グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告の紹介:2020年アメリカ映画。エドは妻に先立たれ、寂しい老後を過ごすことになります。そんなエドを心配した娘サリーは、自分の家に引っ越すことを勧めます。結局エドはサリーに同意しますが、孫のピーターの部屋に暮らすことになります。ピーターは屋根裏に追い出されて大激怒し、エドに対し自分の部屋を取り返すための戦争を開始します。『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』は、ロバート・デ・ニーロ主演のコメディ映画で、年甲斐もなく孫にいたずらを繰り返すおかしな老人を熱演しています。
監督:ティム・ヒル 出演:ロバート・デ・ニーロ(エド)、オークス・フェグリー(ピーター)、クリストファー・ウォーケン(ジェリー)、ユマ・サーマン(サリー)、ロブ・リグル(アーサー)、ジェーン・シーモア(ダイアン)、チーチ・マリン(ダニー)、ほか
映画「グランパ・ウォーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グランパ・ウォーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告の予告編 動画
映画「グランパ・ウォーズ」解説
この解説記事には映画「グランパ・ウォーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告のネタバレあらすじ:起・おじいちゃんと孫の戦争開始
小学生のピーター(オークス・フェグリー)は母サリー(ユナ・サーマン)、父アーサー(ロブ・リグル)と姉ミア、妹ジェニファーと暮らしています。母方の祖父エド(ロバート・デニーロ)は別の家で暮らしています。
年老いたエドはスーパーで買い物をしていると、レジでの支払い方法がわからず、お金を払わないでスーパーを出ます。スーパーのマネージャーに追いかけられ、エドは倒れます。周囲の者は若いマネージャーが年寄りのエドをいじめたと思い、マネージャーに物を投げつけます。
エドの娘サリーは、妻に先立たれたエドに自分の家に引っ越すことを勧め、エドもそれに同意します。しかし、ピーターはエドが引越してくることで自分が屋根裏部屋に移動することを知り、母サリーに不満をぶちまけます。父アーサーはピーターに「屋根裏は大きい、家族は誰かが犠牲を払うのだ」といい、ピーターを説得します。
エドがピーターの家にやってくると、孫で姉妹のミアとジェニファーは嬉しそうにエドを迎えます。しかし、ピーターは屋根裏への移動の準備で怒りが収まらず、ピーターに会いません。
ピーターはようやくエドに簡単な会話をし、屋根裏に戻ります。するとピーターは屋根裏でネズミや鳥の攻撃を受けます。エドは夜に、『秘密の戦士』という名前からの置手紙を読みますが、それは明らかにピーターによって書かれたもので「部屋を24時間以内に明け渡せ」というものでした。
サリーはエドを彼の友人ジェリー(クリストファー・ウォーケン)の家に連れて行きます。エドはジェリーと別の友人ダニー(チーチ・マリン)とゴルフをします。エドはピーターの書いた手紙を読みますが、友人二人は「孫は本気ではないだろう」といいます。
深夜、エドが寝ていると大きな音楽が聞こえてきます。明らかにピーターの嫌がらせです。エドはピーターと話をしますが、ピーターは戦争だと言って妥協しません。
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告のネタバレあらすじ:承・激化する孫とおじいちゃんの戦争
翌日、ジェニファーがエドの部屋にきます。エドがビー玉の入った瓶を開けようとすると、瓶が割れてビー玉が床に転がり、エドも倒れます。エドはピーターの嫌がらせだと考え、ピーターと話をします。
ピーターは、部屋を明け渡してエドに屋根裏に移ることを要求しますが、エドは拒絶します。二人はとりあえず、他の家族を巻き込まないということで、戦争を継続することにします。
ピーターの嫌がらせは激化します。エドが古いレコード盤を聴いていると、レコードが空中に飛び出します。また、エドが髭を剃ろうとすると髭剃りのクリームがセメントのように顔で固まってしまいます。ピーターはエドのコーヒーに辛いものを入れると、サリーが誤ってそのコーヒーを飲んでしまいます。
エドはピーターに反撃します。エドはピーターの学校の作文を入れ替えてしまいます。ピーターはその作文を他の生徒の前で読んでしまい、笑われます。また、ピーターのベッドにも細工をし、ピーターがベッドに寝るとベッドが壊れてしまいます。ピーターも反撃し、エドのゴルフ用具に細工をし、ゴルフ中にボールが上手く飛ばずに窓を壊してしまいます。
サリーは、長女ミアがラッセルという彼氏と部屋に一緒にいることに気づき、ラッセルを追い出します。エドがスーパーで支払いの機械の使い方がわからないでいると、ダイアンという女性が来ます。エドはダイアンに好意を持ちます。
家ではサリーがエドに、ミアとラッセルの関係についてアドバイスを求めます。サリーはラッセルのことが嫌いですが、エドも昔は、サリーの夫アーサーが嫌いだったが、サリーはアーサーと交際したのだと語ります。
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告のネタバレあらすじ:転・孫とおじいちゃんの和解?
二人の戦争は激しくなります。ピーターはエドのベッドに蛇を入れて怖がらせます。エドはピーターのビデオゲームにいたずらをします。ジェニファーは二人を仲直りさせようとしますが、ピーターは言うことを聞きません。
エドはピーターに、何か二人で対決して勝者が部屋をとることにしようと提案します。二人は、ボールゲームをすることにします。
エドは老人仲間とダイアンも誘い、ピーターはクラスメートを連れてきてチームを作り、ボールゲームで対決します。戦いは若いピーターチームが有利になりますが、エドたちは作戦を変え、対決は激しくなります。最後に残ったのは、エドとピーター、対決は引き分けになりました。
エドは仲直りを考え、ピーターを釣りに連れて行くことにします。ピーターが大きな魚を釣り上げると、湖の監視人が来て、釣りが禁止されている場所だと怒鳴り、追いかけてきますが、二人はなんとか逃げきります。
エドは自分が昔建てたという家にピーターを連れて行き、昔話をします。二人は仲直りをしたように見えましたが、家に帰るとエドのドアにいたずらがしてあり、エドは倒れます。エドは仕返しにピーターのカバンに細工をし、ピーターが学校でカバンを開けると、食べものが飛び出します。
ピーターはエドの携帯に細工をします。エドが友人の葬式に行くと、静かな葬式中に突然ピーターのいたずらで音楽が鳴り始めます。エドは慌てて携帯の音楽を消そうとしますが、携帯は友人の遺体の下に落ち、エドは遺体の足を持ち上げて携帯を探し、参加者を唖然とさせます。
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告の結末:孫とおじいちゃんの戦争の最後
ジェニファーの誕生日を控え、エドとピーターは問題を起こさないように決めます。クリスマスをテーマとした誕生パーティーが行われます。ミアはラッセルをパーティーに参加させようとしますが、サリーは反対します。
誕生パーティーは盛り上がります。しかし、ネズミが電源の延長コードを噛み砕いてしまいます。エドが屋根までコードをチェックに行くと、突然電気システムに異変が生じます。エドは梯子から倒れて地面に落ちます。クリスマスツリーも倒れて火災が発生します。パーティーは大混乱になり、木が倒れて家にぶつかり、ラッセルとミアが隠れているのもサリーに見つかります。
エドは病院で手当てを受けます。サリーは、パーティーの電源もエドのピーターへの戦争だと疑いますが、エドは否定します。サリーはラッセルとミアが病院にいるのを目撃し、ラッセルを追いかけます。ラッセルを捕まえますが、最終的にはミアとラッセルの交際を認めることにしました。
サリーが病院に戻るとエドがいません。ピーターは、以前釣りに行った時のエドが昔建てたという家にいると考え、家族はそこへ向かいます。ピーターは一人でエドに会って謝罪し、部屋をエドに渡し降伏することにします。エドは、孫の戦いぶりを褒めてピーターを抱きしめます。
後日、エドはピーターの家に戻ります。ピーターは喜び、エドに「釣りに行こう」と言います。しかし、エドは「もう釣りにはいかない」と言います。そしてエドは家を去っていきます。ピーターが窓からエドを見ると、そこにはダイアンもいます。エドはダイアンと恋仲になったようです。ピーターは窓から悲しげに二人を見つめるのでした。
以上、映画「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」のあらすじと結末でした。
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