それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~の紹介:2007年フランス映画。カンヌ映画祭のために特別に作成された映画で、36人の監督が参加、一人ずつ3分間の映画を作成しており、今作は参加監督の一人であるチャンイーモウ監督の作品になります。
監督:チャン・イーモウ 出演者ワン・リャン、リー・マン、ルー・イーライ
映画「それぞれのシネマ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「それぞれのシネマ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「それぞれのシネマ」解説
この解説記事には映画「それぞれのシネマ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
※このあらすじは参加監督の一人であるチャン・イーモウ監督の作品になります。
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~のネタバレあらすじ1:ある場所にいく子供たち
画面が白黒から始まるこの物語、一人の小さな子供が正面を見ていました。彼は非常に笑顔でした。すると多数の子供たちが現れ、ある場所へと走っていきます。ある子供は頭髪を真ん中だけ残して切っていたり、普通の髪型の子がいたりとみんな人それぞれでした。一つの道路に差し掛かると、どこからともなくたくさんの子供が合流します。その道路ではあるトラックが青年たちを乗せて走っていました。道の端には少女がおり、トラックの上にいた青年は少女と目が合うなり笑顔になります。
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~のネタバレあらすじ2:広場のスクリーン
子供がトラックの後ろを走ってついていくと、大きな広場につきます。そこで子供たちが手にしたのは白く大きな映写をするスクリーンでした。先についていた髪の毛が真ん中の子供など、多くの子供がジャンプして大騒ぎをします。少女はトラックの男性にお椀を預けます。そして小さな子供たちはスクリーンの周りで拳法の真似や銃を撃つ真似をしながら椅子を用意していきました。
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~のネタバレあらすじ3:日没を待つ
次に大人たちが映写機を広場の真ん中に設置します。スクリーンと映写機、そして音響装置をセットすると、皆は椅子に座って今か今かと待っています。そうなんです。野外のスクリーンなので、日が沈んでからの映写となるのです。皆は談笑しながらそのときを待ちます。
それぞれのシネマ ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~の結末:眠った子供
そしてついに日が沈み、待ちに待った映画が始まると思うと、子供たち、そして他の観客たちも大喜びで大歓声を上げます。しかし、映写を行う男性たちはスクリーンの後ろで食事をしていました。映写機の光が消えたことで観客は彼らの食事風景をスクリーンごしに見ています。そして映画の上映が始まりますが、子供たちは遊び疲れたのか、寝てしまうのです。
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