釣りバカ日誌イレブンの紹介:1999年日本映画。ハマちゃんは同僚の磯村志乃にウサギの貰い手を捜してほしいと頼まれ、釣りの弟子である宇佐美吾郎を紹介した。吾郎は貰ったうさぎを事もあろうに食べてしまったのです。それを知った志乃は気を失い営業三課は大騒ぎに。そんな吾郎が沖縄に転勤し、ハマちゃんもスーさんのお陰で社命で沖縄に行きます。スーさんをほったらかしにして釣りに出た吾郎とハマちゃんはエンジントラブルで遭難してしまいます。二人が打ち上げられたのは無人島。水も無く暑い日差しの中生きて帰られるのか。
監督:本木克英 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、村田雄浩(宇佐美吾郎)、桜井幸子(磯村志乃)、余貴美子(知念玉恵)、浅田美代子(浜崎みち子)、上野友(浜崎鯉太郎)、ほか
映画「釣りバカ日誌イレブン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌イレブン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌イレブン」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌イレブン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌11のネタバレあらすじ:起
ハマちゃんは太田丸でスズキ釣りをしています。ハマちゃんは釣り着を脱いでスーツ姿になり、このまま会社に向かえと言います。社長室。スーさんが専務から沖縄の風力発電の話を聞いています。営業三課で、女子社員の志乃が会社の屋上でうさぎを飼えないか?と佐々木課長に聞いて無理だと言われます。志乃は自分が飼っていたうさぎが大きくなり、ハマちゃんに貰ってもらえないかと言います。ハマちゃんは、釣りの弟子である吾郎を紹介して、電話で志乃の住所を教えます。吾郎はヘルメットをかぶったままで志乃のマンションを訪ねます。志乃は宅急便とカン違いしてはんこを渡すと吾郎も自然に受け取ります。受け取った箱が空っぽだと志乃が言うと、吾郎がこれにうさぎほを入れようと思いましてと答えます。ヘルメットを外し挨拶します。志乃は間違えたことを詫び、うさぎを手放す理由を話し、箱に入れます。吾郎はうさぎを入れた箱を積んで、バイクで田舎に帰り母に土産としてうさぎを渡します。
釣りバカ日誌11のネタバレあらすじ:承
太田丸で釣りバカコンビが釣りをして港に戻ります。浜崎家でハマちゃんとスーさん、そこにヒラメの刺身を持ってきたはっちゃんがいます。はっちゃんがみち子さんの為にも朝釣りだけはやめろと注意します。ハマちゃんは鯉太郎に釣りを仕込んで、浜崎流を作ると言うのです。あきれ果てて、はっちゃんもスーさんも帰ります。浜崎家でみち子さんの漬物を食べる口の動きに合わせて、ハマちゃんが踊ります。そして、みち子さんに近づき迫り、合体。重役会議。外国のSKコンサルタントに客観的に会社を診断してもらうことが決定します。会社の人間ドッグみたいなものです。そこで、クラーク社長が話します。この会社は魚の臭いがすると言うのです。エレベーターで会った社員が朝に50センチのカマスを釣って出勤したから魚臭いのだと説明し、仕事中起きていられるかどうかと言っていたと話します。こんな社員に給料を払っていると怒ります。役員がそんなやつはクビだと言うと自分の所の社員の悪口を言うなんて恥じるべきことだと注意して、ハマちゃんをかばいます。
釣りバカ日誌11のネタバレあらすじ:転
営業三課に吾郎が花束を持って入ってきます。志乃にうさぎを貰ったお礼です。ウサギは田舎に連れていったと話します。ハマちゃんがうさぎは田舎で元気にしているんだ?と言うと、吾郎は「いませんよ」と言います。そして「食べました」とさらりと言います。ハマちゃんは、何を言っているんだと笑うとみんなも笑います。しかし、ハマちゃんがじっと吾郎を見つめると静まり、吾郎はきょとんとしてます。ハマちゃんが、今冬に食べたの?と聞くと吾郎ははいと返事します。吾郎は、親父は猟が好きだから、さばくのはうまいんで、毛皮は後でマフラーにして志乃さんにあげると言っていましたと嬉しそうに言います。ハマちゃんが困惑して志乃を見つめると、志乃は後ろに倒れます。三課は救急車を呼べと騒然となります。日が変わり、ハマちゃんと吾郎が志乃のマンションに向かっています。吾郎は会わせる顔がないと、ハマちゃんだけに頼みます。ハマちゃんは、紹介した自分の責任もあるけど、食べるなら食べると言ってほしかったとぼやきます。ハマちゃんは志乃に、イスラムの人は豚を食べないとか、文化の違いを言い訳にしています。志乃もなんとか理解します。ハマちゃんが、吾郎は都会に向いていないと言うと、沖縄に転勤願いを出したと話します。志乃は自分も捨てようと思ったのだから、倒れたことを後悔します。吾郎が外にいると聞いた志乃は、吾郎を迎えに行きます。吾郎は攻められるとカン違いして、うさぎを食べただけで、会社中の人が人殺しのように言うのですか?と嘆きます。志乃が、楽しい話しをしましょうと誘うと吾郎は喜んでついて行きました。沖縄の吾郎からハマちゃんに船を手に入れたことと釣りに誘う手紙が届きます。ハマちゃんが沖縄に行く為に、みち子さんは誰かが死んだことにすればいいと言いますが、ほとんどの親戚をもう殺してしまいました。みち子さんが、私を殺してと言うとハマちゃんが踊りながら寝室に入り、合体。社長室では、スーさんが沖縄に風力発電を見学に行くことになりました。向こうで釣りをしたら?と勧められ、誘導してハマちゃんを選ぶようにしました。営業三課では、ハマちゃんが沖縄行きの休みを取るために、腹痛の仮病。そこに、沖縄に行くように社命が下ります。沖縄で、スーさんとハマちゃんがクルージングをしています。スーさんが戻ると言うのでハマちゃんが泳いで帰ったら?と言った後、スーさんの姿が消えます。スーさんを探している時に、誤ってハマちゃんが海に落ちます。スーさんが気づいて、浮き輪を投げて助けます。
釣りバカ日誌11の結末
ホテルでスーさんは、電力会社の人たちと会います。ハマちゃんは吾郎と酒場で飲んで踊っています。ハマちゃんはホテルには戻らずスーさんをほったらかします。翌朝、ハマちゃんは吾郎の伝助丸に乗り、釣りに出ます。スーさんはタクシー運転手の知念玉恵に沖縄を案内してもらいます。沖縄記念館を見学して、スーさんはしんみりとなります。一方のハマちゃんと吾郎は、夢中でシイラを釣ったり、マグロまで釣って超ご機嫌です。スーさんは兵隊の時に沖縄に来たことを話し、彼女の家でご馳走してもらうことになります。彼女が亡き夫の後を継ぎ、タクシー会社を経営していると聞きます。海では雨が降り伝助丸がエンジントラブルで漂流します。スーさんは、食事をしながら、知念家族の歌と踊りで心休められます。雨があがり、遭難した二人は無人島に漂着します。スーさんは風力発電の見学をしています。ハマちゃんと吾郎は一本のヤシの木の陰で寝ています。吾郎は志乃が好きだと告白します。水もなく、ハマちゃんはみち子さんの幻覚を見ます。吾郎がみち子さんに見えて、キスをします、逃げる吾郎を抑えつけた時に、別の船に発見されます。スーさんは、玉恵に見送られて飛行機で帰ります。ハマちゃんたちは救助されて伝助丸と共に牽引されます。役員会議。予備診断の結果、リストラなど大きな変革が必要だと診断されました。スーさんが意見を述べます。ハーレーダビットソンの話をします。自分は終身雇用制を重視し景気が悪いからといって社員を追い出してまで会社を守る気はないと話します。その責任は自分が負うことを話し、異論があれば役員会にはかり、進退を決めてほしいと話します。役員全員がスーさんに拍手します。社長室に戻ると社長をほったらかしたことでハマちゃんの処分を聞かれ、スーさんは島流しの罰を言いわたします。営業三課にもどったハマちゃんは元気な声で挨拶します。課長が、志乃が退職すると発表します。理由は沖縄の吾郎と結婚するからです。吾郎とはメール交換を続けていたが、入院をきっかけにプロポーズしたのです。ハマちゃんが二人が遭難して入院したことを話します。志乃は吾郎がハマちゃんの奥さんへの一途な思いを見て決断したと話します。そして、結婚を承諾したと報告します。ハマちゃんは喜んで志乃に礼を言います。三課で、うさぎにひっかけて、ふるさとを合唱します。そこに人事部長が来て、島流しになるかもと聞いて想像を膨らませます。しかし、これはハマちゃんを喜ばせるだけなので、処分保留になりました。桟橋で釣りをしていたハマちゃんの仕掛けがお祭りになりました。誰とお祭りになったのかと顔を上げるとそれはスーさんでした。ハマちゃんがスーさんに近づき巻き上げると、一匹の魚が二人の針を飲み込んでいました。
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