ダーティー・コップの紹介:2016年アメリカ映画。ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッド主演のクライム・サスペンス映画。ラスベガスで警察官として働く2人の刑事が、抱えている不満を吐き出すためにある犯罪に身を染めるのだが…。次第に狂気を帯びてくる警察官を描いた作品。
監督:アレックス・ブリューワー、ベンジャミン・ブリューワー 出演者:ニコラス・ケイジ(ストーン)、イライジャ・ウッド(ウォーターズ)、スカイ・フェレイラ(女)、ジェリー・ルイス(ストーンの父)ほか
映画「ダーティー・コップ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダーティー・コップ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダーティー・コップの予告編 動画
映画「ダーティー・コップ」解説
この解説記事には映画「ダーティー・コップ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダーティー・コップのネタバレあらすじ:起
ウォーターズとストーンはラスベガス警察で、警察官の仕事をしています。警察官の仕事は退屈でした。上司の言うこともきかねばならず、正しいことをして生きていても当たり前のように扱われます。また警察内部では、小さな不正がたくさんありました。それらを見ているウォーターズとストーンは、警察の仕事が嫌になっていました。ある時、ストーンはある麻薬ディーラーの手下が釈放されたのを知り、その麻薬組織が相当金額の金を持っているのではないかと考えます。そこで調べてみると、ある建物の一室が全部金庫になっていました。その金庫を破って金を奪おうと思ったストーンは、年下の相棒刑事・ウォーターズに声をかけます。
ダーティー・コップのネタバレあらすじ:承
ウォーターズも仕事にうんざりしていた時だったので、ストーンの話に乗りました。金庫破りをするにあたり、2人はドイツからドリルを買います。電話を受けたドイツ人の業者は可能性を考えないではなかったのですが、「まさか堂々と金庫破りのためにドリルを買うわけがなかろう」と思い、商品を送りました。但しドリルが高額で、2人は持っていた金をはたいて購入しました。このことで2人は後戻りができなくなります。せめてつぎ込んだ金の分くらいは回収しようと思います。最初は軽い気持ちで金庫破りをしようと思ったのですが、値の張るドリル購入で意気込みが変わりました。特にストーンは、金の回収に必死になります。
ダーティー・コップのネタバレあらすじ:転
金庫破りの日。2人はその一室の上の階に忍び込みました。上の階からドリルで穴を開けようと思っています。ところが上の階には住人がいました。男女の住人の男を、ストーンが殺します。女の方は縛って、ストーンとウォーターズは床に穴を開けて掘り始めました。金庫の壁はかたく、1本目のドリルが駄目になりますが予備も購入していました。金庫を開けたストーンとウォーターズは、金庫の中に入ります。そこは、がらんとした部屋でした。しかしがらんとしているだけで、壁一面の引き出しにダイヤモンドが入っていました。大金が手に入りそうです。
ダーティー・コップの結末
ストーンは喜びますが、ウォーターズは上の階の男の住人が死んだことで、怖気づいていました。ダイヤを袋に詰めて持ち去ろうとする前に、侵入した2階の部屋の片づけをしていたストーンとウォーターズは、不思議なことに気づきます。その部屋には武器が異様にたくさんしまわれているのです。実は上階の人たちも、下の階の金庫を狙っていた人たちだったのです。しかも組織ぐるみのようです。不気味に思ったウォーターズは、ダイヤモンドを盗むのを止めて逃げようと言いますが、ドリルに大金をつぎ込んだストーンは、執着します。口封じのために女も殺そうとしたストーンを、思わずウォーターズは殺してしまいました。ダイヤモンドは金庫に戻し、女を連れて去ろうとしたウォーターズですが、女の手先に狙われて、ウォーターズも殺されました。
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