釣りバカ日誌10の紹介:1998年日本映画。スーさんが会社の経営方針で役員と対立、社長を辞めると会社を出ていった。仕事があって休みがあるから釣りが楽しいのだとハマちゃんに諭され、スーさんは再就職する。ボイラーの資格を利用してビルの管理会社に就職するが、派遣されたのが鈴木建設だった。変装して若い松五郎(金子賢)の助手として働き始めます。休日は釣りバカコンビに加えて、松五郎とその恋人みどり(宝生舞)と釣りをして過ごした。しかし、そんな中、みどりが実家に帰ってしまい騒動が起きる。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、金子賢(富田松五郎)、宝生舞(岩下みどり)、浅田美代子(浜崎みち子)、夏八木勲(岩下耕作)、中村梅雀(草森秘書室長)、上野友(浜崎鯉太郎)、ほか
映画「釣りバカ日誌10」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌10」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌10」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌10」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌10のネタバレあらすじ:起
アニメでハマちゃんとスーさんが船で釣りをしています。そしてスーさんだけが鯛を釣り上げます。ふて寝していたハマちゃんに当たりがあり、大きく竿が撓りかかったのは怪獣でした。二人を飲み込んだ怪獣は腹痛になるのでした。スーさんの家。妻が娘からお金のむしんを受けたことでスーさんは不機嫌です。運転手の前原は、娘が毎日弁当を作ってくれると話し幸せそうです。ハマちゃんはまた遅刻したので、みち子さんがはっちゃんに頼んで船で送ってもらいます。ハマちゃんは船の上ではっちゃんのご機嫌を取ります。会議室では雨風が凌げればいいぐらいの簡単な工法で立てられる建物を、鈴木建設でも着工すると提案されます。スーさんは、そんな建物に携わるのを反対していますが、役員は全員賛成しています。役員が一致団結していることから最初からそのつもりだったんだねと反論します。営業三課では、ハマちゃんが電話で取引先の部長に電話して本店の改築のについて読み出します。佐々木課長はその部長にやっと名刺交換が出来たと言います。ハマちゃんは釣り仲間だからと説明し、相手の部長に佐々木課長の話をすると知らないと言われてしまいます。ハマちゃんが、打ち合わせの約束を取って電話を切ると、佐々木課長はすねて後を向いています。
釣りバカ日誌10のネタバレあらすじ:承
会議室では、スーさんが対応年数の短いバラックのような建物を作るのは反対だと力説しています。それでも、役員は推し進めようとします。スーさんは、社長を辞めると言い三年前に書いた辞職願いを出して出て行きます。重役は、しばらく休んだら気が変わるだろうと話します。スーさんは運転手の前原と釣りに向かいます。浜崎家、ハマちゃんがテレビで年寄りが飛び降り自殺をしたニュースを見ています。エレベータで見かけたスーさんが元気がなかったこと。部屋の電気が点滅して、スーさんの写真が倒れて、心配になります。スーさんに電話しても出ないので、事故現場に行こうとします。そこにスーさんから電話があり、伊藤温泉に釣りに来ているからと、ハマちゃんを誘います。心配していたハマちゃんは怒って電話を切ります。スーさんは帰ろうとする前原を無理やり引き止めて釣りに誘います。翌朝二人は釣りをします。前原は初めての釣りに興奮しますが、スーさんはいつもの元気がありません。浜崎家にずぶ濡れのスーさんが来ます。迎え入れられたスーさんは、釣りに行ったのにまったく面白くなかったと話します。ハマちゃんは、それは仕事が忙しく、やっと休みが出来て釣りに行くから楽しいのだと話します。定年しても働かなければいけない人が多いと、スーさんに訴えます。スーさんは反省して、自分も働きに行くと言い出します。みんなで仕事先を探したら、年齢不問でビル管理の仕事が一つだけありました。スーさんは建築関係の仕事だから資格だけは沢山持っています。ボイラーの一級免許を持っていたので、ここに決めました。
釣りバカ日誌10のネタバレあらすじ:転
スーさんが面談に行くと就職が決まりましたが、派遣されたビルは鈴木建設でした。スーさんは松五郎と言う若い男性の助手として鈴木建設で仕事をします。帽子とマスクで変装しますが、営業三課に入った時に、ハマちゃんにすぐにばれます。ハマちゃんにいきさつを説明して、五郎がハマちゃんの釣りの弟子だと紹介されます。スーさんは、会議室の空調の点検に入り、重役たちが、社長がいなくてもこまらないと話し大笑いするのを見ています。スーさんは筋肉痛で毎日マッサージを受けていました。ハマちゃんから休みに釣りに行こうと誘われ承知します。湖で釣りバカコンビと松五郎と恋人のみどりの4人でマスを釣っています。みどりから松五郎がミュージシャン希望だと聞きます。スーさんは疲れ気味です。会社で総務課長からトイレットペーパーと洗剤の請求が増えていることで、係員に疑いをかけたので、スーさんが怒ります。総務課長はスーさんに首を言いつけます。社長室ではスーさんのことがばれます。そこに電球交換に来たスーさんをみんなで戻るように説得します。屋上でスーさんとハマちゃんがジェスチャーで、正体がばれたことを伝えます。夜、松五郎は居酒屋でスーさんの送別会を開きます。スーさんは、世話になったお礼を封筒に入れて渡します。部屋に帰って来たみどりは、松五郎がスーさんからお金を貰ったことを聞きます。みどりは取り上げてスーさんに返すと言います。スーさんが自分を奥さんと言ったことと、子どもが出来たらどうする?と松五郎に聞きます。松五郎は今は困ると言い、いつだったらいいの?とみどりが問いただすと松五郎は出て行ってしまいます。
釣りバカ日誌10の結末
ハマちゃんは九州へ出張に行くことに喜んでいます。ハマちゃんは、松五郎からみどりが出て行ってしまったと相談を受けます。松五郎が子どもはいらないと言ったのが原因だと手紙を残して田舎に帰ったのです。松五郎は子どもが出来たことは知らなかったので、そう言ってしまったと話します。みどりの田舎が北九州の八幡と聞き、松五郎を連れてハマちゃんも行くことになります。八幡に着いて、スペースワールドに勤めているみどりの父・岩下耕作(夏八木勲)に会いに行くと、頭から怒鳴られて二人は逃げるように離れる。みどりの実家に行くことにした二人は、長い階段を上り目前で松五郎一人だけを行かせます。ハマちゃんはタクシーに乗り釣り場に向かいます。みどりと対面した松五郎だが、みどりに追い返されます。帰り際に耕作に会い、家に入れてもらえます。朝になり、耕作とみどりは神社に参拝します。耕作は二人の仲を許したのです。スーさんが九州の門司港駅に到着してハマちゃんが出迎えます。スーさんが、ぬいぐるみの入ったベビー篭をを持参したので、ハマちゃんは妊娠3ヶ月だと怒ります。神社で内内の結婚式が始まります。ハマちゃんが仲人なのに、釣りをしていました。ハマちゃんが仲人の紹介をして、スーさんが親代わりの挨拶をしました。ハマちゃんはなんと、アロハシャツとウクレレでハワイアン高砂やを歌いました。腹を出し、桶を叩いてにぎやかです。会議室、九州の海岸線でで釣りのリゾート開発を現場の写真を見ながら説明しています。その写真を送って来たのがハマちゃんで、なんとその写真の中に小さくスーさんが写っていました。釣りバカコンビが北九州の船の上で釣りをしています。ハマちゃんに大きなスズキがかかり、スーさんがタモで引き上げます。
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