トロール・ハンターの紹介:2010年ノルウェー映画。ノルウェーの山林でクマの密猟が横行している事について取材をしていた大学生3人が、トロールハンターと言われる男と遭遇し、実際に伝説の妖精トロールを見て撮影してしまいました。トロールの存在を認めない政府の役人に追われる中、新たなトロールを探して車を走らせますが…という内容のノルウェーの疑似ドキュメンタリー映画です。伝説の妖精トロールを怪獣に見立てた作品です。
監督:アンドレ・ウーヴレダル 出演者:オットー・イェスパーセン(ハンス/トロール・ハンター)、グレン・エルランド・トスタード(トマス)、ヨハンナ・モールク(ヨハンナ)、トマス・アルフ・ラーセン(カッレ)、ハンス・モーテン・ハンセン(フィン・ハウガン)、トルン・ルーデメル・ストッケラン(ヒルデ)、ウルミラ・ベルク=ドマース(マリカ) ほか
映画「トロール・ハンター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トロール・ハンター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トロール・ハンターの予告編 動画
映画「トロール・ハンター」解説
この解説記事には映画「トロール・ハンター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トロール・ハンターのネタバレあらすじ:起
ノルウェーの山林でクマの密猟を調査して映画にする大学生のトマス、ヨハンナ、カッレの3人は、キャンピングカーで寝泊まりするハンスという男が密猟に関係していると見て、ハンスのキャンピングカーを張り込みました。夜になると出て行き、朝帰ってくるハンスに直撃インタビューをしますが、取り合ってもらえませんでした。それでも3人は調査を続けました。
近くでクマの死体が発見されました。ハンター達は別の場所で殺されて運ばれてきていると話しました。更にクマの足跡がおかしいとも言っていました。生物調査員で役人のフィンは、この辺りで行方不明者が出ているのは、全てクマの仕業だと取材陣に言っていました。トマスが「足跡が変だとハンターが言っている」とぶつけましたが、答えは同じでした。
トロール・ハンターのネタバレあらすじ:承
その夜、3人はハンスを追いました。森に着いてハンスの後をつけると巨大生物に襲われました。3人をハンスが助け、トマスの手当てをして車まで送りますが、車はメチャメチャに壊されていました。トマスはハンスに疑問をぶつけました。ハンスからの答えは驚くべきもので、全ては伝説の妖精トロールの仕業だと言いました。テリトリーから出てきて害を与えるトロールを殺すのが自分の役目だと言いました。そしてトマスに「自分の言う事を聞くなら一緒に居て撮影してもいい」と言いました。
早速撮影が始まりました。ハンスは3人に体を洗いトロールの匂いのクリームを体に塗らせました。トロールなんていないと雑談していたヨハンナとカッレの目の前にトロールが現れました。ハンスが紫外線照射の光を当てるとトロールは動かなくなりました。ハンスは石になったトロールを爆破しました。すると男たちが死んだクマを持ってきて放置し、フィンがクマの足跡をつけていました。
トロール・ハンターのネタバレあらすじ:転
翌日のラジオでは、先日の行方不明者はクマに食われたらしいと報道していました。ハンスは自分がトロールを殺す役で、フィンは事実を隠す役だと話しました。別のトロール退治のため、4人は出発しました。ある場所に行くとハンスは体を鎧で包み、トロールをおびき寄せました。トロールに襲われながらも今度は大型注射器を使ってトロールを爆破させました。
トロールの血を採取し、研究者のヒルデの所へ行きました。ヒルデはトマスたちに、トロールは太陽光線を浴びると、体内の物質に不具合を起こし、若いトロールは爆発し、高齢になるほど石化すると話しました。次に向かった場所ではトロールの群れに出くわし、カッレが襲われて死んでしまいました。トロールたちはテリトリーに戻ったため、殺すことは出来ませんでした。
トロール・ハンターの結末
新しいカメラマンのマリカが合流し、山岳地帯に向かいました。ハンスは大木の倒れている様子を見て60m級のトロールだと言いました。深夜、山荘で待っていると巨大なトロールが現れました。ハンスはおびき寄せて紫外線照射を当てますが、大きすぎて弱らせるのが精いっぱいでした。
トマスたちも車に乗り込みトロールを誘導しますが逆に襲われて車を失いました。それでもハンスはトロールに攻撃し爆破させました。国道を目指して歩いているとフィンがやってきました。カメラを取り上げようとしたため、トマスとヨハンナはカメラを持って逃げました。数日が経ち、政府はトロールの存在を認めました。
以上、映画「トロール・ハンター」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する