男はつらいよ 寅次郎子守唄の紹介:1974年日本映画。シリーズの14作目。下條正巳が3代目おいちゃんとして初登場。シリーズ最終作まで同役を演じることになる。また、シリーズ3作目「フーテンの寅」に出てきた春川ますみが別の役柄で出演している。
監督:山田洋次 出演:渥美清(車寅次郎)、十朱幸代(木谷京子)、上條恒彦(大川弥太郎)、月亭八方(佐藤幸夫)、春川ますみ(ストリッパー)、ほか
映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
男はつらいよ 寅次郎子守唄の予告編 動画
映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」解説
この解説記事には映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
男はつらいよ 寅次郎子守唄のネタバレあらすじ:起
おとぎ話の夢を見る寅さん。自ら神様となって、さくらと博の夫婦に子供を授けます。目を覚ますとそこは田舎の川べり。焼いた魚をイワシと勘違いして子供たちに笑われます。柴又では博が印刷機で怪我をし、一同が大騒ぎ。幸い大した傷にはならず、さくらも胸をなでおろします。その日の夕食時にとらやに帰ってくる寅さん。博の怪我の事から将来の話となり、寅さんは「貯金をしている」と告げ、おいちゃんたちを感心させます。しかしそのうち寅さんの話は不真面目な方向に脱線。またまた喧嘩となり、寅さんはすぐに店を飛び出すのです。
男はつらいよ 寅次郎子守唄のネタバレあらすじ:承
寅さんは佐賀県唐津へ。そこで女房に逃げられたという赤ん坊連れの男・佐藤と知り合い、一緒に旅館で酒を飲みますが、翌朝佐藤は赤ん坊を置いて逃げてしまい、寅さんがその子の面倒を見る羽目になります。仕方なく、子連れの姿でとらやへ戻る寅さん。てっきり寅さん自身の子供だと勘違いして一同は困惑。しかし事情を聞いて、おばちゃんたちがその赤ん坊の世話をすることに。その子が熱を出したため、さくらと博が病院に連れていきますが、その時に世話になった看護婦・京子が翌日とらやを訪れ、寅さんと対面。たちまち寅さんは彼女に一目惚れします。赤ちゃんにかこつけて京子に会おうと病院へゆく寅さん。しかし仕事をしている彼女の姿を見て後ろめたくなり、そのまま帰ります。
男はつらいよ 寅次郎子守唄のネタバレあらすじ:転
やがて、とらやへ佐藤が訪ねてきます。赤ちゃんの母親の友だちであるストリッパーも一緒でした。赤ん坊は無事彼らに貰われてゆき、一同も安堵。そのことを聞いた京子がとらやを再訪し、話をするうちに寅さんとも親しくなります。コーラスをやっている京子がさくらに「参加しないか」と誘うのを幸い、自分も練習場所へ顔を見せる寅さん。練習を見学しますが、付いてきた源公とふざけて皆を笑わせ、指導者の大川を怒らせてしまいます。さくらに言われて寅さんは謝罪のために大川のアパートへ。2人は酒盛りを始め、寅さんは大川が京子に惚れていることを知ります。酔っ払って意気投合した彼らはそのままとらやへ。
男はつらいよ 寅次郎子守唄の結末
そこには京子も来ていて、大川は思い切って愛を告白。その時は何も答えなかった京子ですが、翌日昼休みの時に大川を訪ね、その愛を受け入れます。大川は恋が成就したことを寅さんに報告。また失恋という結果になった寅さんは旅の空へ。唐津へゆき、今は夫婦となった佐藤とストリッパーがきちんと赤ちゃんの世話をしているのを確認するのです。
以上、映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」のあらすじと結末でした。
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