聞いていたのはジェニーも参加する作品の主役を演じているトップスターネヴィル(ティモシー・ダルトン)でした。実は彼もロケットを探し求めていて、ギャングを雇ってロケット探させていたのです。そうと分かったネヴィルは一度はクビにしようとしたジェニーをヒロイン役につかせます。
ロケッティアのネタバレあらすじ:転
曲乗り飛行に参加するはずだったクリフが遅刻してしまったため、マルコムが飛行機に乗り飛び立っていきます。しかし飛行機が故障してしまい墜落のピンチになってしまいます。クリフは急いでロケットを背にしてマルコムを助けようと飛び立ちます。そして慣れないながらも間一髪でマルコムを助け出しました。
その一部始終を見ていたマスコミ達が騒ぎ立て、クリフは「ロケッティア」として有名になってしまいます。もちろんその姿はロケットを探し求めるギャング達や、ネヴィルの目に触れることになります。そして謎の殺し屋やFBI、ギャング達も加わりロケットを巡る争奪戦は熱を増していくのでした。
ロケッティアの結末
ギャング達にジェニーの居場所がバレてしまい、助けに行くため再びロケッティアとなります。出発前にロケットが破損していることが分かり、引火すると危ないのですが、時間がないためガムで穴を塞ぎ応急処置をします。向かった先はジェニーがネヴィルといるレストランでした。ロケットの場所を知りたいネヴィルに、それに気づかないジェニーでしたが、レストランに潜入したクリフに危険だと知らされます。そしてクリフの存在を知ったネヴィルとギャングそして殺し屋と再び合間見えていきます。
どうにかロケッティアになり逃げ出したクリフでしたが、ジェニーがネヴィルに捕まってしまいました。どうにかネヴィル邸から脱出しようとするジェニーでしたがそこでネヴィルがナチスのスパイだということを知ってしまいます。
ジェニーが拐われた事を知ったクリフ、交換条件にロケットを要求されます。ジェニーを助けにロケッティアとなり現れたクリフ、ギャング達も含め大勢のナチス軍に囲まれて大ピンチになります。FBIも現れ大混乱の中、飛行船に乗り逃げ出すネヴィルを、クリフはロケッティアで追いかけます。
激しい攻防戦の末、ネヴィルの所までたどり着きます。殴り合いの最中、ネヴィルにロケットを取られてしまいますが、クリフが咄嗟に穴を塞いでいたガムを外していたため、燃料が漏れたロケットで逃げ出したネヴィルは爆発し、ハリウッドの看板に激突してしまいました。飛行船が爆発する寸前でピーヴィが助けに来て、クリフとジェニーは逃げ出すことができたのです。
クリフはロケットの持主であるハワード・ヒューズから、お礼にと飛行機を貰い、ピーヴィはジェニーからロケットの設計図を受けとるのでした。
以上、映画「ロケッティア」のあらすじと結末でした。
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