映画「キミの腕に愛を書く レネーの物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キミの腕に愛を書く レネーの物語の紹介：2015年アメリカ映画。激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極Ⅰ型障害」のレネーがレイプを受けドラックに走り、自傷を繰り返しながら更生しようと、友人や様々な人達から力をもらいながら更生していく様を描いた作品です。そして力になってくれたジェイミーにより“君の腕に愛を書く”は作品化され、社会的ムーブメントが起こり、マッケイの発案で映画化されたものです。
監督：ネイサン・フランコウスキー 出演：カット・デニングス(レネー)、チャド・マイケル・マーレイ(ジェイミー)、ルパート・フレンド(David)、マーク・ソウル(ディラン)、ジュリアナ・ハーカヴィ(ジョシュ)、コービン・ブルー(マッケイ) 、ほか
この解説記事には映画「キミの腕に愛を書く レネーの物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジェイミーは「僕が“レネーの物語”を書いた理由はハッピーエンドを信じたかったからです」と話します。
その子は友人の母親の死により全てがハッピ－エンドではないことを悟ります。そしてレネーは成長し、母親から渡された薬を吐き出します。レネーはショーンから誘われ、深夜から始まるダンスパーティに、友人のディランとジョシュと一緒に行きます。ディランとジョシュが帰ろうと急かしますがレネーは残ります。そしてそこで幼い頃の自分を見ます。その日からレネーは闇の世界へと引きずられるように落ちていきます。
そして2年後。マッキー達とコカインを吸い、レイプ、自傷。レネーはディランとジョシュに助けを求めます。ディランとジョシュは薬物依存者の為に話をするディランのボス、マッケイの待つ教会へレネーを連れて行きます。帰ろうとするマッケイの車に乗り込んだレネーは無言でマッケイに薬を渡します。
以前は薬物依存症だったマッケイ。ディランとジョシュに連れられ、治療施設に行きますが、レネーに自傷行為があり、レネーの腕にはいくつもの傷があります。そのことから今は受け入れられないので再度5日後に来るように言われます。
実家に戻ったレネーですが、以前妹のエイプリルに悪影響を与えたことから5日間の滞在を許されず、マッケイの自宅に身を寄せる事になります。マッケイはレネーを安全に過ごさせる為に、ディランとジョシュも共にマッケイの家で過ごし、各自役割分担を決めます。
薬を抜いて二日目の夜、マッケイの友人のジェイミーの誘いでライブに行った先で、昔の友人から薬を共にと誘われますが断ります。帰宅したレネーは、その後吐き気と悪寒に襲われます。レネーはマッケイが枕元に置いてくれた女神の像を見ながら昔を思い出します。
そして三日目の朝を迎えます。ディランとジョシュにパーティがあった2年前の夜に、ショーンからレイプを受けたことを告白します。四日目の夜を迎えジェイミーがレネーの薬物依存症になった話を本にしたいと言ってきます。無事に五日目の朝を迎えたレネーは、皆に送られ治療施設に入ります。
ジェイミーが書き上げた「キミの腕に愛を書く レネーの物語」はネットに投稿すると、あっという間に社会的なムーブメントに繋がります。そして半年間療養施設で過ごしたレネーは、実家に戻ります。すっかり更生したように見えたレネーでしたが、レネーはジェイミーにメールを送ります「私はまだ治っていません」
時が流れレネーの腕には傷ではなく愛が描かれていました。
そして最後にジェイミーは語ります。
依存症や自殺行為に苦しんでいる人は大勢居てその多くが誰にも相談しません。私は生きると決心した人々の代表者です、苦しんでるのはあなた一人ではありません。助けを求めてください。人生と言う物語を諦めないでほしい。
以上、映画「キミの腕に愛を書く レネーの物語」のあらすじと結末でした。
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