ミッション:インポッシブル/フォールアウトの紹介:2018年アメリカ映画。『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6作目となる本作はパリが舞台。盗まれたプルトニウムを用いてテロが計画されていることが判明する。事件は秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、ジョン・ラークという犯人の名前だけを手掛かりに不可能なミッションをこなしていく。前作に続いてクリストファー・マッカリー監督がメガホンを取り、飛行するヘリコプターにしがみついたり、ビルからビルへ跳躍したりトム渾身のスタントも見逃せない作品。
監督:クリストファー・マッカリー 出演:トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ヘンリー・カヴィル(オーガスト・ウォーカー)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)、レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)、ショーン・ハリス(ソロモン・レーン)、アンジェラ・バセット(エリカ・スローン)、ヴァネッサ・カービー(ホワイト・ウィドウ)、ウェス・ベントリー(パトリック)、フレデリック・シュミット(ゾラ)、ミシェル・モナハン(ジュリアン)、アレック・ボールドウィン(アラン・ハンリー)ほか
映画「ミッションインポッシブル6 フォールアウト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミッションインポッシブル6 フォールアウト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ミッション:インポッシブル/フォールアウトの予告編 動画
映画「ミッションインポッシブル6 フォールアウト」解説
この解説記事には映画「ミッションインポッシブル6 フォールアウト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミッション:インポッシブル6/フォールアウトのネタバレあらすじ:起
IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)と彼のチームは盗まれた3つのプルトニウムを回収するため、マフィアと取引をするところでした。しかし、突然現れた何者かによってルーサー(ヴィング・レイムス)の命が危険にさらされ、その間にプルトニウムを奪われてしまいました。TVでは、バチカン、エルサレム、メッカで核爆破テロが起こったことが告げられ、盗まれたプルトニウムがテロに利用されたことを伝えています。イーサンたちは、拘束されている過激主義者のデルブルック博士より情報を聞き出し、正体不明のジョン・ラークという男とホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)という女を探すことにしました。パリへ発とうとしたとき、イーサンと彼のチームに不信を抱いたCIA長官エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)は、敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)を同行させます。
ミッション:インポッシブル6/フォールアウトのネタバレあらすじ:承
パリに飛んだイーサンとウォーカーが向かったのは、ホワイト・ウィドウが主催する慈善事業のパーティ。ウィドウはここでラークとプルトニウムの取引をすることになっていました。チームはラークを捕らえ、イーサンがラークに成りすましてウィドウに近付く計画でした。ところがラークは手強く、イーサンとウォーカー2人かがりでも倒せません。ピンチに瀕したとき、助けてくれたのはMI6の諜報員エルサでした。ラークに成りすましたイーサンはウィドウに近付くことに成功し、無事会場を離れることができました。彼女はテロ組織アポストルとの仲介者。アポストルはプルトニウムを渡す代わりに、パリに護送されてくる極悪非道な男ソロモン・レーンを奪還しようと企んでいました。仕方なくレーンを脱獄させる役目を担うイーサン。護送車を体当たりでセーヌ川へ落とし、川で待っていたルーサーとベンジーがレーンを確保。無事に車へ乗り込むことができました。しかし、レーンを乗せた車を追ってくる一台のバイクが現れます。イルサでした。彼女はレーンを射殺しようと、何度も発砲してきます。イーサンも負けずにこれを振り切ります。世界中の機関がレーンからイギリスの秘密事項を聞き出そうとしていました。イルサは裏切りの疑惑を晴らすためにレーンを暗殺することを命じられていたのでした。
ミッション:インポッシブル6/フォールアウトのネタバレあらすじ:転
イーサンらはIMFのハンリー長官と合流し、思いがけない話を聞かされ愕然とします。CIAはイーサンこそが本物のジョン・ラークであると疑っており、証拠もあるとのこと。そして計画の中止を言い渡します。しかしここで引くことのできないイーサンは長官を注射で眠らせ計画を強行することを選びます。レーンのマスクをベンジーに装着させ、替え玉をアポストルに引き渡そうとします。イーサンは腰の引ける替え玉を連れ、部屋を出ていきました。残ったウォーカーはレーンに歩み寄り、一緒に来るよう声をかけます。実は真のジョン・ラークはウォーカーだったのです。「私はここに残り、借りを返す」と言い動きません。異変に気づいたウォーカーがレーンの顔に手をやると、マスクは破れベンジーが現れました。芝居を打たれたウォーカーは長官をはじめとするイーサンらと激しい銃撃戦となります。ハンリー長官はウォーカーによって刺殺されてしまいます。ウォーカーはあっさり逃げレーンと共にヘリコプターに乗り込みます。それを追うイーサンはヘリコプターへ飛び乗り、そのまま離陸してしまいました。彼らの目指す先はカシミール地方。レーンはここで2つのプルトニウムを起動させる計画を立てていたのです。この2つの爆弾は連動しており、一つを処理するともう一つが起動するよう作られています。現地には天然痘の治療をするための大規模な医療キャンプが設営されていました。イーサンらがキャンプに着くと驚くことに医師の中に元妻ジュリアの姿がありました。イーサンは再会を喜ぶ間もなく、爆弾を探しに離れます。
ミッション:インポッシブル6/フォールアウトの結末
すぐ1つ目の爆弾は見つかり、15分の時限がかけられていました。ルーサーが爆弾処理にあたり、ジュリアも応援に来ました。ヘリに乗り込んだイーサンは起爆装置を持つウォーカーを追跡、イルサとベンジーは2つ目の爆弾探しに奔走します。ほどなくウォーカーは後方のヘリにイーサンの姿を確認します。ヘリによる激しいぶつかり合いを展開し両者は互いに引こうとしません。そんな中、イルサは小屋でレーンの姿を見つけました。そこには2つ目の爆弾もありました。レーンはここで最期を迎えようと覚悟していたのです。ベンジーも駆けつけて激しい取っ組み合いになり、やっとレーンを捕らえることができました。残るはイーサンです。イーサンは操縦不能となった自らのヘリをウォーカーのヘリへぶつけ、墜落させます。しかし、墜落した先は断崖絶壁。起爆装置のリモコンは今にも落ちそうです。ここで2人は熾烈な闘いを繰り広げます。ルーサーとベンジーは互いの爆弾の最後の線を合図と共に同時に切ります。しかも、起動させないためにはイーサンが起爆装置のキーを抜くことが条件です。ルーサーとベンジーが祈るように目を閉じて線を切断すると…爆発は起こりませんでした。イーサンがキーを抜くことに成功したのです。一気にチームは安堵に包まれます。イーサンが目を覚ますと、キャンプのテントにおりジュリアの姿が目に入りました。崖の上で倒れるイーサンをCIAが保護したのでした。CIA長官スローンはウォーカーの正体に気付いており、騙されたフリを演じていました。そしてホワイト・ウィドウもまたCIAの協力者としてレーンを捕らえることに手を貸していたのです。約束通りレーンの身柄はイギリスへ引き渡され、イルサの疑惑を晴らすことができました。イーサンはジュリアの人生を変えてしまったことを改めて謝罪します。しかしジュリアは微笑み言います。「今の生活は充実しているわ」そしてこうも続けます。「何より、あなたを想うことで安心して眠りにつけるわ」と。
以上、ミッション:インポッシブル/フォールアウトのあらすじと結末でした。
ミッションインポッシブルシリーズのネタバレあらすじ一覧
1.ミッション:インポッシブルのネタバレあらすじ
2.ミッション:インポッシブル2のネタバレあらすじ
3.ミッション:インポッシブル3のネタバレあらすじ
4.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのネタバレあらすじ
5.ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションのネタバレあらすじ
6.ミッション:インポッシブル/フォールアウトのネタバレあらすじ
7.ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのネタバレあらすじ
「ミッションインポッシブル6 フォールアウト」感想・レビュー
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前作と同じ監督らしく、今回もリアルなアクションで冒頭から円で冒頭までスピード感抜群でした。今回トム・クルーズが骨折したシーンが、多分ビルとビルの間を飛び渡るシーンにあって、膝のあたりをビルの壁で打ったシーンがこれかな、と思って観ました。痛々しくて、もうこれ以上危険なシーンはトム・クルーズが続けるのは酷だと思いました。今回はセクシーシーンがなくてちょぴり残念。次回作あるんでしょうか。ファンとしてはちょっと心配です。
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このシリーズを見続けて早何年。回を追うごとに壮大なスケールになっていくなとは思っていましたが、今回はなんと扱うものが核爆弾。プルトニウム。ガイガーカウンターらしきもので測定してめちゃくちゃ振り切っているのに恐ろしげもなく素手で触ることにヒヤヒヤして、まさか後半の伏線か!?と思ったのですが回収なくアクションで締めくくり。王道中の王道アクションものとして、頭を空っぽにして見るための娯楽映画です。
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1作目で、あっと驚くようなどんでん返しがあり、それにひかれてその後のシリーズも見ています。アクションシーンは本当に迫力があり、この映画の見どころのひとつとなっていますが、それ以外にも楽しめるところがたくさんあります。敵に見つかりそうになってぎりぎり見つからないという演出もはらはらして見どころですし、予想できないどんでん返しがあるところが私は一番好きです。こんなにいつもどんでん返しがあってそろそろ予想できてもいいと思うのですが、予想できないのでさすがです。
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自分は1作目と、JJエイブラムス版が好きなのですが、今回のはそれに匹敵する面白さでしたね。とにかく飽きさせない展開と、アクション。
見てる側はトムの隠し芸を楽しむ感覚です。
前作がメインイベントがCG満載の水中シーンだったので少しがっかりだったのですが、今回は最後まで肉弾戦で楽しめました。「強大なネットワークを築いている敵」
というのが007と被るのがちょっとネックですね。続き物のストーリーで展開させるのとファンを楽しませるのにとても使いやすい伏線なんでしょうけど -
脚本が完成していないまま撮影開始。「こんなアクションをしたい」ということで凄いアクションシーンだけ溜まっていく。それを繋ぎ合わせるため、ちょくちょく辻褄が合わない場面(プルトニウムを素手で触ったり)があるけど、そんなの勢いで気にしない!!!!ってのが正しい味方ね。撮ったけど使われなかったシーンが結構あるし、予告編にはあったけど本編にはない、っていう場面も多いとのこと。
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息をのむシーンの連続です!中でもヘリコプターのシーンは映像加工でもしているんじゃないかって思うほど、迫力があります。ほかにも、ビルとビルの間を飛ぶシーンは本当に落ちてしまうのではないかとハラハラしました。スリリングなシーンが多く、スクリーンから目が離せません。ドキドキハラハラしたい人にぜひおすすめです。
とてもスピード感があり、見ていてハラハラ、ドキドキする感じも味わえます。このミッションは成功すると分かっていても、見ていてハラハラします。主役のトム・クルーズは骨折しながらも撮影していたというのが話題になっていましたが、とにかく彼の体の張りようが凄いです。車の運転、バイク、ヘリ、全力で走ったり飛んだり・・トムクルーズのファンになりました。