男はつらいよ 寅次郎相合い傘の紹介:1975年日本映画。浅丘ルリ子演じるリリーが再登場するシリーズ第15作。このシリーズでは珍しく、エリザベス女王の来日というトピカルな話題を扱っている。キネマ旬報ベストテンでは5位に入選。
監督:山田洋次 出演:渥美清(車寅次郎)、倍賞千恵子(さくら)、下條正巳(車竜造)、船越英二(兵頭謙次郎)、浅丘ルリ子(リリー)、ほか
映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
男はつらいよ 寅次郎相合い傘の予告編 動画
映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」解説
この解説記事には映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
男はつらいよ 寅次郎相合い傘のネタバレあらすじ:起
海賊になった夢を見る寅さん。奴隷商人から奴隷たちを助け、めでたしめでたしというところで目が覚めます。そこは映画館でした。一方、柴又のとらやでは来日したエリザベス女王のパレードのテレビ中継を見ながら、皆がワイワイと話しています。そこへやってきたのがリリー。2年ぶりに姿を見せたので皆喜びます。寿司屋の職人と結婚したはずの彼女でしたが、結局カタギの職業の人間とは合わず、離婚したとの事です。またドサ回りの歌手に戻った彼女はすぐに北の地方に巡業に出かけます。
男はつらいよ 寅次郎相合い傘のネタバレあらすじ:承
寅さんはその頃青森に。旅の途中、八戸の駅でボンヤリしていた男と知り合い、何となくその男を連れて回る羽目になっていました。兵頭というその男はサラリーマンですが、通勤途中で蒸発。1週間も奥さんや会社に連絡をとっていません。寅さんは仕方なくさくらに電話をし、彼女経由で兵頭の家族に彼が無事だということを伝えます。
男はつらいよ 寅次郎相合い傘のネタバレあらすじ:転
やがて、リリーと寅さんたちは屋台のラーメン屋で偶然再会。3人はそろって北海道の長万部まで汽車の旅をします。さらに小樽まで足を伸ばすと、兵頭は初恋の女性が住んでいることを思い出し、彼女に会うつもりになります。幸せに暮らしていると思っていたその堀田という女性は未亡人となり、喫茶店をやりながら子供を育てていました。苦労しているその姿を見て、兵頭はろくに話も出来ません。
男はつらいよ 寅次郎相合い傘の結末
これをきっかけに”女性の幸せ”という話題となり、寅さんとリリーは口論。リリーは彼らから去っていきます。兵頭も放浪をやめて帰宅。そして寅さんも久しぶりに柴又のとらやへ戻ります。リリーとの事を聞かれて喧嘩をした事情を皆に話しますが、そこへ偶然リリーが来店。お互いに喧嘩を後悔していた2人は会うなりすぐに仲直り。2人の余りの仲の良さに、さくらたちも彼らが結婚する事を期待するようになります。さくらがその事を口に出すと、リリーも結婚してもいい、という返事。しかし、お互いが渡り鳥だとわかっている寅さんは結婚を真面目には考えません。また旅に出た寅さんは函館のキャバレーの女給たちと再会。とりあえず彼女たちと温泉行の旅を共にするのでした。
以上、映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」のあらすじと結末でした。
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