トップスターの紹介:2013年韓国映画。俳優志望のテシクが、人気俳優ウォンジュンのマネージャーから俳優になり、ウォンジュンのようなスターを目指します。いつしか壊れていくウォンジュンとの仲、徐々に変わっていくテシク、彼はどうなっていくのか・・・。華やかな世界の表と裏を描いた人間ドラマです。
監督:パク・チュンフン 出演:オム・テウン(テシク)、キム・ミンジュン(ウォンジュン)、ソ・イヒョン(ミナ)、アン・ソンギ(キム)、キム・スロ(ガンチョル)、カン・ソンジン(パク)、ほか
映画「トップスター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トップスター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トップスターの予告編 動画
映画「トップスター」解説
この解説記事には映画「トップスター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トップスターのネタバレあらすじ:起
人気俳優ウォンジュンのマネージャーを務めるテシクは、映画賞授賞式会場に入る前の準備をしています。去年に引き続き、今年も最優秀賞を受賞したウォンジュンを見てガッツポーズを取るテシク。受賞のコメントで先程テシクが話した内容をそのまま話すウォンジュンに、あっけに取られるテシクでした。
ウォンジュンを送る車に乗ってきたウォンジュンの彼女ミナ。ウォンジュンに彼女との2人の時間を与える為、雨の中、車から降りて外でカップラーメンを食べるテシクでした。
テシクの誕生日、ウォンジュンに小遣いをもらい、帰りの迎えは要らないと言われ、同居の親友と高級バーに行こうとするも断られ、いつもの酒屋バンクバーで飲むテシク。その夜、飲酒運転でひき逃げをしてしまったウォンジュン。自首をすると言うウォンジュンに会社側は身代わりを立てようと提案します。
自らが身代わりになると言うテシク。テシクが俳優志望だと知っているウォンジュンは、ドラマ“太陽に歌”でテシクに役を与える約束をします。テシクは新人俳優としてマスコミにも取り上げられる存在になり、成長を遂げます。
トップスターのネタバレあらすじ:承
それから二年が経ち、テシクはミナが代表を務める事務所に移籍します。以前からミナを意識していたテシクは、ミナと食事をした時にウォンジュンの電話にも出ず涙を流すミナを見ます。
監督に出演依頼を受けたテシクですが、監督から「君は大根役者だ、必要なのは演技力じゃない、イメージだ」「外見の裏にあるダサさが欲しい」と言われます。
ウォンジュンとバーで話すテシクは、ミナの事を話します「もう愛して無いだろう、何故手放さない?」ウォンジュンは「手放さないのはいとしくて愛しているから」テシクはウォンジュンにもらった腕時計を返して店を出ます。
ミナのバースデーパーティで、テシクはウォンジュンから「ミナが好きか、お前にやるよ」と言われます。
トップスターのネタバレあらすじ:転
施設に居る父親の事で過去が明るみに出る事を恐れたテシクは、自分の過去を封じる為に代わりにウォンジュンの過去の女性問題をキム記者に話します。
記者会見の後、ウォンジュンは自殺します。その後テシクはミナから、ウォンジュンはすい臓ガンで余命半年だったと聞かされ「もうトップスターなのに何をそんなに焦っているの?待てばよかったのよ」「これがあなたと彼の違うところよ」「あなたは貧乏くさいのお見通しよ」
テシクは自身で映画を製作し撮影に入りますが、現場でもウォンジュンの姿が見え、普通の精神状態ではありませんでした。
見かねた先輩俳優がテシクを楽屋に呼びます。「少し情熱がすぎるようだ」と言われたテシクは室長に「彼無しでも撮れる」「もう来るなと伝えろ」と言い、親友のマネージャーに対しても寄生虫だと暴言を吐きます。
「お前には、成功者になるより幸せになって欲しいよ」そう言うと、親友はテシクの元を去っていきました。
酔ったテシクは、ずっとひき逃げ事故のことでテシクを脅迫をしていたチョ社長から暴力を受けたその後、チョ社長を車でひき、殺人未遂で逮捕されます。
トップスターの結末
ミナはチョ社長の弱みを利用してテシクとの示談を了承させ、親友はテシクの面会に行き示談を伝え一文無しになった事を伝えると、自分はカナダに行くと伝え、「テシク、おしまいだと思ったらバンクーバーに来い」「ありがとうテシク、もう行く」親友は泣きながら帰って行きました。
出所したテシクはウォンジュンの墓参りに行き、花を手向けます。
父親に会いに行ったテシク「カナダに行こうか」荷物を整理するテシクは昔の携帯を手にします。そこには親友との写真や、駆け出しのころに初めて書いたサイン、大喜びのテシクの録音の声に、涙が止まらないテシクでした。
一からやり直そうと、以前「君は大根役者だ、必要なのは演技力じゃない、イメージだ」と声をかけてくれた監督に電話をします。
そこには、緑の中、何時間もボクシングの素振りをしながら監督を待つテシクの姿がありました。
以上、映画「トップスター」のあらすじと結末でした。
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