ブルース・リー/死亡の塔の紹介:1980年香港映画。親友のチン・クーの葬儀に行った兄のビリーが殺され、弟のボビーが真相を探るために日本に向かい、宮殿の中にある死亡の塔で兄ビリーの仇と闘うという、ブルース・リー主演のカンフー映画です。主演のブルース・リーは、すでに死亡していたために、過去の未公開フィルを編集しての出演で、格闘シーンなどはタン・ロンが演じたといういわくつきの作品です。ブルース・リーの格闘シーンが無い、日本の街や葬儀のシーンがおかしいなどと当時は酷評された内容ですが、今やカルトムービーとして、マニアの間ではプレミア級の映画です。
監督:ウー・シーユェン 出演者:ブルース・リー(ビリー・ロー)、タン・ロン(ボビー・ロー)、ウォン・チェンリー(チン・クー)、ロイ・ホラン(ルイス)、ミランダ・オースチン(エンジェル)ほか
映画「ブルース・リー/死亡の塔」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルース・リー/死亡の塔」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブルース・リー/死亡の塔」解説
この解説記事には映画「ブルース・リー/死亡の塔」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルース・リー/死亡の塔のネタバレあらすじ:起
ビリーは親友の拳法の達人のチン・クーに会っていました。チン・クーは今日も腕自慢から挑戦を受けていました。ビリーは弟のボビーに会いに実家に帰りましたが、弟はいませんでした。弟に拳法に精進してもらいたいと思っていたのでした。弟の部屋は散らかり、エロ本が散乱していました。
片付けしたあと、置手紙を書いて父親に会うと、チン・クーが日本で死んだ事を聞かされました。そして葬儀の参列と、銀座のバーで歌手をやっているチン・クーの娘のメイに会って来いと言いました。ビリーは日本へ行き、銀座のバニーガールのバーで歌っているメイに楽屋で会いました。チン・クーの話をした後、メイは父から預かったというフィルムをビリーに渡しました。
ブルース・リー/死亡の塔のネタバレあらすじ:承
ビリーを殺し屋たちが襲ってきました。楽屋で襲われ、路地でも襲われましたが、ビリーは敵を倒して切り抜けました。ビリーはシャーマンと一緒にチン・クーの葬儀に参列しました。途中でチン・クーの死に顔を見に行ったビリーでしたが、屈強な男たちに阻まれました。
その後、埋葬が行われますが、突然ヘリコプターが飛んできて棺を奪っていきました。ビリーはヘリコプターにぶら下がって上空まで飛び上がったものの、首を矢で討たれ、ヘリコプターから転落し死亡しました。
ビリーの葬儀は盛大に行われました。弟のボビーは、兄ビリーの死の真相を突き止めるために日本へと旅立ちました。空港でシャーマンに会い、フィルムを預かりました。そしてボビーらの師匠と一緒にフィルムを見ました。
ブルース・リー/死亡の塔のネタバレあらすじ:転
フィルムの中身はルイスという拳法の達人の宮殿が映り、チン・クーも映っていました。二人は宮殿で拳法を教えていました。ボビーが宮殿に行くと言うと、師匠は「生きて帰れないぞ」と忠告しました。宮殿に着くとボビーは歓迎されました。ルイスの宮殿はライオンが放し飼いされ、道場破りに来て敗れたものはエサにされると言いました。この日も二人の道場破りが来ましたが、ルイスによって簡単に倒されました。
深夜、ボビーが宮殿内を探っていると仮面の男に襲われました。翌日、ルイスに話をすると地下に作られた死亡の塔の話を聞かされました。この近くにあるはずだが知らないと言いました。
その夜、エンジェルという金髪美人が全裸でやって来ました。喜んだボビーでしたが、それは殺し屋だったためエンジェルを抑え込むと、ライオンの着ぐるみ男が入って来てエンジェルを殺しました。その頃ルイスは仮面の男に殺されていました。
ブルース・リー/死亡の塔の結末
ボビーは死亡の塔を探しに行きました。運よく石垣に入り口を見つけて入り込むとエレベーターがあり、地下に降りました。地下の部屋では次々と敵が襲ってきますが、敵をなぎ倒しながら、トラップの通路をロープで抜け、チン・クーの棺の部屋に入りました。見張り役の僧侶を倒し、棺を開けようとするとチン・クーが出てきました。チン・クーによると、麻薬密売で大金を稼ぐために自分の死を偽装したと言い、ビリーの死は偶然だと言って、自分の関与を否定しました。それでもボビーはビリーの仇だと、チン・クーに戦いを挑みました。流石にチン・クーは強く、一進一退の攻防が続きました。戦っている途中、起き上がった僧侶を上手く利用してボビーはチン・クーを倒しました。チン・クーはよろけながら、改めて棺の中に納まるのでした。
以上、映画「死亡の塔」のあらすじと結末でした。
「ブルース・リー/死亡の塔」感想・レビュー
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主人公はラストに死ぬか生きてハッピーエンドに成り映画は終わるモノそれが死亡の塔では主人公(B・リ-)が映画前半(約30分)で死ぬ⁉️
前代未聞…、香港では「死亡の塔」はB・リ-映画で無く((タンロン映画作品))と話題です(当時)私も納得してます‼️
映画全て素晴らしい…、只 死亡遊戯だけは、少し残念…、ソックリさんが似てないNGが、そのまま使用 只、もう一つ、欲言うとDVDには日本吹き替え晩なし吹き替え版作って欲しい…、