トッツィーの紹介:1982年アメリカ映画。売れない中年俳優が試しに女装してオーディションを受けてみたところ予想外にウケてしまい、一躍スターダムにのし上がってしまう姿を描いたコメディ映画です。
監督:シドニー・ポラック 出演者:ダスティン・ホフマン(マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ)、ジェシカ・ラング(ジュリー・ニコルズ)、テリー・ガー(サンディ・レスター)、ダブニー・コールマン(ロン・カーライル)、チャールズ・ダーニング(レス・ニコルズ)ほか
映画「トッツィー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トッツィー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「トッツィー」解説
この解説記事には映画「トッツィー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トッツィーのネタバレあらすじ:起
40歳を間近に控える俳優のマイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)はその完全主義ぶりから演出家と意見が合わず、俳優としてはかれこれ4ヶ月も仕事がありませんでした。マイケルは駆け出しの役者たちに演技指導をして過ごし、ルームメイトで脚本家志望のジェフ(ビル・マーレイ)たちと毎日のように演技論について熱く語り合っていました。そんなある日、マイケルの教え子の一人サンディ(テリー・ガー)が病院を舞台とする新ドラマのオーディションに不合格となってしまい、必死で演技指導しながらもその結果に納得がいかないマイケルは単身テレビ局エージェントのジョージ(シドニー・ポラック)のところへ乗り込み直談判を付けるも交渉決裂となって締め出されてしまいます。
トッツィーのネタバレあらすじ:承
翌日、どうしても納得できないマイケルは意を決して女装、“ドロシー・マイケルズ”と名乗ってテレビ局へ向かい、サンディが落とされたドラマのオーディションに乗り込んだところプロデューサーのリタ(ドリス・ベラック)に気に入られてまさかのオーディションに合格してしまい、タフな病院経営者という役どころを得ました。マイケルはジョージと交渉して女装用の衣装代を捻出してもらい、ドラマの出演ギャラを自らの舞台の公演資金にあてがい、サンディに役を与えてひとまず安心させます。その一方でマイケルは看護師役の女優ジュリー(ジェシカ・ラング)に一目惚れしてしまいますが、ジュリーは横柄なディレクターのロン(ダブニー・コールマン)と交際しているのが気がかりでした。
トッツィーのネタバレあらすじ:転
ある日、ジュリーに台本の読み合わせを頼まれたマイケルはドロシーとして彼女の家へ向かい、そこでジュリーが未婚の母であることを知ります。ドロシーの正体を知らないジュリーは女同士として接し、すっかり会話をしているうちに、マイケルはサンディと夕食の約束をしていたことを思い出し、彼女のアパートに急ぎますが、マイケルは女装した姿のままで入ったことから、サンディはすっかりマイケルがドロシーと関係があるのではと疑ってしまいます。やがてドロシーはドラマの役柄がすっかりハマってお茶の間の人気者にのしあがり、雑誌でもドロシーの特集が組まれるなど一躍大スターになっていました。
トッツィーの結末
ディレクターのロンもドロシーに機嫌を取るかのように“トッツィー”(可愛い子ちゃん)などと呼びかけますが、ジュリーはドロシーのアドバイスを受けてロンと別れることにしました。マイケルはドロシーの姿のままジュリーにキスをしようとして周囲からレズビアンと勘違いされてしまい、更にはサンディもマイケルの元を去っていきました。ジュリーの父レス(チャールズ・ダーニング)や医師役のジョン(ジョージ・ゲインズ)からも交際を迫られ、もはや“女優”を演じることに耐えられなくなったマイケルはドラマの公開生放送中にメイクを落とし、自らの正体を明かします。そしてマイケルは改めてジュリーに愛を伝え、再び元の役者生活に戻っていきました。
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