映画「デビルズ・ゾーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デビルズ・ゾーンの紹介：1978年アメリカ映画。２台の車で旅をする５人の若者たちが、車の故障で立ち寄ったマネキン人形館で拉致されて驚愕の体験をするという、ホラー映画全盛時代初期のスラッシャー映画です。この時代特有のストーリーと展開が見ものです。若きタニア・ロバーツが出演しています。
監督：デイヴィッド・シュモーラー 出演者：チャック・コナーズ（スローソン）、ジョセリン・ジョーンズ（モーリー）、ジョン・ヴァン・ネス（ジェリー）、ロビン・シャーウッド（アイリーン）、タニア・ロバーツ（ベッキー）ほか
この解説記事には映画「デビルズ・ゾーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
2台の車で田舎道を旅行していた5人の若者たちでしたが、ウディとアイリーンの乗る車がパンクしてしまいました。ウディはパンク修理の為、タイヤを転がしながらガソリンスタンドを探しました。やっと見つかったものの、店主は不在で、近くの家を訪ねました。家の中にはマネキン人形がたくさん置かれ、不気味でした。やがて扉は閉ざされ、閉じ込められたウディは刃物で刺殺されました。
戻ってこないウディを探すため、1台の車に乗り込んだジェリー、アイリーン、モーリー、ベッキーの4人は、途中で『スローソンのマネキン館』という施設を見つけました。施設を過ぎたあたりで車がエンストを起こしました。ジェリーが修理している間、アイリーンら3人は湖で泳ぎ始めました。すると一人の中年男がやって来ました。男は「ここはかつては観光地で、湖で泳ぐにもお金を取っていた」と言い、「早く帰りなさい」と言って立ち去りました。
湖から上がった3人は車に戻りました。車はいまだに修理中でした。そこにさっきの中年男がやって来ました。車を直してやるから家に来いと言って4人を案内しました。男の家は『マネキン館』で、主人のスローソンでした。ハイウェイが出来るまでは沢山の人が来ていたが、今は閉鎖同様だという施設の中は、生活感の溢れるマネキン人形でいっぱいでした。そしてこの人形たちは弟が作ったものの、弟は町を出て行ったと言いました。
アイリーンが窓越しに向かいの家を見つけました。スローソンはデビー・クロケットが住んでいると言いました。その後スローソンはジェリーと共に、車の修理に向かいました。向かいの家が気になるアイリーンが一人で家に向かいました。話し声につられて中に入ると、全てマネキン人形でした。部屋を探していると、仮面を被った男が入って来てアイリーンは襲われました。
スローソンが帰って来ました。ジェリーは車が直らないので隣町へ行ったと言います。アイリーンが向かいの家に行ったきり戻らないと言うと、スローソンは探しにいきました。モーリーがテーブルの上にあったアルバムを見つけました。綺麗な女性が写っていて、ベッキーと見ているとスローソンが帰って来ました。スローソンはそれは死んだ妻だと言いました。
再び探しに行ったスローソンが居ない間に、ベッキーが向かいの家にアイリーンを探しに行きました。家の中にはスローソンの妻そっくりの人形がありました。その時、仮面をかぶった女装した男がやって来て、ベッキーは拉致されました。連れて行かれた部屋には、見知らぬ女性とジェリーが捕らわれていました。そして見知らぬ女は顔に石膏を塗られて殺されました。
この家の人形は全て、男が拉致して殺した女から作られていました。戻らないベッキーを探してモーリーが出て行くと、仮面の男に襲われ逃げました。その後、スローソンに助けられ、モーリーは仮面の男の話をしました。スローソンは「その男は弟だ」と言いました。
二人でベッキーらを探しに行くも、一人になったモーリーが仮面の男に襲われました。とっさに仮面を割ったモーリーが見たものは、スローソンでした。二人が争っている間に、ジェリーとベッキーが逃げ出しました。しかし、仮面男がスローソンだと知らない二人は、騙されて殺されました。スローソンはモーリーにすべてを話しました。
「妻が弟と不倫していたことから二人を殺し、忘れられない妻を人形にした」と言いました。そしてモーリーにここで一緒にずっといようと話していると、ジェリーが斧を持って助けにきました。しかしジェリーはマネキン人形でした。モーリーはとっさに斧を取り、スローソンの首に叩きつけました。そしてマネキン人形になったジェリー、アイリーン、ベッキー、ウディをジープに乗せ、逃げ去りました。
以上、映画「デビルズ・ゾーン」のあらすじと結末でした。
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