テキサス・チェーンソー ビギニングの紹介:2006年アメリカ映画。伝説の名作ホラー『悪魔のいけにえ』のリメイク作品で『テキサス・チェーンソー』の続編。ビギニング(始まり)となっていますが、登場人物などがオリジナルとは違うため別物と考えていいですが、オリジナルに一番近い内容です。2006年作品とあって描写がリアルになっています。
監督:ジョナサン・リーベスマン 出演者:ジョーダナ・ブリュースター(クリッシー)、マシュー・ボーマー(エリック)、テイラー・ハンドリー(ディーン)、ディオラ・ベアード(ベイリー)、アンドリュー・ブリニアースキー(レザーフェイス)、R・リー・アーメイ(ホイト保安官)、マリエッタ・マリク(ルダ・メイ )ほか
映画「テキサス・チェーンソー ビギニング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「テキサス・チェーンソー ビギニング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
テキサス・チェーンソー ビギニングの予告編 動画
映画「テキサス・チェーンソー ビギニング」解説
この解説記事には映画「テキサス・チェーンソー ビギニング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
テキサス・チェーンソー ビギニングのネタバレあらすじ:起
1939年食肉加工場で働くアル中女性が突然破水し赤ちゃんを作業場で生み落しました。生まれてきた赤ん坊は奇形じみた顔をしていたため、これを見た工場の管理者は赤ん坊を生きたままゴミ箱に捨てました。そしてゴミ漁りをする女がこの赤ん坊を見つけ持ち帰りました。赤ん坊を持ち帰ったのはヒューイット家でトーマスと名付けられ育ちました。大男に成長したトーマスは見にくい顔のため食肉工場で働いていましたが工場は閉鎖になりました。閉鎖になっても肉を切っているトーマスに管理者が罵声を浴びせると怒ったトーマスは大きなハンマーで管理者を殴り殺しました。そしてチェーンソーを持ってトーマスは道路を歩いて帰りました。
テキサス・チェーンソー ビギニングのネタバレあらすじ:承
兵士のエリック、弟のディーン、彼女のクリッシーとベイリーの4人は車で田舎道を走っていました。エリックとディーンの海兵隊への入隊のためです。途中暴走族集団にからかわれました。保安官がヒューイット家のチャーリー訪ねトーマスが人殺しをやったことを話し、二人でパトカーで探しました。走っているとチェーンソーを持ったトーマスを見つけ保安官が銃で威嚇しました。すると背後からチャーリーがショットガンで保安官を撃ち殺しました。保安官の服を着たチャーリーは家族に工場が無くなってもここで暮らそうと話しました。保安官スタイルのチャーリーは走り去るエリックらの車を見つめていました。車の中では弟のディーンがベトナムには行かないと言い出しエリックともめました。その時暴走族の女が銃を持って現れエリックらを挑発しました。エリックが銃を構え打とうとした瞬間道路にいた牛に激突し車が横転しました。暴走族女が銃を構えエリックらの所に来たとき保安官スタイルのチャーリーが現れ女を射殺しました。クリッシーだけ車から出て草むらに隠れていました。エリックら三人は女の死体と共に車に乗せられ走ると同時に、事故車の回収を無線で叔父に連絡しました。チャーリーが走り去った後クリッシーが車から銃を探していると、車を回収に来た叔父がクリッシーごとけん引しました。
テキサス・チェーンソー ビギニングのネタバレあらすじ:転
エリックらは車でチャーリーの家に連れてこられました。射殺された女はトーマスが処理場へ運びエリックとディーンはチェーンで吊るされました。ベイリーは居間で縛られていました。クリッシーは車ごと草原に運ばれその後逃げ出しました。ディーンはチャリーに軍隊式のしごきを受けました。クリッシーが道路を歩いていると暴走族の男が通りかかり、仲間の女が保安官に撃ち殺されたことを話すと案内しろと言われ乗せてもらいました。エリックのチェーンが外れ、ベイリーを助けディーンと逃げ出そうとしました。車に乗ったベイリーはトーマスに引きずり出され、エリックはチャーリーに捕まり、ディーンは狩猟の罠に足を挟まれ失敗しました。クリッシーが暴走族と到着しました。クリッシーが家に忍び込みましたが、暴走族の男が銃をチャーリーの叔父に発砲し、チャーリーを銃で脅し部屋を探しているとトーマスがやって来て男をチェーンソーで真っ二つにしました。クリッシーが処理場に縛られているエリックを見つけ助けようとしましたがトーマスが帰って来て、調理台の下に隠れました。上ではエリックがチェーンソーで切断されました。そしてエリックの皮を剥ぎ、被るためのマスクを作っていました。
テキサス・チェーンソー ビギニングの結末
クリッシーが縛られたベイリーを見つけ縄をほどいているとチャーリーに見つかりクリッシーも捕まりました。クリッシー、ベイリー、ディーンが食卓に並べられました。そしてベイリーが首を切られ殺されました。そしてクリッシーをトーマスが連れて行こうとした時クリッシーが家の外に逃げ出しました。トーマスはチェーンソーのエンジンをかけクリッシーを追いました。ディーンがチャーリーに襲いかかり瀕死にさせました。クリッシーは閉鎖された肉加工場に逃げ込みました。クリッシーはトーマスに襲われ相になった時ディーンがやって来て助けますが逆にチェーンソーで殺されました。クリッシーは車に乗り込み逃げました。パトカーが見え安心した時、後ろの座席にいたトーマスにチェーンソーで殺されました。
以上、映画「テキサス・チェーンソー ビギニング」のあらすじと結末でした。
テキサス・チェーンソー(悪魔のいけにえ)シリーズの殺人鬼といえばレザーフェイスですが、この作品ではレザーフェイスよりも彼の叔父の狂気が垣間見れます。レザーフェイスは強いですが叔父と比べるとまだ大人しい方で、さらに作中で彼は「醜い」と言われていますが全くそうは感じません。むしろ人によっては「格好良いのでは!?」と感じてしまうと思います。この作品で標的とされる若者達はあまり悪い所がないのでやられるのは可哀相ですが、その分食人家族であるヒューイット一家が恐ろしく見えるので良いです。