ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!の紹介:2013年アメリカ映画。高校時代に果たせなかった「ゴールデンマイル」(12軒のパブでハシゴ酒)に再挑戦すべく、20年ぶりに集まって故郷へ帰ってきた5人組が、思いもよらない町の異変に巻き込まれるSFコメディ。スリー・フレーバー・コルネット3部作(エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト主演映画)の中の第3弾。
監督:エドガー・ライト 出演:サイモン・ペッグ(ゲイリー・キング)、ニック・フロスト(アンディ・ナイトリー)、パディ・コンシダイン(スティーヴン・プリンス)、マーティン・フリーマン(オリヴァー・チェンバレン)、エディ・マーサン(ピーター・ペイジ)、ロザムンド・パイク(サム・チェンバレン)、ほか
映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」解説
この解説記事には映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う!」のネタバレあらすじ:起・ゴールデンマイル、再び!
アル中の中年男ゲイリー(サイモン・ペッグ)は更生施設で高校の卒業イベントとして仲間と実行した「ゴールデンマイル」の思い出話をしていた。「ゴールデンマイル」とは12軒のパブを1パイントずつ飲んでまわる、というハシゴ酒のこと。その時は途中で挫折、結局最後ののパブ「ワールズ・エンド」にたどり着くことができなかった。そのことを思い出したゲイリーは20年ぶりに仲間を集め、「ゴールデンマイル」をやり遂げようと思い立つ。
さっそく彼は当時の仲間、アンディ(ニック・フロスト)、スティーヴン(パディ・コンシダイン)、オリヴァー(マーティン・フリーマン)、ピーター(エディ・マーサン)たちに声を掛けるが、ゲイリー以外は皆家庭を持ち、まっとうな職について出世もしている身。バカげた誘いに最初は乗る気もなかったが、ゲイリーの口車にのって、結局は同窓会のような軽い気持ちで5人はそろって故郷の町に集合する。
「ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う!」のネタバレあらすじ:承・何かが違う
さっそく「ゴールデンマイル」が始まる。大はしゃぎのゲイリーをよそに他の4人はいたって冷静、アンディにいたっては禁酒中で頑なにビールを拒んでいた。そんな状態で回り始めた1、2軒目はチェーン店化してどちらも同じ店構えに変貌、3軒目ではゲイリーが出禁になっていたため追い出され、テラスで飲み残しを飲み干してクリア。
4軒目のパブでトイレに入ったゲイリーは、そこで鉢合わせた地元の若者と取っ組み合いのケンカになるが、そこで青い液体を噴出して若者の頭が抜ける。なかなか戻らないゲイリーに他の4人もトイレにやってきて、異常な光景を目にするが、そこへ若者の仲間もやってきて大乱闘、5人はなんとかこのロボットらをやっつける。
「ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う!」のネタバレあらすじ:転・怪しい住人
町に異変が起きているらしいことを感じ取り、町を出ようとするが、ヤツらに怪しまれないために「ゴールデンマイル」を続ける!と言い張るゲイリーにつられ、偶然居合わせたオリヴァーの妹サム(ロザムンド・パイク)も合流してパブ巡りを再開する。しかし町の人たちの様子は明らかに異常で、ゲイリーたちへ敵意を向ける。
危険を感じた彼らはサムだけを町から逃がし、5人はロボットに入れ替わってしまった住人らと戦いながら飲み進めていくが、途中オリヴァー、ピーターが犠牲となる。それでもゲイリーは最後の「ワールズ・エンド」を目指し、アンディとスティーヴンはゲイリーを追う。
「ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う!」の結末:「ワールズ・エンド」で世界の終わり
とうとう「ワールズ・エンド」にたどり着き、最後の1杯を飲むと、突然床が下がり出し、秘密の地下室が現れる。そこで3人が目にしたのは、20年前に隕石とともに町に飛来した「ネットワーク」によってロボットにすり替わった住人たちだった。「ネットワーク」は地球を救うために人類を統制しているのだと説くが、酔っ払っているゲイリーらは持論を繰り広げ、その結果呆れた「ネットワーク」は地球を見放す。その直後に大爆発が起き、助けに戻ったサムの車で3人はなんとか逃げ切る。
爆発のあと、世界からネットワークが消え、人類は原始的な生活に戻っていた。そんな中、「ロボットお断り」のパブに4人のロボットを引き連れたゲイリーが現れる。
以上、映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のあらすじと結末でした。
サイモン・ペッグが出演しているブラックコメディが好きなのでこの作品も期待して鑑賞しました。
正直な感想を言うと、前半はサイモン・ペッグ演じる主人公のダメダメっぷりと対照的に堅実に人生を送っている学生時代の友達の対比が面白い。途中から宇宙人の襲撃などあるのですが、そんな状況でもパブ巡りをやめないくだらなさがツボにはまります。
終盤は作品の世界観が大きく変わるのでついていけない人もいるかもしれません。